
- 所在地:東京都
- 病床数:520床
- 看護師数:975名
聖路加国際病院は、学ぶ意欲のあるナースをいつも応援しています。
2027年卒対象 採用試験日のご案内(2025/12/03更新)
2027年卒対象の採用試験日が確定いたしました。
公式ホームページの2027採用パンフレットに掲載していますので
是非ご覧ください!
https://hospital.luke.ac.jp/nurse/employment/event.html
エントリーについては2026年1月にサイトをオープン予定です
聖路加国際病院の挑戦
厳しい国際基準を満たした看護を実践する医療機関に与えられる『マグネット認証®』。取得への道のりとその狙いや効果を、看護部長と現場の看護師に伺いました。
東アジアで唯一のマグネット・ホスピタルへ
2024年8月『マグネット認証®』を更新(2019年初回取得)。東アジアで初。
聖路加国際病院は、1901年に宣教医師であったルドルフ・トイスラー博士が開いた病院で、キリスト教の精神をベースにしています。専門性が高い看護が特徴のひとつで、救急医療や地域医療はもちろんのこと、外国籍の患者さんにも対応する病院として、国内外で広く知られています。
近年では、医療安全と質の向上を可視化し、改善することに注力してきました。2012年には、国際的な医療機能評価であるJCI(Joint Commission International)を取得。その後、看護の質向上にも着目し、国際的な看護師の認証組織である全米看護師認証センター(American Nurses Credentialing CENTER:ANCC)によって行われている『マグネット認証®』の取得に挑戦することになりました。
『マグネット認証®』の「マグネット」とは、「磁石のように看護師、職員、患者さんをひきつけて離さない魅力のある病院」という意味で使われています。看護の質が卓越している医療機関に与えられる国際的な認証です。アメリカでも取得率は約10%と非常に厳しい基準で、日本・東アジアでは現在も当院が唯一の認証病院です。
ではなぜ、聖路加国際病院がマグネット認証に挑戦したのか。それは第一に「看護の質の向上」という目的がありました。しかし、マグネット認証はそれだけではありません――そこで働く看護師たちがやりがいを持って働き続けられる環境をつくることや、自分たちも組織の意思決定に参加できるような体制づくりが重視されるからです。ただがむしゃらに頑張って、看護の質だけを追い求めるというよりも、そこで働く人たちが、看護の質が上がったことを一緒に喜んだり、誇りに思ったりしながら仕事へのモチベーションを上げられる。また、目標に向かって自分たちの環境をどのように整えていくかを自分たちで考えながら進めていける。そのマグネット認証式の組織づくりの魅力に共感できたからこそ、この挑戦を決めました。
マグネットで培ったコロナ禍も乗り切れた看護の力
まずは、2013年にマグネット認証を受けているアメリカの病院を見学し、情報収集からスタート。国のベンチマークに参加して、質の高さを証明しなければならないことを知りました。しかし、日本にはそのようなシステムが存在しないため、NDNQI(全米看護の質指標データベース)に参加し、要件を満たすことに取り組みました。
要件の中には褥瘡や転倒発生率などが含まれていますが、日本では高齢の患者さんが多いため、どうしても発生率が高くなります。それをどのようにして下げていくか――これは認証に向けてというよりも、看護師としては当たり前のこと。現場の看護師のアイディアを取り入れて変革を起こすべく「ナースの代表者会議」という会議体や、これらの活動を楽しく推進する役割となる「マグネットエクスプレス」というチームをつくり、現場で働く看護師の意見を大切にしてきました。
新しくスタッフによる会議体を始める際には「忙しい看護師を集めて会議を行えるのか」という声もありましたが、看護管理者は「大切な会議にスタッフを快く送り出せる組織になろう」と覚悟を決めて取り組むことに。このような活動を続けた結果、2019年11月、日本で初めてマグネット認証を取得することができたのです。
マグネット認証取得に向けた取り組みは、院内に大きな効果をもたらしています。例えば「患者経験調査」では患者さんからの良い評価が増え、臨床指標では転落転倒による外傷や感染の発生率が低下。また、看護師に対して行う「看護師職務満足度調査」では、組織に大切にされている、やりがいを持って働いていると満足度が上がり、離職率が低下するという効果も。何より、2020年に始まったコロナ禍において、マグネット認証取得の効果を強く実感することができました。全職員が協働し、前向きにコロナによる課題に対応しようと努め、マグネット認証で得た感謝や称賛の文化の中で一体感を生み出してくれたからです。患者さんからの評価も下がることはありませんでした。
