奈良東病院

ライフスタイルに応じた働き方も、スキルアップもかなう！自分らしく働ける環境です。

当院はライフスタイルに応じた働き方を認めてくれるだけでなく、スキルアップのチャンスをくれるのが魅力だと感じています。以前は急性期病院のオペ室に勤務していましたが、子どもの小学校入学を機に病棟勤務を希望して奈良東病院に転職しました。当院を選んだポイントは、自分のライフスタイルに応じた働き方を選べることです。家庭との両立を目指していた私は入職以来、日勤をメインに勤務しています。

入職後5年間は地域包括ケア病棟で働いており、その時に「特定行為」の研修を受けてみないかと声をかけていただきました。当院で初めて導入される研修のメンバーとして、学び直しができるチャンスをもらえたこともうれしかったです。また、研修の費用負担がほぼなく、さらに勤務調整をしてもらえたことで挑戦することを決めました。病院や周りのスタッフからの手厚いサポートのおかげで安心して研修に集中することができました。当院において初めての特定行為看護師ということもあり、課長や看護部長、そして医師と連携しながら任せてもらえる内容を決定したり、教育委員とタッグを組み今後の院内教育の方向性を決めたりと、体制を整えている真っ最中です。特定行為看護師としての成果はまだこれからですが、胃婁カテーテル交換など手順書をもとにスピーディーかつタイムリーに処置・ケアを実践できるようになれば、今まで以上に患者さまへ貢献できると確信しています。今後も早期の体制づくりに取り組むとともに、特定行為看護師として後輩の育成にも注力するのが私の目標です。

現在は障害者施設等病棟で、重度の障害や意識障害、神経難病などの患者さまの療養生活を支える特定行為看護師として勤務しています。将来は特定行為看護師としてグループ内の福祉施設にも活躍フィールドを広げてみたいと思っています。
（障害者施設等病棟　特定行為看護師　谷村友美／2018年入職）

先輩方の背中を見て学び、看護師としても人としても大きく成長できるのが魅力。

もともと看護師志望でしたが、当時はタイミングが合わず、「看護師同様に人と関わる仕事がしたい」と介護の道を選んで就職しました。その後、11年間にわたり介護職としてキャリアを重ねてきましたが、自分の親の死を目の当たりにして「やっぱり看護師になりたい」という思いがこみ上げてきました。そんな時に奈良東病院の奨学金制度を知り、夢をかなえたいとチャレンジすることを決めました。介護職として働いていた時から当グループ施設の介護技術の高さ、手厚さを知っていたことに加え、私の考えを理解してもらえたことが、当院の制度を利用する決め手になりました。

3年間看護学校に通って国家資格を取得後、2023年に当院へ入職。現在は医療療養型病棟に勤務しています。コロナ禍での学生生活だったので実習へ行く機会が少なく、入職後に学校と実際の現場とのギャップに戸惑うことが多々ありました。しかし、そんな時に支えてくれたのがプリセプターの先輩です。基本的な技術や知識のフォローはもちろん、慢性期病棟に欠かせない“心を込めた看護”がどれだけ大切なのかを、先輩方の行動から学ぶことができたと思っています。なぜなら、この病棟では複数年にわたって入院している方が珍しくなく、そんな患者さまが少しでも過ごしやすい環境を整えるのが私たち看護師の役割。介護職の方とペアで患者さまに向き合うのですが、安全に介助を終えられた時にはいつもほっと安堵するとともに、「ありがとう」という声に励まされています。

私自身まだまだわからないことが多く、自分のことで手いっぱいになってしまう時もありますが、当院はさまざまな研修があったりプリセプターがついてくれたり、安心して成長できる環境が整っています。今後は患者さまが抱える疾患への理解、医師の治療方針などにも気を配れるようになり、もっと広い視野で看護ができたらと思っています。患者さまが不安にならないよう、頼ってもらえる看護師になることも今後の目標の一つです。
（医療療養型病棟　看護師　北原洋子／2023年入職）

新入職員研修から成長に応じた研修、資格取得まで看護師としてずっと学べる環境です。

奈良東病院の奨学金制度を利用して看護学校へ通い、国家資格を取得後に当院へ入職しました。私は地域包括ケア病棟の立ち上げ時に同病棟へ配属されて以来、ずっと同じ病棟で在宅や施設への復帰を目指す患者さまの退院支援、看とりに携わっています。住み慣れた自宅に帰りたいと望む患者さまが多いですが、独居の方や一緒に暮らすご家族の状況などもあり、思うように進まないこともしばしば。こうした状況を、カンファレンスなどを通じてより良い退院につなげるのが私達の役割です。患者さまのなかには認知症や精神疾患などがあり、意思の疎通が難しいケースもありますが、できるだけ患者さまとコミュニケーションを取り、安心して過ごしていただけるよう心がけています。

2023年度からはプリセプターとして1年目のEPA看護師(日本の看護師資格を取得した外国籍の看護師)の指導も担当。ベトナム人のプリセプティとコミュニケーションを取りながら、日本語で医療用語や看護技術を教えています。初めてのプリセプターでわからないことも多いなか、国籍が異なるプリセプティへの指導は正直大変なこともありました。しかし、プリセプターリーダーはそんな私をすぐにフォローしてくださり、1人で対応できないことはチームで支えるなど私自身のことも手厚くケアしてもらえました。私は2人の子どもの育児と仕事を両立しており、プライベートで大変な時期もありましたが、先輩方の心強いバックアップのおかげで公私にわたるすべてのことへ前向きに取り組むことができています。

7年目となる次年度からは看護サブリーダーになることが決まっており、より責任を伴う役割を担う予定。これからも周囲の助けを借りながら、家庭と仕事を両立できればと思っています。また、患者さまからの「ありがとう」の声、先輩後輩を含めた和やかな職場の雰囲気を仕事のモチベーションにして、今後は私が病棟のムードメーカーになれるよう頑張りたいです。
（地域包括ケア病棟　看護師　矢追早緒理／2018年入職）