- 所在地:千葉県
- 病床数:989床
- 看護師数:990名
「すべては患者さんのために」を理念に掲げ、医学的にも経済的にも社会的にも適正な模範的医療を提供する自治体立最大規模の地域中核病院です
概要・採用データ
先輩情報
先輩情報
乳がんに特化した看護師です!
認定看護師 新井田 明美
- 職歴(キャリア):2005年〜
- 出身校の所在地エリア:千葉県
- 出身校:香取おみがわ医療センター附属看護専門学校
- 所属診療科目:外科
- 現在どんな仕事をしている?
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乳がんは日本人女性がかかるがんの中で最も多く、増加傾向にあります。乳がんと診断された患者さんは、がんと診断されたショックの中で、その後短期間のうちに治療法を選択しなければなりません。その中でも、乳房を全切除するか、温存するか、再建するか、抗癌剤を術前から受けるかなど、患者さんがご自身で決めなければならないことがたくさんあります。また、こどもの入学式を控えている、妊孕性の心配がある、介護を担っているなど、役割の多い時期の患者さんには、治療に伴って生じる悩みも多様にあります。このような患者さんの思いに寄り添うことを大切にして、必要に応じて気持ちの整理をお手伝いしたり、看護師の視点から補足の説明をしたり、情報提供を行ったりしています。そして、疑問や不安を解消し、納得して治療を選択できるように一緒に考えます。その後は、患者さんが病気と向き合いながら自分らしく生活していけるように支援をしています。
- 心に残っている看護場面は?
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乳腺センターができたのは2015年でした。その当時の自分は、まだ認定看護師として不慣れであり、患者さんのためにできているのかと
不安でたまらない毎日でした。ある日、あと1年で定年退職を迎えることを楽しみにしていた矢先に乳がんと診断され、術後は化学療法を受けることを説明された、Aさんがいらっしゃいました。Aさんはとても落胆され、すぐに仕事を辞めますと強く希望されましたが、長年教職員として勤務されており、あと1年を残して退職することは、本当の希望ではないのではないかと察しました。そこで、仕事を続けながら治療を受けている方もいらっしゃることをお話して、脱毛で印象が変わり、教え子さんたちが驚かないようにしたいという気持ちを理解して、アピアランスケアについてもじっくりと話し合いました。すると、「退職は後で考えればいい、これでやってみます」と気持ちに変化がありました。その後は、化学療法の副作用が辛い時を乗り越えて、勤務しながら治療を続け、定年退職を迎えることができました。しかし、それだけではありませんでした。Aさんはその後の乳腺センターを変えてくれる人物となります。退職後、「この経験を乳がんの後輩に伝えたい」と申し出てくれました。そして、「乳がん患者サロン」を立ち上げることとなったのです。サロンには様々な思いを抱いた患者さんがおりましたが、Aさんの体験を聞いて、心配が軽くなった、辛いけどがんばろうという気持ちになったと反響はとても大きいものでした。Aさんとの出会いで、患者さんが自分らしく生きることの大切さを学びました。 - ここは自慢したい、当院の魅力は?
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旭中央病院の魅了は?と聞かれたら、スキルアップやキャリアアップなど、教育に力を入れているところだと答えます。幅広い分野の認定看護師が在籍しているため、リンパ浮腫やスキントラブル、アピアランスケアについてなど、他の認定看護師に相談することができることがとても心強いことであるとともに、患者さんのために尽力できる環境であると思っています。
問い合わせ先
問い合わせ先・雇用法人名 | 総合病院国保旭中央病院 看護管理室 採用担当 |
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住所 |
289-2511 |
アクセス | JR総武本線旭駅より徒歩15分(病院専用バス17往復運行) 〈交通手段〉 JR:東京駅より総武本線特急しおさい八日市場周り銚子行き 高速バス:浜松町バスターミナルまたは東京駅八重洲口より 特急犬吠号(旭まわり銚子行き) 旭中央病院東または旭中央病院下車 |