日本赤十字社和歌山医療センター

  • 所在地:和歌山県
  • 病床数:700床
  • 看護師数:908名
制度待遇: 三交代 三次救急 寮・住宅補助あり 資格支援あり 退職金制度あり 託児所あり マイカー通勤OK

赤十字職員としての使命を胸に、心のかよった最良の医療を提供し、地域社会に貢献します。

2025卒 採用募集(2024/03/06更新)

2025卒の募集を開始しました。詳細は当院ホームページをご覧ください。

エントリーとは
エントリーとは、その病院に対して今後の説明会情報や選考の情報が欲しいという旨の意志表示です。 情報を受け取れるように少しでも興味がある病院へは、エントリーをしておくことをお勧めします。 ※エントリーは説明会や選考を受けなければならないということではありません。

教育・研修

「看護技術研修」で基礎を学び、「病棟ローテーション」で3つの診療科を経験できる。毎年ブラッシュアップされる体制の魅力を、新人看護師・指導者・教育担当の3名が語ります。

【新人】3つの異なる病棟を経験し、視野が広がった

長く入院生活を続ける祖父を見舞った時、祖父を手厚く看護するだけでなく、孫の私まで気遣ってくれる看護師の姿に憧れ、将来は自分も看護師になると決めました。当医療センターを就職先に選んだのは、現在所属する病棟(本館7階B病棟/脳神経外科・内科等混合病棟)で実習を経験した際、リハビリに消極的だった患者さんが看護師の働きかけにより熱心にリハビリに取り組むようになり、自分もこんな風に行動変容を促せる看護師になりたいと思ったからです。

当医療センターでは入職後、2週間の「看護技術研修」を受けた後、3つの病棟を2週間ずつ経験する「病棟ローテーション」が実施されます。私は全室個室かつ、さまざまな診療科の治療に対応する特別室病棟、消化器内科・外科病棟、ER(救急外来)を経験。いずれも先輩看護師とペアになり、一緒に看護を行うのですが、それぞれ異なる学びを得ることができました。特別室病棟では幅広い診療科の看護を経験したほか、接遇や環境整備など患者さんに安心・安全・快適に過ごしていただくための気配りを、消化器内科・外科病棟では各消化器官の症状ごとの知識や観察すべきポイントを学ぶことができました。なかでも印象的だったのはERです。救急車や他の医療機関などから次々と搬送される患者さんはまだ病名も決まっておらず、その訴えに応じて臨機応変に対応しなければなりません。目まぐるしく状況が変わるなかで患者さんの身体的状況はもちろん、心理面や社会的背景にも配慮しながら患者さん第一の看護を行う先輩方の姿はとても頼もしく見えました。

「病棟ローテーション」を終えた後、配属病棟に戻り、現在は先輩方や指導者の手厚いサポートを受けながら看護にあたっています。研修を通じて学んだ患者さん第一の姿勢は看護の原点になっており、患者さんが何を望んでいるのかを考え続けることの重要性を実感しています。リハビリに取り組む患者さんが少しでもADL(日常生活動作)を上げられるよう工夫したり、転院を含めた退院後の生活を社会福祉士や退院支援にあたる看護師と相談したり、患者さんが望む生活を具現化するための情報共有、連携を行い、それが実現した時、例えば歩けなかった方が歩けた時などに大きなやりがいを感じています。
〈脳神経内科・外科等混合病棟/聖谷由美さん 2023年入職〉

「情報収集、アセスメントを通じ、患者さんに最善の看護を提供したい」と聖谷さん。

【指導者】思いやりある看護を学び、実践できる6週間

「病棟ローテーション」を実施するねらいは、3つの診療科を経験することで幅広い患者さんと向き合い、お一人おひとり異なる疾患や社会的背景などを踏まえた看護の大切さを知ってもらうことです。各2週間、計6週間の限られた期間ですが、病棟に配属される前の比較的時間のある時に患者さんのベッドサイドに行って言葉を交わし、患者さんの思いを知ることで、当医療センターが理念に掲げる「赤十字の看護職員として、思いやりのある看護の実践」を体感してほしいと思っています。一旦、業務に入ってしまうとやるべきことに追われ、「なぜ看護するのか」「どんな姿勢が重要なのか」など基礎を忘れてしまうこともあるでしょう。そんな時、「思いやり」という原点に立ち返るためにも「病棟ローテーション」に真剣に取り組んでほしいと思っています。

私は7~8年ほど前に一度、指導者を務め、今回再びこの役割を担当しています。当時と今を比べて思うのは、「新人さんをみんなで育てよう」という空気がより高まっていることです。指導者である私だけでなく、先輩看護師や病棟のメンバー全員が新人看護師を温かく見守り、何かあればいつでも手助けできるよう気を配っています。その時の状況にもよりますが、よほどのことがなければ新人さんを優先するのが看護部の共通認識。悩みや疑問を抱え込まず、いつでも私たちを頼ってください。皆さんは決して独りぼっちではありません。

