
- 所在地:茨城県
- 病床数:320床
- 看護師数:231名
仕事を通して自己成長を図り、長く看護師を継続できるように支援します!
Topics :
合説出展情報 :
教育・研修
呼吸器疾患の治療と重症心身障害児者の療育に特化した茨城東病院では、新人もベテランも学び続けられる教育が整備されている。3名の看護師の視点から同病院の教育研修について語ってもらった。
先輩たちの手厚い支援のもと、一歩ずつ成長を遂げる
スタッフ同士が何でも相談できる職場風土のため、新人看護師も安心して成長できる。
中高生時代、命を救う最前線に立つ医療従事者を描く医療ドラマに魅了されたことから、将来は看護師になりたいと思うようになり、大学は看護学科に進学。就職先としては明るい雰囲気の病院を条件に見学へ回ったところ、強く印象に残ったのが茨城東病院の重症心身障害児者病棟でした。患者さんに明るく寄り添う看護師たちの姿を見て私もここで働きたいと思い、入職を決めました。
入職1年目は「フォスター教育システム」により、先輩看護師の密度の濃い指導を受けながら学びを重ねました。二人三脚で指導してくれるプリセプターは年次の近い先輩が担ってくれて、毎日の悩み事などもためらわず相談することができました。また、研修のプランなどを策定してくれるアソシエイトはキャリアのある先輩が担当。私の成長度合いに合わせた教育カリキュラムを作っていただきました。並行して月1~2回程度の研修も行われ、技術の基礎、メンバーシップ、多重課題、急変対応などをテーマに、実践的なスキルを習得。充実した研修体制が整っているため、着実に学びを深めることができています。
大変に感じていることは、重症心身障害児者病棟の患者さんは言語的なコミュニケーションが取りづらいため、意思疎通が簡単ではないという点に尽きます。どのように患者さんの想いを汲み取るか迷うこともありましたが、先輩たちが患者さん一人ひとりの特徴を細かく教えてくれたおかげで、次第に状況に応じた看護を実践できるようになりました。足りない技術を学ぶために何度も見学するなど、優しい先輩たちに囲まれて毎日の仕事に励んでいます。配属当初、人見知りの患者さんが見知らぬ存在である私を警戒してしまい、食事の介助をさせていただけない、といったことがありました。しかし、先輩に教わった通り、ちょっとした表情の違いを読み解きながら距離を縮めていくと笑顔で返してくれるようになり、食事の介助もさせていただけるようになりました。患者さんから信頼され、頼られる瞬間が何よりの喜びです。
以前に比べればできることも増え、成長したと思えることも多くなりましたが、まだまだ足りないことも多いと痛感しています。臨機応変に対応できる看護師を目指すべく、先輩の対応方法から学び取り、身につけたことをしっかりと復習しながらより患者さんに貢献できる存在になりたいです。
<重症心身障害児者病棟 看護師 安 りりか>
その人らしいキャリアが積めるように、徹底サポート
専門領域を有している病院だからこそ、明確な目標を持って自分を高めることができる。
茨城東病院では、看護師の成長を「看護職員能力開発プログラム」ラダーレベル1からレベル5までの5段階に細分化した院内教育体系を整えています。国立病院機構共通の教育プログラムを土台にしながら、呼吸器疾患と重症心身障害児者に特化し、当院の特色を考慮したプログラムを構築することで、当院の患者さんに貢献できる看護師を育成してきました。キャリアプランも多彩で、認定看護師、専門看護師などにステップアップするために勉強することも可能ですし、看護部長や看護師長といった看護管理者を視野に入れて自己研鑽を積むこともできます。
私は重症心身障害児者病棟の看護師長として、約40名の看護師を束ねています。「患者さん・ご家族の立場に立ち、誠実で思いやりを持った看護」を実践するべく、看護師一人ひとりの状況に合わせたサポートを行ってきました。どうしても看護師によって得意・不得意がありますが、その人の希望はもちろん、ライフサイクルも考慮しながら適切な支援を行っています。
そもそも看護師は技術職であり、定期的にできること・できないことを振り返る場面が多い仕事でもあります。特に1~2年目はできない自分に向き合う時間が長く感じるかもしれませんが、将来“あのときの振り返りがあったから、今の自分にとってプラスになっている”と思える瞬間が訪れるものです。日々のサポートの中でもしっかりと看護師が自分を顧みられるような機会を作り上げていくことが看護師長として大切だと思っています。
看護師長として個々の考えをヒアリングするべく、年2回ほど個別でのキャリア面談も実施しています。面談で私から諭すようなことはせず、本人の意志を尊重することは大前提としています。ただし、「認定看護師になりたいけれども、子育てがあるから諦める」といった話を聞いた場合は、キャリアを断念することのないように支援することを強く意識しています。最近は多様な働き方を支援する制度も整っており、認定看護師に挑戦するための費用も援助してくれるため、本人次第でいくらでも選択肢が広がるということを伝えています。目の前の看護に向き合うスタッフの夢を広げるためにも、これからも個々の成長をしっかりと支え、より充実感と達成感が持てる看護ができるように支援し、共に成長していくことが目標です。
<看護師長 佐々木 美紀>
入職20年を超えてから認定看護師にチャレンジ!
