- 所在地:京都府
- 病床数:288床
- 看護師数:292名
「笑顔で生きることを支える看護を実現」多くの人の笑顔あふれる健康的な暮らしのサポートを目指します
治し支える医療を地域とともに (2025/01/16更新)
当院ホームページで2026年卒就職試験情報UPしました!
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◆地域の人たちの笑顔をささえています
◆患者さんが安心して療養できる看護を実践しています
◆看護師としての夢を実現できる教育制度があります
♪ 2022年新築移転
♪ 医療DX推進
♪ 新卒新人はローテーション研修実施
進化し続ける京都済生会病院で一緒に働こう! 心から歓迎します!
合説出展情報 :
医療・看護DX特集
京都済生会病院では、2022年6月の新築移転をきっかけにDXを推進し、業務の効率化を図っています。今回は看護師の先輩の声を中心に導入の背景や活用のメリットについてお話を伺いました。
測定データを自動入力。ミスの心配がなくて便利です
「血圧計をモニターにかざすだけで数値が反映されます」と語るS.Mさん。
当院に入職したきっかけは、地域の大きな総合病院として以前から知っていたからです。私が入職する年に病院が新築移転するという話を聞き、キレイな職場で憧れの看護師としてスタートできることに魅力を感じました。家族に見守られながら、これまで暮らしてきたまちで働く日々はとても充実しています。
私は消化器・呼吸器内科の病棟に勤務し、主に入院患者さんのバイタルサインチェックや点滴の交換、看護記録の入力・整理、食事や排せつの補助といった身の回りのお世話を担当。常に笑顔を心がけ、患者さんが前向きに治療に取り組めるようにサポートしています。新しい病院には最新の設備やシステムが整っていますが、特に便利だと感じたのは、各病室に1台ずつ設置されている「ベッドサイド情報端末」です。体温や血圧を測り、測定機器をかざすだけでデータが電子カルテに反映されるので入力の必要はなく、ケアレスミスも防ぐことができます。また、モニター画面を見ると測定したデータはもちろん、アレルギーなどの患者さん情報や看護記録もすぐに確認できるので、忙しいときは特に助かっていますね。
日常での相談や質問時によく利用するのは、病院内スマートフォンです。通話だけでなく、写真や資料も送信できるので、患者さんの容態を確認したいときは先輩に写真を見てもらってアドバイスを受けることも。また、医師に写真を送信してパソコン上で病状を診断してもらい、指示を受けることもあります。
業務の効率化により、患者さんと関わる時間を多く取れることが嬉しいですね。私は終末期の患者さんに寂しい想いをさせないように時間を見つけては足を運び、声をかけるようにしました。そのときに聞いた「あなたのことは忘れないから」という言葉は、私の胸に深く響き、今でも鮮明に記憶に残っています。2年目を迎えてからは、リーダーとしてメンバーの指導や管理を任され、医師とコミュニケーションを取る機会も増えてきました。これからはさらに知識を増やし、患者さん目線での看護に取り組んでいきたいと思います。
(S.Mさん/看護部/2023年入職)
今まで以上に患者さんに寄り添ったケアができるように
「特に分娩は長時間にわたるので自動化のメリットをとても感じています」とY.Hさん
就職をきっかけに憧れの京都に移住しました。以前から当院には親しみがあり、助産師の私は高度な医療でハイリスクな妊娠・分娩に対応している点に魅力を感じ、入職を決めました。現在、診察介助や産褥指導、分娩介助、母子の健康指導やケアなど幅広い業務に携わっています。常に2つの命を預かる責任感を持ち、不安なく出産ができるように患者さんの気持ちに寄り添ったケアを心がけています。
入職2年目に新しい病院に移転してから、職場環境は大きく変わりました。当初は新しいシステムの操作に戸惑ったものの、毎日使っていくうちに自然と慣れて便利に活用しています。特に変化を感じたのは、看護記録やバイタルサイン測定などの業務が大幅に削減されたことです。当院では約3割の方が無痛分娩を選択されますが、麻酔注入後は心電図をつなげ、血圧も頻繁に測定して長時間にわたり状況を確認します。以前は手入力でしたが、今は自動的に入力されるので負担が軽減しましたね。また、他の診療科の応援に行く機会がありますが「ベッドサイド情報端末」には患者さんの病状、食事の介助する際の注意点などもすぐに確認できるのでとても助かっています。
