日本赤十字社和歌山医療センター

  • 所在地:和歌山県
  • 病床数:700床
  • 看護師数:915名
制度待遇: 三交代 三次救急 寮・住宅補助あり 資格支援あり 退職金制度あり 託児所あり マイカー通勤OK

赤十字職員としての使命を胸に、心のかよった最良の医療を提供し、地域社会に貢献します。

エントリーとは
エントリーとは、その病院に対して今後の説明会情報や選考の情報が欲しいという旨の意志表示です。 情報を受け取れるように少しでも興味がある病院へは、エントリーをしておくことをお勧めします。 ※エントリーは説明会や選考を受けなければならないということではありません。

教育・研修

看護の基礎を学ぶ「看護技術研修」と、複数の診療科を経験する「病棟ローテーション」の2段階の研修を用意。新人看護師、指導係、教育担当の3名の声をお届けします。

【新人】症状の異なる患者さんとの接し方を学んだ

先輩看護師は心強い存在。相談のしやすい、あたたかい雰囲気の中で成長できる。


「病棟ローテーション」は3つの病棟を2週間ずつ経験する研修です。私は婦人科、呼吸器内科、救急病棟を経験しました。
婦人科・呼吸器内科・眼科・整形外科の病棟ではでは、先輩に教えてもらいながら初めての夜勤を経験。夜の巡回や朝の採血などがあり、日勤と変わらぬ忙しさ。特に夜勤は看護師の人数も少ないので、ナースステーションを離れるときは必ず行き先を先輩に告げた上で行動。声掛けの大切さを学びました。
呼吸器内科では、化学療法を受けている患者さんに関わる機会がありました。点滴が始まった後に声を掛けることで、安心した表情を浮かべてくれたことが心に残っています。また、初めて看取りを経験したのも呼吸器内科でした。再びこの経験をするときがきたら、先輩を見習って、落ち着いて行動したいと思います。
次から次へと患者さんが入院され、時間が経つのをとても早く感じた救急病棟。脳梗塞、骨折、癌など、診療科を超えて、さまざまな症状の患者さんが入院をされる上に急性期の状態。異常に対する早期発見が大切になるため、小さな変化を見逃さず、すぐに先輩に知らせるように心掛けながら勤務しました。
「病棟ローテーション」で学んだのは、患者さんとの関わり方の大切さ。現在の診療科においても声掛けなどでこの経験は生きています。また「看護技術研修」では採血や痰の吸引など、看護大学で学んだ基本の技術を再確認。苦手だった痰の吸引も吸引器を使用するときの角度によってスムーズに行くことを学ぶなど、学生時代の苦手意識が克服されたのはうれしかったですね。
私が勤務する本館10階は整形外科や呼吸器内科、脳外科などが入っている病棟です。患者さんが回復していく過程に関わりたいという思いから、整形外科を希望。退院時の患者さんの晴れやかな笑顔と「ありがとうございました」の声は大きなやりがいです。最新の医療機器が揃っていることや地域とのつながりを大切にしている理念にひかれ、和歌山医療センターに入職しましたが、先輩たちがやさしく教えてくれる中、この病院を選んで良かった。これからも幅広い知識を身に付け、患者さんが相談しやすい看護師になりたいと思います。〈整形外科等の病棟 大倉七菜子さん 2022年入職〉

【指導者】看護の基礎を学び直し、実践に生かす

2021年4月から新卒入職の看護師の指導を担当しています。各診療科の病棟にはさまざまな症状の患者さんが入院されており、治療も異なります。その診療科でしか経験できないことがある。これを経験できるのが6週間の「病棟ローテーション」です。
たとえば、私の勤務する病棟はICUを経験した看護師が少ないのですが、「病棟ローテーション」でICUを経験した新人看護師はICUの流れを把握しています。高度な診療体制における治療や看護の方法を具体的にイメージできるのは看護師自身の成長につながり、大きな経験になると思います。
入職後1年目は指導者が目標へ向けた進め方を新人看護師と一緒に考えます。一人ひとりの個性を把握し、健康状態に留意したり、他の先輩看護師との関係性なども把握したりしながら、頼ってもらいやすい関係を築いていきます。大切なのは、指導者のペースではなく、新人のペースを大切にすること。習熟度を把握しながら、会話を大切に見守っていきたいと思います。2年目を迎える頃には、患者さんの生活習慣や家族との関係など、患者さんの背景を想像できるくらいのゆとりを持てるようになればうれしいですね。
「病院ローテーション」の前には「看護技術研修」を行います。これはどの診療科においても必要な看護の基本ともいうべき技術を改めて確認し、ブラッシュアップしようというもの。実践的な研修ですので、ぜひ配属された診療科で役立てて欲しいですね。また、認定看護師が講師を務める研修もあり、専門性を身に付けながらスキルアップのできる環境です。
看護師として成長していくために大切なのは「素直さ」です。学生時代に勉強や実習で学んでいても、いざ患者さんを目の前にすると習った通りにできないのはあたりまえ。わからないことは質問をするなど、素直な姿勢を持つことが成長につながります。同時に忘れないで欲しいのは「思いやり」。この気持ちが看護のすべてです。私が指導した看護師がやがて後輩の看護師に技術を伝え、和歌山医療センターの看護の質が高まっていくことを期待し、人と人だからこその技術や思いを伝えていきたいと思います。〈指導者 岡田岬さん 2017年入職〉

