寺岡記念病院

  • 所在地:広島県
  • 病床数:263床
  • 看護師数:190名
制度待遇: 三交代 寮・住宅補助あり 退職金制度あり 託児所あり マイカー通勤OK

急性期から回復期、慢性期から在宅医療を提供する総合病院です。目指したい看護がここにはあります!

エントリーとは
エントリーとは、その病院に対して今後の説明会情報や選考の情報が欲しいという旨の意志表示です。 情報を受け取れるように少しでも興味がある病院へは、エントリーをしておくことをお勧めします。 ※エントリーは説明会や選考を受けなければならないということではありません。

教育・研修

1カ月ごとに急性期や回復期、リハビリテーション、地域包括ケア病棟などさまざまな実務を経験する「寺岡記念病院」のスーパーローテーション。その後、面談を通して配属先が決定されます。

先輩のひと言で、新しい目標を発見しました

出身地である広島を離れて関西の大学に進学した私は、地元の医療に貢献したいという願いを叶えるためUターン就職を決意しました。広島周辺の病院を調べる際、注目していたのは病床数です。さまざまな臨床現場を体験したいという思い、地域に密着した医療を支えたいという思いを叶えてくれるのが、二次救急指定病院として約300の病床数を誇る当院でした。ほかにもスーパーローテーションという当院独自の制度に惹かれ、入職の意思を固めました。

入職のきっかけともなったスーパーローテーションとは、1カ月ごとに6つの病棟をまわる新人研修です。急性期や地域包括ケア病棟、外来など各病棟の特徴や役割を深く理解すると同時に、自分の適性を知る良い機会。さらに各病棟の先輩からのアドバイスが客観的な評価となり、これまで気がつかなかった特性を知ることもできます。私自身、入職するまでは患者さまと時間をかけて向き合える回復期リハビリテーションへの配属を希望していました。しかし、ある先輩から「忙しい急性期の方が向いているかも」と言われたのです。不器用な私に急性期は向いていないと思っていたため、研修の1カ月間も周囲についていくのがやっとでしたが、先輩の言葉を思い出し将来のキャリアを考えることで気持ちが大きく変化。「幅広く学べる急性期で、多くの先輩から指導を受けたい」そう考えるようになりました。

希望通り外来へ配属された現在は、プリセプターによるサポートのもとで日々奮闘中。最初は一人でなにもできないところからのスタートでしたが、経験を積みながら問診から受診をする科の案内、採血など少しずつ仕事の幅を広げています。以前は患者さまやそのご家族とのコミュニケーションに対して苦手意識がありましたが、今ではスムーズに会話ができるように。それが日々のモチベーションへつながり、昔から人と話すのが好きだったのでは、と勘違いするほどの成長を実感しています。今後もさらに多くの経験を積み、治療が終わった後の生活を見据えた支援ができる看護師として活躍したいです!
(看護部 外来/岡崎 天斗/2023年入職)

月に1度実施される集合教育研修では、同期と近況を報告し合う時間でもあります。

研修中はもちろん、配属後も細やかにサポート

新人看護師の教育について進捗を全員で共有し、的確な指導を実現しています。

当院の新人看護師は入職した4月からの半年間、計6つの病棟をまわるスーパーローテーションを実施しています。急性期、一般、外来、回復期、リハビリテーション、地域包括ケア、それぞれの役割や支援の違いを体験する貴重な時間です。具体的には、臨床指導者が中心となり、時間をかけて病棟の説明や職場見学を実施。その後できる範囲で少しずつ患者さまへの支援に挑戦することで、病院が果たす機能についても理解してもらいます。それを1カ月ごとに繰り返すことで、学生の頃には経験できないよりリアルな臨床現場を感じることができるのです。その後スーパーローテーションを終えた新人看護師は、改めて希望する配属先を考えてもらいます。入職前に考えていた自身の得意分野や希望する分野と、実際に各病棟を体験して感じたこと。それぞれを照らし合わせ、そして臨床指導者の意見も踏まえたうえで、面談を通して配属先を決定しています。

