- 所在地:千葉県
- 病床数:314床
- 看護師数:291名
【インターンシップ開催中(人数制限あり)】 #ローテーション研修 #年間休日120日 #1人暮らしデビュー #福利厚生充実
Topics :
合説出展情報 :
教育・研修
「新人看護師は温かく見守る対象」として、各自のペースに合わせた教育を実施。各部署を体験してから志望を出せる“ローテーション教育”も好評です。
ゆっくりと丁寧に学べた1年目。成長を実感しています
人の役に立てて、やりがいを持って働ける仕事だと考え、看護師を志しました。当病院に決めた一番の理由は、入職後にいろいろな職場を回ってから希望を出せる点に魅力を感じたから。実際にローテーション教育の後、目標となる先輩のいる現在の科に入れることになりました。急性期病棟なので忙しくはありますが、少人数の患者さんの受け持ちからスタートさせてもらえたことが非常に良かったです。ゆっくり丁寧に教えていただき、メモもしっかり取れたので、今でも頻繁に見返しては役立てています。
チームで引き継ぎや申し送りをしながらの継続看護は入職後に初めて経験しました。緊急の予定が入ってくる大変さもありますが、手術後に快復し、退院されていく患者さんの姿を見られるのが急性期病棟の良さですね。看護を受け持つメンバーの一人として、とてもうれしいです。
10月頃からは一人で仕事を任せていただけるようになりました。手術期の看護をしっかりと学べていますし、採血や点滴もできなかった入職当時を思えば、難しい患者さんのルートを取れたり、入院の手続きがきるようになったことは成長だと感じます。ミスをしてひどく落ち込んだ時期もありますが、先輩方に「次やらなければ大丈夫」「一回もミスしない看護師はいないよ」と励ましていただき、人に恵まれた環境のおかげで乗り越えることができました。
忙しいときでも先輩たちは快く対応してくれ、相談しやすい環境なので、何でも質問させてもらっています。難度の高い作業をする日には、自分から「気にかけてください!」と発信もしていますね。「さすがだね」といった評価の声掛けをいただけることも、励みになっています。コロナ禍で職場以外の交流機会を持てない状況ですが、毎月、同期と集まってのランチミーティングが息抜きになっており、勤務時間内にこうした機会をいただけることもありがたいと感じています。
「あなたが担当でうれしい」と言ってくださる患者さんの存在もやりがいになっていますが、まだまだ余裕がなく、寄り添える時間をたくさんは持てていません。先輩たちのように効率性やアセスメント力を磨き、患者さんを深く理解できるような看護師になっていきたいです。ベッドサイドに付いてお話できる時間を増やすことが、来年の目標です。
(外科病棟 一般 秋山遠見さん/2020年入社)
忙しいときでも、親身に患者さんに寄り添っている先輩たちの姿が目標です!
教育への思いが強い職場。情報共有も行き届いています
気軽に相談しやすいよう、職場のプリセプターは年次の近い先輩が付きます。
私は3年前から、新人教育を担当しています。当病院の新人教育の特徴は、一人ひとりのペースに合わせて行っている点。様子を見守りながら、お話を聞く時間を適宜設けており、現場にも「できないことがあるのは当たり前」「ゆっくりやっていきましょう」と周知をしています。そうした環境をつくることで、新人看護師の皆さんが自分なりに考え、自信を持てるようになり、自分らしいペースで成長をしていく姿を何度も見てきました。
直属の新人教育係としてプリセプターも付きますが、必要を感じたらすぐに私たちが間に入り、ケースバイケースで柔軟な対応をしています。教育担当のチームは毎月必ずミーティングをしており、情報共有体制が行き届いていることは、当病院の非常に良いところだと思いますね。
毎年、新人教育カリキュラムには変更や改良を加えています。来年度はコロナ禍で実習ができなかった方々を迎えることになるので、実習形式の研修を1週間、追加することが決まりました。実習で最も重要なのは、患者さんについての考えを話し合ったり、患者さんに関わったりすることですので、その部分をしっかり経験していただこうと考えています。自分に合った職場を選べる「ローテーション教育」に関しては、前段で秋山さんも言及してくれていますが、私たちとしても非常に良い制度だと考えているので、今後も継続していく予定です。