看護の基本を学ぶ看護技術研修。学生時代の知識を再確認し、苦手な分野の克服も。

【教育担当】将来に向けた多彩なキャリアビジョン

臨地実習の減少を余儀なくされた世代に向け、実践に即したプログラムを取り入れ、リニューアルをした研修が「看護技術研修」と「病院ローテーション」です。本年度の研修を経験した新人看護師にアンケートを実施し、役立った内容や感想を精査。2023年度に向けて、更に充実した内容を用意しています。
「看護技術研修」では清拭や体位変換、静脈注射など日々の看護で発生する基本を習得。大人数の研修にならないように、本年度は2部屋に分かれて行いました。指導者のみが新人の指導や教育にあたるのではなく、看護部全員で新人看護師の育成を担う気持ちで臨んでいます。
新人研修後には継続教育に力を入れ、「キャリア開発ラダーシステム」を導入。実践者、管理者、国際、教員の4分野があり、たとえば実践者ラダーは看護の現場で活躍する人としてレベル1・2・3とスキルアップをめざします。レベル3以降は、そのまま実践を極めるキャリアのほか、管理者や教員、国際活動を実践するキャリアを積み重ねることもできます。3段階を終えれば、実践力を究める道やリーダーとしてチームをまとめる道も開けています。各段階にはすべてクリアするべき指標があるため、目標を明確にできるのも特徴。段階のアップには看護師長をはじめ、同僚の評価も考慮しながら、公平で納得感のある評価を行います。
国際ラダーはグローバルヘルスなどの勉強を通して国際的な視野を持った看護に携わるコースです。日本赤十字社和歌山医療センターは日本赤十字社の病院であるため、地域医療はもちろん、国際的な医療救援にも携わっています。この4分野のラダーは日本赤十字社共通の制度ですので、日本赤十字社和歌山医療センターを活躍の場に選んだ看護師には大きな魅力と言えるでしょう。
私は新人看護師の指導以外にもキャリア開発や実習指導も担当しています。単に知識を詰め込むだけではなく、一人ひとりの長所や強みを見つけながら指導を行うことを心掛けています。気がつけば、教育の専従者として多くの看護師に関わってきました。看護師としてのキャリアの節目で最善と思えた選択をしたことで、今があります。教育に正解はありません。けれども、生き生きとした表情でめざしたい道を私に伝える看護師の笑顔は大きな喜び。教育に携わることで少しずつ「うれしいこと」を重ねられています。〈看護部 看護係長 井上有美 1994年入職〉

看護師同士の声掛けや情報の共有などを確実に行うことで看護の質を高めている。

病棟全体で「共に育つ」環境を整えています。

新人看護師研修プログラムや実践的な指導では、教育担当者・実地指導者・エルダーなどを中心に多くの職員が関わり、病棟全体でみなさんを見守りながら育てます。悩みをアウトプットしやすい取り組みも行っており、メンタル面もしっかりとサポート。また「赤十字施設のキャリア開発ラダーシステム」では、「看護実践者」「看護管理者」「国際活動要員」「看護教員」の4つのコースが選択可能。自分のキャリアを自分で開発できるシステムになっており、新人もベテランも一緒に成長できる環境です。

問い合わせ先

問い合わせ先・雇用法人名 人事課
住所

640-8558
和歌山県和歌山市小松原通4-20

地図を確認する

アクセス 1.JR「和歌山」駅からバスで(約15分)日赤医療センター前下車
2.南海電鉄「和歌山市」駅からバスで(約15分)日赤医療センター前下車
3.関西空港からシャトルバスで約1時間

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