マグネット認証取得を通して海外の看護にもふれてきましたが、日本の看護師のレベルはどの国にも負けていません。だからこそ、看護師が現場で感じている課題を自分たちで解決していける組織づくりを継続したいですし、それを一緒に支え、成果を承認して一緒に喜ぶのが私たち管理者の役目だと考えています。(鈴木看護部長)
「患者さんが回復するための調整・サポート役が看護師」と語る鈴木看護部長。
救命救急センターのスペシャリストとして
「多様な機能があり、さまざまな学びを深められる病院だと思います」(中尾さん)
私は九州出身ですが、看護師の母や大学の恩師から、「有名病院で最先端の看護を経験しておくのも良いのでは」と勧められたことがきっかけで、東京の病院のインターンに参加しました。当院に入職を決めたのは、看護の質や知識レベルの高さに魅力を感じたからです。
2011年の入職以来、救命救急センターの3つの部門(救急外来、ICU、HCU)をローテーションし、現在は救急外来のアシスタントナースマネージャーを務めています。当院は一次救急(歩いて受診)から三次救急(最重症の救急車)まで全てに対応している病院で、軽傷から重症の患者さんまで、幅広い疾患・年齢層の方に対応できるのが特徴。また、PCC(People-Centered Care)を中心としていて、対象となる人を患者さんとその家族というだけではなく、日常生活を営む人として捉え、良きパートナーとなって健康課題や有事の解決をめざしています。
当院は東京都の災害拠点病院のため、首都直下型地震などの災害が起こった際、緊急の受け入れ先として機能します。災害派遣医療チーム (Disaster Medical Assistance Team=DMAT)の研修を修了したスタッフも多く在籍しており、育成にも力を入れています。平時から地域の防災訓練に参加するなど、地域の方々に安心して暮らしていただける体制づくりに取り組んでおり、救命救急センターのスタッフはもちろん、他部署のスタッフに対しても災害訓練や勉強会を行って有事への準備を整えています。
また、独居の高齢の方が搬送されたときは、治療が終わって帰宅する際に、ひとりで暮らしていける状態なのかどうかを判断し、当院のメディカルソーシャルワーカーや地域の包括センターと連携しながら帰宅後のフォローまで行います。
マグネット認証に関する取り組みでは、スタッフがそれぞれどんなことを大切にしていて、どのような強みを持っているかアンケートを取って共有。私自身はアメリカのマグネット・カンファレンスに参加し、海外の看護師と交流する機会もいただきました。アメリカの看護師は看護師であることに自信を持ち、お互いを称賛し合っていました。そこで受けた称賛が改めて大きな自信につながっています。スタッフにも自信を持ってもらえるように、声かけや発信をしていきたいですね。(救命救急センター 救急外来 中尾勇祐さん)
看護学生の皆さんへ
学生から社会人として看護師になるときは、とても負荷がかかります。その負荷は少しでも少なくしたほうが良い――頑張って、自分の苦手なことを克服するために就職先を選ぶ方がいらっしゃいますが、それよりも自分の得意なこと・強みを活かせるような分野を選ぶことをお勧めします。無理せず長く、看護師として進んでいってほしいからです。当院は看護師として成長するための、いろいろなサポートが整っています。急性期病院に興味があって働いてみたいという方に、ぜひ注目していただきたいですね。(鈴木副院長・看護部長)
問い合わせ先
| 問い合わせ先・雇用法人名 | 学校法人聖路加国際大学 聖路加国際病院 人事課 TEL:03-5550-7065 E-MAIL:human@luke.ac.jp |
|---|---|
| 住所 |
104-0044 |
| アクセス | 地下鉄 東京メトロ日比谷線「築地」駅下車 (3、4番出口)、徒歩5分 ※エレベーターは2番出口にあります。 東京メトロ有楽町線「新富町」駅下車 (6番出口)、徒歩5分 ※エレベーターは1番出口にあります。 バス 東15番-東京駅八重州口 深川車庫行 「聖路加病院前」下車 |
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