私が所属する外来では、空いた時間を活用して急変対応についてデモンストレーションを行うなど、新人看護師を中心にさまざまな指導を実施しています。イレウスチューブの挿入や血栓回収療法など数少ない処置が行われた際は、全員で情報を共有。ほかにも外部研修に参加した看護師がいれば、研修の内容をまとめて報告するなど、普段から看護師同士が密に連携することで新人看護師へ学びの場を提供しています。新人看護師にとっては、月に1度同期が集まる集合教育研修も貴重な時間です。集合教育研修では、採血など月ごとのテーマにそって先輩がスライドで解説をした後に、モデルを使用し実践的な技術を習得。同期はお互いを高め合う存在であり、心の支えとなる仲間になるはずです。

ほかにも、当院全体で指導の進捗状況の「見える化」に取り組んでいます。入職1年目の看護師には毎日の支援内容を用紙へ記録してもらうことで、技術の習得状況を把握。苦手とすることは、次回積極的に担当して克服できるようサポートしています。また、1カ月ごとに目標を振り返る時間を設けることで、一人前の看護師としての自立を促しています。
(看護部 外来/三島 百合子/2007年入職)

外来の看護師全員で新人看護師を育てています

今回、新人看護師の配属は外来にとってはじめてのことです。私はプリセプターを務めていますが、日々の指導は処置室を担当する先輩方が担当。毎日の支援内容を記すファイルに目を通すだけでなく、指導を担当した先輩から状況を密に連携してもらいながら、外来全体で「若手を大切に育てよう!」と取り組んでいます。私自身は何気ない雑談をしながら、いつでも相談できる関係を構築。日々の支援を通してどんなことを感じ、どんなことに悩んでいるのかを把握できるように心がけています。

外来へ配属された岡崎さんは、はじめの頃どこか自信がないようでした。もちろん最初は、誰だって不安はつきものです。なので、まずは一つひとつ丁寧に指導することで、できることを増やしそれを周囲がちゃんと認めてあげられるようにサポート。以前は患者さまやご家族の方と話すのにも戸惑っているようでしたが、配属されて数カ月経った今はとてもじょうずにコミュニケーションをとっています。この陰には、先輩方が率先して患者さまとの会話の様子を見せたこと、そして患者さまとのコミュニケーションの大切さを説く、といった指導背景がありました。最近では一人でできることが増え、同時にたくさんの笑顔も見られるようになっています。

新人看護師を指導するためには、指導者自身が深く支援を理解する必要があります。今回、はじめて新人看護師を指導する外来の看護師たちにとっては、改めてこれまでの支援内容を振り返り、足りない部分を学び直す良いチャンスが与えられたと感じています。そしてなにより新人看護師がいることで、外来全体が活気あふれるように。今後も指導方法をブラッシュアップしながら、新人看護師とともに病棟全体で成長したいと思います。
(看護部 外来/三島 百合子/2007年入職)

広島県福山市にある二次医療圏内の中核医療機関として、地域医療を支えています。

急性期から回復期、在宅療養までシームレスケアを実現

当院は地域密着型の急性期から在宅までを担うケアミックスの二次救急指定病院です。高齢者の救急医療を提供する一方で、「人々の日常生活に寄り添う医療」を実現し、地域包括ケアネットワークの中核医療機関としての機能を充実させていくことを責務としています。看護師の行動指針「Change(チェンジ)Chance(チャンス)Challenge(チャレンジ)」をもとに、社会の変化を的確に捉え、機会を掴んで挑戦する・・・という姿を持ち続けたいと思っています。

問い合わせ先

問い合わせ先・雇用法人名 社会医療法人社団 陽正会 寺岡記念病院
TEL:0847-52-3140(担当:総務課)
住所

729-3103
広島県福山市新市町新市37番地 寺岡記念病院

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アクセス 広島県福山市新市町新市37番地
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