東京都立広尾病院

先輩情報

• 現在のお仕事について教えてください。
• 仕事をするにあたって心がけていることは何ですか？
• 今まで仕事をしてきた中で、特に印象に残っているエピソードやうれしかったこと、苦労したことは何ですか？
• 仕事のどんなところにやりがいを感じますか？
• 将来の夢を教えてください。

現在のお仕事について教えてください。

広尾病院へ異動となってからER（救急外来）で勤務しています。さまざまな疾病で、自分で病院に歩いて来られる患者さんも、3次救急で命を争う患者さんもいらっしゃいます。以前は東京都立の精神科の病院に4年間勤務していて、身体看護の知識や技術を学びたいと思い、面談でも告げていた矢先の異動でした。それまで学んできたものだけでは足りないことをわかったうえで、先輩方から救急看護を教えてもらっているところです。

仕事をするにあたって心がけていることは何ですか？

一分一秒を争う症例も多く、どうしても救命のための処置や治療が優先されるため、患者さんの心に寄り添う看護の提供が難しい場合もあります。しかし、限られた時間の中でも患者さんの気持ちをくみ取り、少しでも心に寄り添うことができるように、先輩方がそうしている姿を見ながら意識して取り組んでいます。

今まで仕事をしてきた中で、特に印象に残っているエピソードやうれしかったこと、苦労したことは何ですか？

特に印象に残っていることは、2つあります。初めて3次救急の初療に入ったときと、小児の処置介助に入ったときです。未経験のことばかりで苦労しました。特に、難しかったのがご家族やご両親への声がけでした。それは、救急外来としても課題であり、事例を振り返りながらどう対応すればよかったのかを検討しているところです。

仕事のどんなところにやりがいを感じますか？

今、トリアージを勉強しているところですが、的確な判断・処置を迅速に行った結果、「ありがとう」と笑顔で帰宅される患者さんを見たときです。いろいろな科の患者さんがいらっしゃいますので、多様な処置を実践できるようになったときにもやりがいを感じます。

将来の夢を教えてください。

救急看護で3年の経験を積んで受験資格が得られた、トリアージナースの認定試験に合格してスキルを身につけたいです。そして、日々の経験を学びとして自身の看護に生かしつつ、“患者さんへ瞬時に最善の医療を提供し、橋渡しとなれるような看護を実践している先輩方”に、少しでも近づきたいです。