「病棟ローテーション」で学んだことを配属病棟で生かせるよう、新人さんが期間中に経験したナラティブ(事例)は私たちにも共有されています。指導者が新人看護師の経験を知っているということは、病棟でそれを呼び起こすアクションを起こせるということ。「こんな経験をしているよね」と水を向け、今、何をすべきかを示唆することができるのです。私たちが皆さんに期待するのは、単なる看護技術の上達ではありません。患者さんやそのご家族をしっかりと見つめ、一番に考え、何が最善なのかを考え、行動できる看護師へと成長していただきたいと願っています。目の前の業務に終始することなく、「なぜそれをするのか」という意味を考え続けるまなざしを、ぜひ持ち続けてください。
〈脳神経内科・外科等混合病棟/指導者 柏木麻希さん 2005年入職〉

研修期間は学生から社会人へと移行する大切な期間。スムーズな成長を支援します。

【教育担当】自分らしいキャリアを描ける環境がある

当医療センターではコロナ禍で臨地実習の経験が少ない世代に向け、少しでも実践に近い研修を行おうと「看護技術研修」と「病棟ローテーション」を実施しています。「看護技術研修」で清拭や体位変換、静脈注射などの基本を習得した後、「病棟ローテーション」を行い、基本を踏まえて実践に臨めるよう配慮しています。さらに、新人看護師にアンケートを取り、その感想をもとに翌年度の研修内容をブラッシュアップ。2023年度はリアリティショック(入社前後のギャップ)を緩和するため、コミュニケーション力アップにも取り組みました。外部講師を招き、その道のプロが新人看護師の不安解消を行うとともに、指導者も同じ講師のレクチャーを受け、新人看護師の気持ちに寄り添う指導方法を学び、指導する側・される側の双方の意識改革を図っています。

また、当医療センターでは新人研修後の継続教育として「赤十字施設の看護師キャリア開発ラダー」システムを採用。このシステムは日本赤十字社共通の教育内容となっており、実践者、管理者、国際、教員の4分野でさらなるキャリア形成が図れます。なかでもグローバルヘルスと赤十字活動に携われるのは日本赤十字社の一員である当医療センターならではの特徴で、国際的な医療救援に興味のある方にはとても魅力的な環境だと思います。

私は病棟勤務を経て、現在は看護係長へとキャリアアップしてきました。患者さんと直接ふれあい、後輩の成長を喜ばしく見守るのが当時の大きなやりがいでしたが、係長職になった今もその気持ちは変わりません。大切にしてきた看護観や教育観を病棟で働く看護師に継承し、彼ら・彼女らを通じて思いやりのある看護、患者さん第一の看護を具現化するのが現在の目標です。看護師という仕事は想像以上に厳しく、実習経験の少ない学生の皆さんは理想と現実のギャップに落ち込むこともあるでしょう。でも、そこで挫けず前を向いてください。続けることで必ず成長することができ、看護師という仕事を選んでよかったと思える時が必ず来ます。人と比べるのではなく、自分のペースで成長できればそれでOK。周りは気にせず、昨日より今日、今日より明日と少しずつ前に進み、当医療センターの看護師として自分らしいキャリアを描いてもらえたらと思っています。
〈看護部・看護係長/大山愛さん 2004年入職〉

専門看護師や認定看護師などのスペシャリストから直接学べる環境も整っています。

病棟全体で「共に育つ」環境を整えています。

新人看護師研修プログラムや実践的な指導では、教育担当者・実地指導者・エルダーなどを中心に多くの職員が関わり、病棟全体でみなさんを見守りながら育てます。悩みをアウトプットしやすい取り組みも行っており、メンタル面もしっかりとサポート。また「赤十字施設の看護師キャリア開発ラダー」システムでは、「看護実践者」「看護管理者」「国際活動要員」「看護教員」の4つのコースが選択可能。自分のキャリアを自分で開発できるシステムになっており、新人もベテランも一緒に成長できる環境です。

問い合わせ先

問い合わせ先・雇用法人名 〒640-8558
和歌山県和歌山市小松原通4丁目20
日本赤十字社和歌山医療センター
人事課
TEL 073-422-4171
住所

640-8558
和歌山県和歌山市小松原通4-20

地図を確認する

アクセス 1.JR「和歌山」駅からバスで(約15分)日赤医療センター前下車
2.南海電鉄「和歌山市」駅からバスで(約15分)日赤医療センター前下車
3.関西空港からシャトルバスで約1時間

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