助産師としての働き方

幸せの瞬間に立ち会えるやりがいのある仕事。自己の成長を感じながら、楽しく過ごす毎日!

PROFILE

医療法人秀明会 小池病院

中岡絵美さん

助産師歴 5年
出身校所在地エリア 広島県
病院所在地 広島県
診療科目 産科・婦人科・麻酔科

1年間に100例ほどの介助を経験し確実に成長。学ぶ機会もたくさんあります。

分娩室でお産の介助をするのが主な仕事です。新生児室で授乳や沐浴の指導をしたり、外来で母親学級や妊婦健診、産後健診の対応をしたり、病棟で切迫流産や切迫早産の方の看護をしたり、妊娠から分娩、産褥期まで、幅広くお母さんと赤ちゃんに関わり、順調に経過できるようにサポートしています。
入職5年目ですが、1年間に100例ほどのお産の介助をしているので、単純計算でも500例は経験したことになります。当院は大学の先生が実践を積むために勉強に来られるほど実績が豊富な病院なので、現場を踏む数はかなり多く、日々の仕事の中で実力がついていると感じています。
国家試験の勉強や学校で学んできたことには決まった答えがあります。でも、お産は一人ひとり違うので、教科書で学んだことが当てはまらないこともあります。ただ、先輩の指導を仰ぎながら経験を積むと、身体でなんとなくわかるようになっていきます。「この患者さんはお産が早いな」「これはちょっとおかしいな」とか、実際に現場で体験しなければわからないことばかりです。
私はゆっくりゆっくり育ててもらったので、およそ3年で分娩室の夜勤を一人で担当するようになり、その後半年経って、ようやく一人前になったかなと自分でも思えるようになりました。当院にはキャリアの長い看護師さんも多く、夜勤などで不安なときはどんどん相談して教えていただくなど、チームワークや雰囲気がいいのもうれしいですね。12名いる助産師の中でも中間のキャリアに達し、最近、少しずつ後輩の指導もするようになりました。
病院内の委員会活動では、現在勉強会を担当し、月に2回、緊急時の対応やケアの改善など、「いいケア」を目標とした多彩なセミナーを開いています。さらに外部の勉強会に先輩と一緒に参加するなど、実践とともに知識の習得にも努めています。

生まれた瞬間のお母さんの笑顔を見るのがうれしい。お礼の手紙は大切な宝物です

赤ちゃんが生まれた瞬間のお母さんの顔を見るのが一番うれしいですね。すごくしんどくて、「いやだ」と言われていたお母さんも、生まれた瞬間「かわいい」と笑顔になられたり、涙ぐまれたり。当院はご本人が承諾されれば、ご主人やご両親、お子様も立ち会うことができるので、立ち会われたご主人が号泣されることも珍しくありません。そんな幸せの瞬間に立ち会えるのは何よりの喜びであり、大きなやりがいにつながっています。
助産師の仕事は「おめでとうございます」ということがすごくたくさんあって、その日によって変化があるのもすごくおもしろい。でも、おめでとうではない場合もあるので、その点においては経験を積むことが大切だと思います。
思い出に残っていることも多々あります。以前、他の病院で帝王切開をされた方が、条件が整えば経膣出産できるという理由で、当院を選んで来られたことがありました。「前回は、手術のため赤ちゃんが生まれた瞬間を覚えていないので、今回は生まれてすぐ赤ちゃんに会いたい」そう希望されていました。しかし、陣痛は来たけれどお産が進まなくて、結果的には帝王切開になってしまいました。手術直後に赤ちゃんの顔を見せてあげると泣いて喜んでくださり、私も感動してもらい泣きをしてしまいました。その後、会うたびにお礼を言っていただき、さらにはお礼状もいただきました。相手の気持ちになってケアすることの大切さを再認識した出来事でした。
このように、関わった方からお手紙をいただくこともあり、そのたびに喜びを感じます。手紙は自宅に持ち帰って、綺麗な箱に入れて大切に保管しています。将来、自分の子どもに「お母さんはこんな仕事をしているのよ」と言いながら見せてあげるのもいいかなって思っています。

自分の妊娠・出産経験を通して、大きく成長したい。働きやすい環境も整っています。

現在、妊娠中で、数カ月後に出産予定です。今までは、先生が大丈夫と言われたら順調なんだと思っていたのですが、実際に自分が妊娠すると、ちょっとしたことでも不安になってすごくドキドキします。「先生は大丈夫と言われたけど、本当に大丈夫なの?」と、知識がある私でもこんなに不安なのだから、お産が初めての患者さんはもっと不安だろうなと思います。しかも、わからないことがあると余計に不安が強くなると思うので、丁寧に説明することがどんなに大切かということを実感しています。
当院には「バースプラン」というのがあって、どういうお産をしたいかを母親学級の際に紙に書いてもらい、患者さんと助産師がその内容について話をします。自分の妊娠を通して、こんなふうに言ってもらった方がうれしいとか、こんなことを知りたいとか、患者さんの視点で理解できたような気がします。これから実際に育児をすることによって自分の経験したことを含めてアドバイスの幅を広げることができるかなと思っています。
産休・育休後、1年後に復職する予定です。これまで、出産を経験した先輩方はほとんどの方が復職をされており、職場にはみんなで助け合っていくという環境が整っています。妊娠中も勤務表や仕事内容を配慮してくださったり、困ったことは手伝っていただいたりして、本当にありがたかったです。出産・育児後には、一回りも二回りも大きくなって戻ってきたいと思っています。
まだまだ勉強や経験が足りないこともありますが、初心を忘れず、常にたくさんのことを吸収して、患者さんが安心してお産できるように「いいケア」を目指したい。「中岡さんに聞けば安心、何でもわかる」と患者さんや後輩に思ってもらえるような助産師になりたいと思っています。

後輩へのメッセージ

助産師の仕事は生命と直接関わる、とても責任のある仕事です。その分、生命の大切さをしっかり感じることができ、とてもやりがいがあります。患者さんのケアを通して、感謝してもらえることも多々あります。一人前になるまでも、一人前になってからも厳しいことはたくさんありますが、それ以上に喜びが多く、毎日が楽しい。この仕事を選んで本当によかったと思います。興味がある人には絶対おすすめの仕事です。
時間をかけてじっくり学べるのは学生時代だけです。あやふやな知識は現場では役立ちません。基本的なことは学生時代にしっかり身につけてきてくださいね。実習や課題に追われて大変だと思いますが、しんどくても乗り越えることができれば、そのうちに絶対に楽しいと思うときがやってくるので、がんばってくださいね。
助産師仲間が増えることを楽しみにしています!!

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