実習悩み相談室 こんな時、あなたならどう考える?

看護学生にとって自分の看護観を形作る重要な時間が「看護実習」。
とくに臨地実習では誰もが苦労や挫折を経験するようです。

この連載は実習での起こったトラブルとその対処方法を紹介します。
いま、この記事を読んでいるあなたならどう考えますか?たくさんの意見の中から自分なりの看護を考えてみましょう。

その他編 CASE7 グループワークが苦手ですくりりん(専門学校1年生)

グループワークが苦手です

現在、看護専門学校に通う一年生です。

学校では数多くのグループワークがあるのですが、私は苦手です。

まず、もともと自分の意見や思いを伝えるのが苦手で、自分のいうことが拒否されないのか躊躇してしまいます。

また、しっかり話は聞いているのに、話の内容がわからなくなることがあります。

基礎の実習でリーダーを任されることがあったのですがとても困りました。

看護師の仕事も話し合いの場が数多くあります。

仕事で会話についていけるか不安です。

もっとグループワークで自信をもち、やっていきたいのですが。

どうやって乗り切ったか

克服できていません。

今も苦手なままで、まだ悩み中です…。とても困っています。

多くの考えが挙がるとより参考になる! 匿名でつぶやいてみよう!(200文字以内)

みんなのつぶやき

あまりいいアドバイスができないけど、私もGWが大の苦手です。議題が難しくて何を話したらいいかとか、周りが何を話しているのかわからなくなってしまいます。でも、わからないままだとモヤモヤしてしまうので、できるだけ話を聞いてそれでもわからない場合は、班の子たちに質問するようにしてますよ!

しっかり話は聞いてるのによくわからなくなること、わたしもあります!わたしはメモを取るようにして、相手の言いたいことがわからないときは質問タイムに聞き返すようにしています。

自分と違った視点に気付けると思うので受けとめることも大切だと思う。

私もグループワーク苦手です…。みんなでやるなら一人で考えた方が楽だ。と思ってしまいます。けれども、やはり考え方はみんな違います!10人いればみんな違った考えをもっています。みんなの意見をしっかりと聞く。自分の意見をしっかりと伝えられる。そんな関係になれるといいですよね!!

私も苦手なまま大学四年目を迎えてしまいました^^; でも回数を重ねるにつれて少しずつ要領は見えてくるので恐れずに挑戦することがいいと思います^^

まずは優秀なリーダーさんを真似してみるとかはどうでしょうか?

くりりんさん、ご質問ありがとうございます。

この1年、きっといろいろなことを学び、考えてきたと思います。

さて、グループワークは1つの症例やテーマで、それぞれの意見を発表し合う場。看護学生におけるグループワークの目的は、コミュニケーション能力とチームワーク能力の向上です。それらの能力は、これから看護師として臨床に出て行くうえでとても重要だからです。

また、1つの目的を改善するために、グループワークのチームメンバーと学習したり意見を発表すると、自己表現の仕方も学べ、発言、行動に責任感も生まれます。

ただ、同じテーマでも、「自分はこう思うからこの方が正しい」「その考えや行動は違うと思う」など、同じ看護師を目指していても、意見や看護観は人それぞれです。

そのため、時に意見がぶつかり合い、険悪なムードになったり、喧嘩をしたりすることもあるかもしれません。でも、それがその人の個性だったり、日常生活では気が付かなかった熱い想いだったりもするのです。それに、自分にない意見、考え方があることに気付かされると結構衝撃だったりしませんか?

「意見を否定されたり、誤解されたりしたらどうしよう…」と思う気持ちが発言を留まらせてしまうかもしれませんが、それを恐れていては、新しい意見に気づくことはできないのです。

私も子供の頃から人前での発表が苦手で、「できることなら避けて通りたい」とばかり思ってきました。だから、くりりんさんの気持ちがよくわかります。

しかし、これから先、リーダー業務や看護研究など発表の場は常にあります。学生時代のうちに、自分の考えを言葉にして発することは、今後の自信や成長にも繋がると思いますよ。

2年生になり、実習が本格的になると、病棟でのカンファレンスや症例発表など発言の場が増えてくると思いますが、構えず自分の言葉で気持ちを出していけると良いですね。

しっかり人の話を聞ける人は、しっかり自分の気持ちも言える人。頑張ってくださいね、応援しています。

プロフィール

ナースいぶき

南国出身。看護学生時代は学費捻出のため、バイトに明け暮れる毎日。 (恥ずかしながら追試が多かった…(^_^;))
就職後、内科、循環器など、数々の科を経験。現在、仮面ライダーにハマっている夫、泣き虫な4歳の息子、おてんばな2歳の娘、おばあちゃん猫(♀)と暮しながら育児とナース、医療ライター業をこなすパワフルアラフォー。

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