中電病院【中国電力(株)】

先輩情報

• どのような仕事をしていますか？
• 仕事をするにあたり心がけていることは？
• 特に印象に残っているエピソードは？（辛かった出来事など）

どのような仕事をしていますか？

　外科・婦人科・泌尿器科・皮膚科の混合病棟で、主に手術を受けられる患者さまの看護を行っています。手術前後の不安を和らげられるような関わり、安全な周術期管理を意識しています。
　また、ターミナルの患者さまも多く、苦痛な様子を間近でみて辛く感じることもありますが、患者さまの意思を尊重しながら希望する最期が送れるよう日々病棟内でカンファレンスを開き、緩和ケアチームを含めて関わっています。一年間働く中で、先輩方が実践される患者さまとの関わりを見て学んだり、プリセプター・アソシエイト（※）を始めとした先輩方からの指導や毎日の振り返りの時間を通して、知識や技術を深めることができたと思います。患者さまの状態が回復し、笑顔で退院される時は一番やりがいを感じる瞬間です。
（※プリセプターとは新人看護師に対して日々の業務の指導や相談を行い、アソシエイトとは実践的指導を行うこと）

仕事をするにあたり心がけていることは？

　患者さまと接する際に心がけていることは、患者さまが今何を必要としているのか心情を理解することです。積極的に会話し思いを知ること、生活背景を含め患者さまを理解するように努力しています。入院という普段とは異なる環境や、治療に対する不安など様々な思いを抱えつつも、中々思いを表出できない方もおられるため、患者さまが話しやすい雰囲気作りや傾聴する姿勢を大切にしています。
　また、円滑に業務を進めるために、一緒に働くスタッフへの報告・連絡・相談を心がけています。一年目は先輩の指示のもと行動に移すことが多かったため、今後はアセスメントし自己の考えを先輩へ伝え、積極的に行動できるよう意識していきたいです。

特に印象に残っているエピソードは？（辛かった出来事など）

　ミスが続いてしまった時は「あの時確実に確認していれば」と感じ、辛く落ち込みました。なぜミスをしてしまったのか原因を考え、先輩へ相談しこれからどのように対策していけるか一緒に考えてもらいました。辛い経験でしたが、同じ失敗を繰り返さないよう気を引き締めて業務にあたるようになりました。
　看護師として関われて良かったと感じた経験は、患者さまから辛い気持ちや不安な気持ちを打ち明けてもらえたことです。患者さまから「誰にも気持ちを話すことが出来なかったから話せて良かった。」と伝えてもらった時は嬉しく感じました。患者さまの傍に寄り添い、思いを引き出し看護に繋げていけるよう今後も努力していきます。