
- 所在地:熊本県
- 病床数:155床
- 看護師数:160名
~やさしさと思いやりのある医療をすべての患者様へ~ 急性期から在宅まで幅広い看護を実践しています
合説出展情報 :
助産師特集
熊本県天草市の急性期医療を担う中核病院として、地域に寄り添い続ける天草中央総合病院。この地で育った飽田陽菜さんは、助産師として、母子の命に向き合いながら、安心と笑顔を届けています。
安心の環境で、専門技術を着実に身につける
「親戚や友人が訪れることもあり、身近な人の支えになれる喜びを感じます。」
子どもの頃から、母がよく話してくれた出産の思い出があります。「助産師さんがずっと手を握ってくれて、とても心強かった。その時のことは今でも忘れられない」と、何度も聞かされてきました。その話が心に残り、助産師という仕事に憧れるようになりました。地元・天草市内の専門学校で講義を担当していたのが、天草中央総合病院の方でした。「この人と一緒に働きたい」と思い、熊本市内の専門学校に進み助産師免許を取得し、当院を志望。2023年4月に入職しました。真っ青な海に囲まれた天草という街も、赤ちゃんも大好き。地域に根差した病院で、助産師として赤ちゃんに癒されながら働きたいという思いが、今の私の原動力です。
入職後に待っていたのは、安心して学べる環境。天草中央総合病院では、入職から1年間、看護師の同期と共に研修スケジュールに沿って基礎看護技術を学びます。4月初めは研修で、その後は病棟でのOJTが始まります。当院は地域医療機能推進機構(JCHO)グループに属しており、JCHO職員としての教育も受けられます。病棟では、最初の3ヶ月間は担当の先輩看護師と病室をまわり、技術面でのアドバイスをもらいながら経験を積みました。
夏頃からは帝王切開の介助にも先輩と取り組み、少しずつ独り立ちを目指します。1年目はプリセプターの先輩もついてくださり、親身になって支えてくれました。特に印象に残っているのは、「自分で考え、判断する力は大切。でも一番大事なのはお母さんと赤ちゃんの命。迷った時は、必ず先輩を頼りなさい」という言葉。今でもその言葉を胸に、日々のケアに向き合っています。
現場では分娩係と新生児担当のローテーションがあり、学校で学んだとはいえ、業務を覚えるのは簡単ではありません。分娩介助の手技も、学校で習ったものとは少し違い、戸惑うこともありました。新人の頃は、毎日その日の業務をノートに記録し、後から時系列で整理して覚えるようにしていました。お産の介助も、先輩と何度も練習を重ね、一人で対応できた時は、ほっとした気持ちになったことを覚えています。2年目には、夜勤中に出産の兆候が見られた患者様への対応も任されるようになり、少しずつ自信がついてきました。3年目の今では、医師や先輩とのコミュニケーションもスムーズになり、自分で判断する場面も増えてきたと実感しています。
任される喜びが、自信につながる
質問には誰もが丁寧に答えてくれ、休憩中はプライベートな話題で盛り上がる。
私が勤務する2階病棟は35床を有し、出産から緩和ケアまで、女性の一生を支える医療を提供しています。緊急帝王切開にも対応できるよう、手術室や外来と隣接しているのが大きな特徴です。助産師は病棟と外来に分かれて勤務しており、私は病棟を担当。病棟では、妊娠期の経過診断、食事や運動の指導、精神的なケア、分娩期の健康状態の診断や分娩介助、産褥期のケア、母乳・母体指導、さらには赤ちゃんの沐浴まで、幅広い業務を担っています。
外来では、腹部計測や胎児心拍の確認、腹部超音波検査などを通じて、患者様の健康管理と指導を行っています。また、輸血委員と連携し、レベル0の緊急対応に備えたシミュレーションも実施。その一方で、助産師が対応するのは基本的に正常分娩のみで、病院としても34週未満のハイリスク分娩には対応していません。
助産師の1日は、分娩係の日には分娩室で経過観察を行い、切迫早産や妊娠高血圧症の方のモニタリングや点滴処置をしながら、婦人科・内科の患者様のケアも行います。新生児を担当する日は、赤ちゃんの体温測定や沐浴、授乳時間に合わせて母親のもとへ連れて行くなど、お母さんと赤ちゃんのサポートに従事します。夜勤については、私の場合、新人として年明けからスタートしました。勤務の流れは、朝8時30分から夜9時までの「ロング日勤」と夜勤を組み合わせる形が一般的で、夜勤の翌日はお休みになります。
