慶應義塾大学病院

  • 所在地:東京都
  • 病床数:960床
  • 看護師数:1102名
三交代 三次救急 寮・住宅補助あり 資格支援あり 退職金制度あり 奨学金制度あり 託児所あり マイカー通勤OK

医療の変化と共に進化を続ける慶應看護部

教育・研修

個々の目標や看護観を尊重し、多様な個性に応じた研修を実施している慶應義塾大学病院。教育担当を務める太田さんと、若手看護師の濱崎さんにお話しを伺った。

一人ひとりの個性を尊重し、強みを伸ばしていく研修

看護部では、あらゆる領域・対象(急性期~終末期、疾患、年齢など)において、高度先進医療に対応できる臨床実践能力の高いジェネラリスト・ナースの育成に力を注いでいます。独自に発展させてきたジェネラリスト・ナース育成の枠組みとして「慶應看護師の発達モデル」があります。このモデルでは、ジェネラリスト・ナースとしての成長を「ふくらみ」として表現しています。単に経験年数だけで評価するのではなく、一人ひとりの個別の能力・多様な個性を尊重し、それに見合った目標設定や学習計画につなげています。

ですから、成長を支援するためのさまざまな教育プログラムへの参加は、入職からの年数で組み込まれるものではありません。個々の学習ニーズに応じた教育プログラムを選択し、受講します。各プログラムでは臨床の場面をできるだけ具体的に想起できるよう、実際の資材やシミュレーター、模擬患者さんを活用したシミュレーション教育をはじめ、少人数で互いに気づきを表現し学び合うグループ学習などがあります。指導者には専門・認定看護師や臨床指導ナースが活躍しています。さらに自己学習支援として動画学習やシミュレーションラボでの自主トレーニングも行える環境が整っています。

とくに新人の教育プログラムでは看護過程のフィジカルイグザミネーションからフィジカルアセスメント、臨床判断、看護過程の実践・評価へと広がる体系的な学習を提供しています。新人看護師は入職時に「私はこんな看護師になりたい」というレポートを提出し、各部署では1年後、なりたい看護師に近づいているかを振り返り、また新たな気持ちで2年目に臨めるように支援しています。これから入職される皆さんには、理想とする看護師像をしっかりと思い描き、自分自身が大切にしている看護を実践していけるようになっていってほしいですね。
〈看護師(教育担当)/太田 佐知子〉

平均在職年数が長いベテラン看護師も多数。現場の教育体制は充実しています。(太田)

2年目以降も継続的に成長するためのサポートを展開

私が大切にしていることに、実践に活きる研修、その向こうに患者さんがいる、ということがあります。集合教育で学んだ知識・技術に本人と患者さんの個性を加え、状況に応じた実践につなげていくことが理想的な看護の姿なのではないかと思うのです。ですから、2年目以降の看護師を対象とする研修では、実践に活きるトレーニングにさらに焦点を当て、一人ひとりの看護観や持ち味を引き出していきたいと考えています。

教育担当として、研修を受けた新人看護師が「自分で考えて仕事ができるようになり、やりがいを感じられるようになった」と言ってくれたときには、私自身、大きな喜びを感じています。私は教育担当として入職時のオリエンテーションから配属までの橋渡し役も担います。夏には直接新人看護師の実践に教育担当が同行して、実践できていることや困っていることを一緒に考えたりもします。これらは集合教育にフィードバックして、さらに実践に活かせる研修になるようにしています。教育担当として配属後も相談にきて下さる方もいて、悩みなどを遠慮なく話せる存在でありたいと思います。

教育プログラムは、つねに病院を取り巻く環境や人の変化、新しい教育方法などにも目を向け、より受け手のニーズにこたえられるよう評価と実施を繰り返しています。教育担当スタッフの育成についても、個々の強みや課題を意識して取り組み、新たに「教育に携わってみたい」という看護師が増えていってくれるよう、自分の背中を見せていきたいですね。これからも一人ひとりが自分らしい看護師人生を歩んでいけるよう全力でサポートしていきたいと思います。
〈同上〉

福沢諭吉の「独立自尊」の精神に基づき、ジェネラリストナースを育成しています。

プリセプター研修を受けて

入職してからの1年間は、看護師としてだけでなく社会人としても学ぶことや身につけることがたくさんありました。その中で看護技術の習得や勉強のサポートだけでなく、精神面でも支えてくれたプリセプターの存在がとても大きかったことを覚えています。この1年で看護師としての礎を築くことができたことから、私も新人看護師の大事な成長過程をより近くで支えたいと思い、多方面からサポートできるようなプリセプターを目指しプリセプター研修を受講しました。

プリセプター研修は、新人看護師の成長過程や、時期によって変化する心情・行動の傾向に合わせたカリキュラムになっており、その時期に合わせてプリセプターが指導を行えるような工夫がなされています。時期に応じた傾向を知ることで、指導や学習の進め方を考え、新人看護師の抱きやすい気持ちに寄り添えるような関わりを意識することができました。

研修では指導場面における相手の考えを引き出しやすい聞き方や、考えることを促す質問方法、相手の緊張を緩和できるような関わり方を学び、それらを意識して新人看護師とコミュニケーションをとることができました。その結果、新人看護師は自ら考えて行動できる習慣が身に付き、私も相手の思考過程や行動の意図を知ることで、より的確な指導を考えることに繋がったと思います。

プリセプターとしての私は、掲げていた理想のプリセプター像を実現できずに悩むことや、指導がうまくいっていないのではないかと焦りや不安を抱くこともありました。新人教育の難しさを何度も感じる中、研修で同様の悩みを抱えるプリセプターと共感したり、解決するための方法を考えたりすることで、未熟だと感じていた自分を受け入れることができました。

1年間の研修を経て、看護師としての自分の在り方を見つめ直し、指導的立場を意識したメンバーシップをとれるようになりました。新人看護師が成長し、看護観を見出していく姿を見ることは、私自身が大切にしている看護観について再考するきっかけになりました。また、どのような働きかけをしたら、個々の看護師の成長に繋がるのかについても積極的に考えるようになりました。この研修で得た知識と経験を活かし、これからはより質の高い看護を提供するために、新人看護師だけでなく個々の看護師の成長に働きかけていきたいです。
〈濱崎 有希子〉

指導してくれる先輩たちがいるので、わからないことを質問しやすい環境です。(濱崎)

学生の皆さんへのメッセージ

自分らしく生きるには、どんな生活スタイルが合っているかを考えた上で、『どんな看護師に成りたいのか、自分の大切にしたい看護とは何か』を考え、自分らしく輝ける職場を見つけられるよう応援しています。
<太田 佐知子>

病院基本情報

問い合わせ先 看護部事務室 採用担当  
TEL:03-5363-3719
FAX:03-5363-3720 
Email:k_saiyo@info.keio.ac.jp
住所

160-8582
東京都新宿区信濃町35番地

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アクセス JR中央・総武線「信濃町駅」下車、徒歩1分
都営大江戸線「国立競技場駅」下車(A1番出口)、徒歩5分
東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」下車(1番出口)、徒歩15分
東京メトロ半蔵門線・銀座線「青山一丁目駅」下車(0番出口)、徒歩15分
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