大分大学医学部附属病院

先輩情報

• 入職を決めた理由は？
• 就職活動の時、病院選びで一番大切/重視した点は？
• 「この病院に入職して良かった！」と思った瞬間は？
• 現在のお仕事内容は？
• やりがいを感じるのはどんな時ですか？
• 仕事上で日々気を付けていることは？
• 休日の過ごし方、趣味は？
• 仕事上の目標、個人的な夢は？
• 職員目線での病院の魅力！オススメポイントなどを教えてください。
• 学生への就職活動応援メッセージ

入職を決めた理由は？

私は大学時代コロナ禍の影響でほとんど臨地実習へ行けませんでした。そのため、特定機能病院、ローテーション研修のある当院に就職し、幅広い看護を学びたいと思い、志望しました。

就職活動の時、病院選びで一番大切/重視した点は？

PNS制度、二交代制、親や友達が多い地元大分で就職したかったので条件を絞りました。

「この病院に入職して良かった！」と思った瞬間は？

新人看護師の教育体制が整っていることや、教育支援室の方が3年目になった今でも気にかけて下さり相談しやすい環境にあること、また長期休暇があることで仕事とプライベートの切り替えができ、より仕事を頑張ろうと思える環境であると思います。

現在のお仕事内容は？

現在脳外/眼科病棟に勤務しています。脳外の患者さんは疾患のため自由に体を動かすことができず、自分の思いを十分に伝えることが困難である患者さんもいらっしゃいますが、残された機能を活かしながらADL拡大に向けた早期退院を支援しています。患者さん・家族が望む日常生活を送ることができるよう、退院後の生活を見据えて、医師、リハビリテーション部、SW等の多職種と協働し、患者さんそれぞれの個別性を考慮したリハビリ、日常生活支援、必要時の社会資源の情報提供を送っています。眼科の患者さんは、入院期間は短いですが、日常生活を送る上で欠かせない目の疾患に対して不安を抱えている患者さんも多くいらっしゃいます。短期間で患者さんの思いや不安を確認し、安心した入院生活、退院後の生活を送れるよう支援しています。

やりがいを感じるのはどんな時ですか？

脳外の患者さんは、疾患や治療によって麻痺が残り、自由に体を動かすことが困難である患者さんが多くいらっしゃいます。ADLが低下している患者さんに対して、リハビリテーション部の方とカンファレンスで情報共有したり、残存機能を活かした関わりを行っています。寝たきりだった患者さんがリハビリや日々のセルフケア能力を活かした関わりを経て、ADLが拡大し、座位保持、立位、歩行といった経過を身近に見ることにやりがいを感じます。眼科の患者さんでは、退院後に向けて、自己で術後点眼を実施していきます。点眼の種類によって効能、順番、手技が異なりますが、個人に合わせた支援として、自宅でどのような工夫をしたら忘れずに継続して点眼実施できるか、患者さんと一緒に考えています。そうすることで患者さんが「これで家でも安心して忘れずにできそうや、ありがとう。」といった感謝の言葉をいただけると、自分が患者さんの役になっていることを実感しやりがいに繋がります。

仕事上で日々気を付けていることは？

患者さんの今ある気持ちを受け止め、患者が主体的に動けるよう、一緒になって問題解決できるように関わることを意識しています。先の見えない入院生活での不安や治療に伴う副作用等で日々の気持ちの変動が大きいと考えます。その一方で、入院時からの強みや変化しない感情もあると思うため、できていないことや気がかりのみに着目するのでなく、強みやできていることにも着目しながら介入しています。細やかな観察や会話から、日々変化し得る気持ち、変化していない気持ちに寄り添い、強みを尊重できるような看護を提供できるよう心がけています。

休日の過ごし方、趣味は？

旅行に行くことが好きなので、休みを利用して旅行に行ってリフレッシュしています。

仕事上の目標、個人的な夢は？

仕事面では、3年目となりリーダーが始まります。全体を見る力、細やかな観察から予測する力を身につけていきたいです。プライベートでは、今までお世話になった両親や祖父母と一緒においしいご飯を食べに行ったり、プレゼントを贈ったりして恩返しをしたいです。

職員目線での病院の魅力！オススメポイントなどを教えてください。

社会人1年目の時は慣れない環境下で当初は不安が大きかったです。しかし、大分大学医学部附属病院ではプリセプター制度や教育支援室といった、新人がすぐに相談しやすい環境があり、とても心強い存在となっています。また同期が60人近くおり、研修等で他部署の同期と話すこともあるため、悩みを共有したり、休みの日にリフレッシュする仲間が多いことも、大学病院の強みだと思います。長期休暇もあり、休みの日と仕事の日の切り替えもできるところも魅力的だと思います。

学生への就職活動応援メッセージ

日々の学習や実習お疲れ様です。特に学生の頃は慣れない環境での実習や、たくさんの記録、さらに幅広い臨床の学習を行うことで身体的・精神的にきついことも多いと思われます。しかし、学生時代に学んだことは必ず臨床で役に立ちます。自分も3年目でまだまだ学ぶことはたくさんありますが、日々の業務の中で患者さんとの関わりから看護師としてのやりがいを感じることも多くあります。今はきついことも多くあると思いますが、友達との時間も大切に、時にはリフレッシュをしながら一緒に頑張っていきましょう。