院内の情報共有やコミュニケーションも円滑になりました。連絡事項に関しては、以前は紙が中心だったため、書類を探す時間や手間がかかってしまいましたが、今はグループネットワークで共有されているのでスマートフォンを見てすぐに確認ができます。また、職員同士の連絡は通話だけでなく、写真や資料を添付して確認が取れるので意思疎通が図りやすくなりましたね。
一番嬉しいのは、患者さんとのコミュニケーションの時間が増えたことです。ある外国人籍のご夫婦との会話は英語が基本で、当初は言葉の壁を感じたものの、頻繁に会話を重ねることで信頼関係を築くことができました。「この病院で産むことができてよかった」と笑顔で退院されたことはとても印象に残っています。これからも日々経験を積みながら外部研修やe-ラーニング研修を活用してスキルアップを図っていきたいと思います。
(Y.Hさん/看護部/2021年入職)
DXで医療の高度化、サービス向上、働き方改革を実現
「当院ではDX化を充実させ、より質の高い看護を目指しています」とN.Mさん。
長岡京市に拠点を構える当院は、長年にわたり約15万人の住民のみなさんの健康を支えてきましたが、建物の老朽化に伴い2022年6月に新築移転をしました。それを機に人手不足や医療業務の複雑化といった課題を解決するため「医療の高度化」「患者さんに寄り添うケア」をコンセプトにDXを推進。私は医療DX推進の責任者として、構想段階から費用対効果の検討、導入準備、稼働後のフォローまでを担当しましたが、経営トップや職員のみなさんから理解してもらい、同じ目標に向かって一丸となって取り組むことができました。
具体的には、全館のWi-Fi導入によるインフラ整備より、すべてのエリアでインターネットが使える環境を整備。そして外来に関わる職員の業務負担を軽減し、患者さんの待ち時間を減らすためにAI問診を導入しました。特に看護師から好評を得ているのは、各病室に設置した「ベッドサイド情報端末」です。測定機器をかざすだけで電子カルテに反映され、患者さんの状況やその日の出来事なども円滑に伝達・共有ができるため、安心で確実、質の高い看護の提供につながっています。そのほかにも効率化と感染予防対策の向上を目的に、尿や汚物は容器ごと廃棄できる「ディスポーザブル粉砕機」を導入しました。
チーム医療では、院内のあらゆる職員との連携を図りますが、診療中や忙しいときには連絡が取りづらく、24時間・365日体制のシフト勤務では情報の一斉伝達が難しい状況にありました。そこで600人以上在籍する職員一人ひとりにライセンスを付与し、コミュニケーションツールを活用して病棟や看護部などのグループ内で重要な情報を迅速かつ確実に共有できる仕組みを構築。ビデオ通話機能により、場所を選ばずに打ち合わせや会議が実施でき、働き方改革にもつながっています。
2025年にはAIによる「看護記録サポート」を導入します。これは患者さんと看護師の会話や問診の内容を録音して文章化し、自動的に電子カルテに反映させるシステムです。また、職員の能力やスキル、経験値などを一括管理して適性に合わせて異動や配置をするタレントマネジメントにより、一人ひとりが輝ける病院を目指していきたいと考えています。
(N.Mさん/事務部次長 経営企画課課長/2005年入職)
学生の方へのメッセージ
「『一人ひとりの尊厳を大切にし、より質の高い看護を創造し実践します』の理念のもとお互いに尊重し、多職種と連携することで最善の医療を提供しています。また、自ら考えて行動することで新たな看護を創造し、患者さんとご家族にとってより良い医療を考え抜くこと、そして主体的に学び続け、後輩指導にも尽力できる人を育成しています。DX推進によって、働きやすい環境が整った当院でより高いパフォーマンスを発揮し、病院や地域の発展に貢献することを目指しています。」
(看護部長緑)
問い合わせ先
問い合わせ先・雇用法人名 | 〒617-8617 社会福祉法人恩賜財団 京都済生会病院 人事部:内藤 TEL:075-955-0111 Email:info@kyoto.saiseikai.or.jp |
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住所 |
617-8617 |
アクセス | 阪急京都線 「西山天王山駅」下車、西改札出口より徒歩5分 「長岡天神駅」下車、バスまたはタクシー JR京都線 「長岡京駅」下車、西出口よりバスまたはタクシー |
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