学習したことを周囲に伝えて、チーム全体の底上げにもつなげている。
私は、茨城東病院に入職以来、25年ほどキャリアを重ねてきた私ですが、その大半の年月は呼吸器内科病棟で勤務してきました。さまざまな背景を持った患者さんが入院する病棟ですが、誤嚥性肺炎を患う高齢者がかなりの数にのぼっています。その中には認知症患者もおり、普段の生活ではあまり見たことがない点滴や酸素治療に困惑してしまうケースが多く、どのように説明していくべきか、いつも悩まされていました。
そんな中で頼りになったのは認知症看護認定看護師の資格を持っている先輩の存在でした。その先輩が対応すると認知症の患者さんがまるで魔法をかけたように穏やかになり、納得して治療に臨んでくれていました。私も同じようなレベルに到達したいと思ったことから、約3年前に認定看護師の資格取得にチャレンジすることにしました。資格を取得するために、約9カ月にわたって座学や実習を含めたカリキュラムの受講に専念しました。私の場合、栃木県の大学病院が受講場所だったため、毎日1時間半、車のハンドルを握って“通学”しました。家庭との両立をしながら学習についていけるか、一抹の不安を感じていましたが、家族の理解と支援のおかげで、なんとか乗り切ることができました。
なんとか認定看護師の資格を取得したものの、最初から魔法のような看護ができるわけではありませんでした。上手くいかないこともありましたが、先輩に相談したり、追加で外部研修を受講したりと、少しずつ課題を克服し、だんだんと余裕を持って接することができるようになっています。認知症の患者さんは入院前の生活との違いに混乱してしまうケースが少なくありません。まずはその人の暮らしを尊重した環境を作ることを心がけていると、次第に穏やかな表情を見せてくれるようになり、必要性を理解して治療に臨んでくれるようになります。患者さんの前向きな姿を見たときは努力が報われる思いがします。認定看護師になって改めて、知識の有無によって、見える景色が大きく違うと実感しています。だからこそ、最新の知識を習得するため認知症ケア学会での論文を発表し、より多くの学びを重ねる努力を継続しています。また、他の認定看護師など(感染管理、摂食嚥下障害看護、緩和ケア、急性・重症看護専門)と定期的に情報交換する場があり、互いに看護の質を高めるよう取り組んでいます。
<認知症看護認定看護師 君島 里美>
設立90年の信頼と看護師の未来を担う茨城東病院
全国140ある国立病院の中でも、当院は呼吸器疾患と重症心身障害児者のケアに特化した専門病院として地域医療への貢献を果たしてきました。現在、約200名の幅広い年齢層の看護師が活躍しています。隣地実習では看護学生からの評価も高く就職に繋がっています。また定年後の再雇用も大多数が継続して勤務していることかから、長く働きやすい職場環境です。看護師一人ひとりに合わせたキャリアビジョンを描き、その人らしい成長が遂げられるように支援している点も、高い定着率に繋がっていると思います。
<看護部長 礒埼まゆみ>
問い合わせ先
| 問い合わせ先・雇用法人名 | 〒319-1113 茨城県那珂郡東海村照沼825 独立行政法人 国立病院機構茨城東病院 庶務係長 Tel:029-282-1151 (お電話での問い合わせは平日8:30~17:00にお願いします) |
|---|---|
| 住所 |
319-1113 |
| アクセス | 【お車(高速道路)でお越しの場合】 ■東京方面からお越しの方:東水戸道路・ひたちなかIC (病院まで約9Km、所要時間約15分) ■日立方面からお越しの方:常磐自動車道・日立南太田IC (病院まで約10Km、所要時間約20分) 【電車でお越しの場合】 ■水戸方面からお越しの方:JR常磐線・東海駅下車(東口) (病院まで約5.2Km、所要時間約10分(路線バス使用)) ■日立方面からお越しの方:JR常磐線・東海駅下車(東口) (病院まで約5.2Km、所要時間約10分(路線バス使用)) |
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