産婦人科での助産師の仕事は、出産後1週間ほどで終わると思われがちですが、実際には退院後もお母さんや赤ちゃんの様子を見守ることが大切です。育児に不安を感じる方には、本人の同意を得たうえで行政に情報を伝え、家庭訪問などの支援につなげることもあります。助産師は、出産後もそっと寄り添いながら、安心できる環境づくりに努めています。
私は体調管理を大切にしています。そして、安全に業務を遂行するために、すべてを自分一人で抱え込まず、先輩や周囲のスタッフに頼ること、任せる判断をすることを心がけています。それこそが、真のチームナーシングだと考えています。将来、後輩ができた時には、自分だけで抱え込まず、どんなことでも気軽に相談できる環境を提供できるような、頼れる先輩になりたいです。
「ありがとう」の言葉が、助産師としての誇りに
120以上の島々に囲まれた天草は、魚介類や陶器、マリンスポーツなど楽しみが満載。
助産師の仕事の魅力は、何といっても命の誕生に立ち会えることです。今でも分娩のたびに感動し、「おめでとうございます」という言葉が飛び交う職場の雰囲気もとても気に入っています。特に、自分が分娩を担当したお母さんと赤ちゃんが元気に退院される姿を見ると、大きな喜びを感じます。2週間後や1ヶ月健診で再びお会いできるのも嬉しい瞬間ですし、街中で出産された方に声をかけられ、「赤ちゃんがこんなに大きくなったんですよ」と言っていただいたことも嬉しかったです。
職場の環境にもとても恵まれています。助産師の中で、私は最年少ですが、皆さんが温かく迎えてくださり、日々支えてもらっています。ママさん助産師もいて、将来の働き方の参考になることがたくさんあります。当院では、育休後の時短勤務やパート勤務への変更も可能で、ライフスタイルの変化に合わせた柔軟な働き方ができます。JCHOの病院であるため、希望すれば他病院への転勤にも対応してもらえるのも安心。委員会活動などを通じて他病棟のスタッフと交流する機会もあり、職場の人間関係にも恵まれています。お休みもしっかり取れるので、私は友人とランチに出かけたり、熊本市内で遊んだりして、気分をリフレッシュしています。遠方から入職する方には住宅手当もあり、安心して新生活を始められる環境が整っていますよ。
学びの面でも、クリニカルラダーに沿ったスキルアップができるほか、院外研修の案内も多く、自分の意志で成長の機会を選べるのが魅力です。今の目標は、先輩に頼らずにできる業務を少しずつ増やしていくこと。分娩は一人ひとり状況が異なり、大量出血時などの対応はまだ自信が持てない場面もあります。そんな中、ベテランの先輩方が、精神的に不安定な患者様に優しく声をかけたり、ご家族との関わり方に心を配っている姿を見ると、本当に尊敬の気持ちでいっぱいになります。不安を取り除き、安心してもらうことこそが、助産師としての腕の見せどころなのだと、日々感じています。
将来的には、助産師として長く働きながら、後輩の指導にも関わっていきたいと思っています。チャンスがあれば、助産実践能力を示す「アドバンス助産師」の認定にも挑戦したいです。
海と緑に包まれた天草で、命の誕生に寄り添う日々を
少子高齢化の影響で分娩件数は減少傾向にありますが、当院では上司や先輩の手厚いサポートのもと、助産師として実践的な経験を積むことができます。私たちがみなさんに期待するのは、患者様やご家族に対して思いやりと温かい気持ちで接する姿勢。そして、常に学び続ける意欲と、専門知識・技術の向上を目指す向上心です。当院は、天草地域の周産期医療を支える重要な施設、やりがいのある環境の中で、助産師としてのキャリアをぜひここから始めてみてください。
問い合わせ先
| 問い合わせ先・雇用法人名 | 独立行政法人地域医療機能推進機構 天草中央総合病院 看護部長 川原 京子 0969-22-0011 〒863-0033 熊本県天草市東町101番 |
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| 住所 |
863-0033 |
| アクセス | 本渡バスセンターより のってみゅうかー「天草中央総合病院」下車 本渡港より タクシー約3分 天草空港より タクシー約15分 |
| URL |
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