- 所在地:山口県
- 病床数:280床
- 看護師数:180名
患者さんにしっかりと向き合い、思いや機能を最大限に引き出す看護を一緒に実践しませんか?
先輩情報
患者さんとご家族の想いに心を寄せた温かい看護
看護師 特定行為研修修了 鍵谷 三枝子
- 職歴(キャリア):2006年〜
- 出身校の所在地エリア:山口県
- 出身校:大阪府立看護大学医療技術短期大学部
- 所属診療科目:その他(眼科、耳鼻咽喉科など)
- 部署の特徴とあなたの役割を教えてください
- 今まで看護してきた中で、特に印象に残っているエピソード(嬉しかったこと、苦労したこと)は何ですか
- 看護のどんなことにやりがいを感じますか。あなたの大切にしていることは何ですか
- 当面の目標について教えてください
- 学生さんへのメッセージ
- 部署の特徴とあなたの役割を教えてください
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現在勤務している病棟は、パーキンソン病や筋委縮性側索硬化症など神経難病で専門治療を必要とする患者さんが多く入院生活を送っておられます。神経難病の患者さんは意思疎通の困難な患者さんが多く、日々の関わりの中で発する様々なサインや病状の変化から症状の進行や合併症の併発に早期に気づくための洞察力、アセスメント能力が私たち看護師には求められます。
私は難病看護師として、また特定行為研修を修了した看護師として難病看護の専門的知識や技術に加えて、特定行為研修で学んだ判断力、思考力を活かした看護実践と後輩育成に取り組んでいます。 - 今まで看護してきた中で、特に印象に残っているエピソード(嬉しかったこと、苦労したこと)は何ですか
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人工呼吸器を装着した筋委縮性側索硬化症の患者さんの娘さんがご結婚された時、結婚式に参列できなかった患者さんに何とか娘さんの花嫁姿を生で見せてあげたいと思い、多職種に協力依頼して院内で結婚式を行うことができ、患者さんも参列することができました。タキシードに身を包み、リハビリ室に作ったバージンロードを娘さんと進む患者さんとご家族の笑顔は私の一生の宝物になりました。
- 看護のどんなことにやりがいを感じますか。あなたの大切にしていることは何ですか
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神経難病など慢性期の患者さんは、進行する病気と向き合い悩みながらも、残された機能を精一杯使って生活を送っておられます。その生活が住み慣れたご自宅ではなく病院であっても、希望を持ってその人らしい生活が送れるように常に患者さんとそのご家族の想いに耳を傾けチームで連携することを大切にしています。信頼できる仲間の存在や一緒に頑張ってくれる後輩が育ってくれていることに、とてもやりがいを感じています。
- 当面の目標について教えてください
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少しでも多くの難病患者さんとご家族の心の支えになりたいと思っています。また、たくさんの後輩が看護する喜びややりがいを感じながら自分の目指す道を見つけて、さまざまな専門分野で活躍できるよう支援していきたいです。
- 学生さんへのメッセージ
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看護の仕事は楽しいことばかりではなく、つらいこと、苦しいこともたくさんあります。でも、患者さんやご家族からの「ありがとう」「あなたで良かった」との声や笑顔に触れると、悩んだことやつらかったことも吹き飛び「また頑張ろう」と前に進むことができます。何より患者さんやご家族との出会いが、看護師としてだけではなく一人の人間として大きく成長できる機会になると私は思っています。そんな天職とも思える看護の現場で、ぜひ一緒に成長していきましょう。
問い合わせ先
問い合わせ先・雇用法人名 | 独立行政法人 国立病院機構 柳井医療センター 代表電話(TEL:0820-27-0211) |
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住所 |
742-1352 |
アクセス | JR山陽本線 柳井駅 下車 - 防長バス 柳井医療センター終点 |
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