教育を担当した後輩たちが大きく成長し、現場で活躍したり、“教える立場”として力量を発揮したりしている姿を見られることは、教育担当としての何よりのやりがいです。教育にかける思いが強い職員が多く、例年、新人の離職者が出ないことは私たちの誇り。忙しいときでもみんなで支え合って楽しく仕事ができる環境づくりを、今後も続けていく所存です。
いち看護師として魅力に感じているのは、休日数が多くプライベートを充実させやすい点や、交通の便や周囲の環境が良い点、そして敷地内の保育園に子どもを預けられる点などでしょうか。私自身も子どもを預けていますし、育児と仕事を両立させている看護師もいます。あとはなんといっても、人間関係の良さですね。フレンドリーで人望のある部長を筆頭に、看護部全体の雰囲気がとても良い病院だと思います。
(回復期リハビリ病棟 副主任 野村萩太さん/2015年入社)
毎年、よりよい教育カリキュラムを検討し直しています
当病院は看護学生の実習を受け入れていることもあり、学生時代の学びから継続した形での新人教育カリキュラムを組んでいます。毎年アンケートで感想や意見を聞きながら、よりよい内容にブラッシュアップさせているのも特徴です。看護実習では1~2名の決まった疾患の患者さんを受け持ちますが、実際の看護現場では、多種多様な疾患や個性を持った複数の患者さんを見ながら、素早い状況判断を行っていくスキルが必要になります。そのスキルを磨くためにも、最初の3カ月程度は担当人数を少なくし、ルーティンの業務を覚えながら、先輩たちにしっかり教わっていける環境を整えています。2年目にはほかの看護師と同程度に動けるようになることを目標に、1年間フォローをしていきます。
また近年は「受け入れる側の体制づくり」にも、非常に注力しています。新人看護師さんが肩身の狭い思いをすることのないよう、現場に対しては「守っていく対象として行動で示してほしい」と徹底した協力要請と確認を行っています。「自分がされて嫌だったことはしない、うれしかったことをしてあげよう」という考えを浸透させてきた結果、かなり良い環境ができてきたと自負しています。研修が修了するまで全員が揃っている新人教育ができていることは、私たちの誇りです。毎月の育成目標に到達しないときは、まず職場側に焦点を当て、「新人さんが快く働けるような環境をつくってあげているか」といった点の見直しを行い、場合によっては一時的に派遣先を変えるなどの対処もします。
入職から1カ月間はローテーション教育として全ての科を回り、本人の志望先に基づいて5月中旬頃に正式な配属を行います。自分の目で職場を見た後には半数くらいの方が志望先を変更しているので、配属後に「思っていたのと違った」という事態は回避できていると感じます。昨年からは、技術習得よりも各科の特色や雰囲気を知ることに目的を絞り、体験日数の短縮を試みました。これが好評だったこともあり、来年度も継続していく予定です。今年はコロナ禍の影響で、新しく実習形式の研修を加える計画ですが、教える経験をすることで私たちの側も成長できると感じています。学生さんや新人の皆さんの教育ができる看護師を今以上に増やしていくことが、新人教育担当としての今後の目標です。
(外科病棟 主任 藤原理恵さん/2012年)
300床程度で全体の風通しもよく、新人さんを温かく迎える風土があります。
看護学生の皆さんへ
看護現場で必要な実践能力は、働きながら学んでいくもの。新人の皆さんには体調管理にだけ留意していただき、あとは不安にならずに飛び込んできていただきたいですね。明るい対応ができて意欲的な方なら、どなたでも一人前になれるような教育環境を整えています。同期とコミュニケーションを取りながら育っていけるよう、1年目は毎月の研修やランチミーティングも実施しています。院内行事や歓送迎会などは現在中止している状況ですが、元々は交流機会を大事にしている病院です。私たちと一緒に楽しく働いていきましょう!