飯田市立病院

  • 所在地:長野県
  • 病床数:407床
  • 看護師数:470名
制度待遇: 二交代 三次救急 寮・住宅補助あり 資格支援あり 退職金制度あり 託児所あり マイカー通勤OK

あたたかな看護の実現を目指します

25年卒採用スタートいたしました!(2023/12/01更新)

こんにちは。
当院のページをご覧いただきありがとうございます。

25年卒採用をスタートいたしました。
説明会、インターンシップなどの日程を今後お知らせしていきます。
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ぜひお気に入り登録・エントリーお待ちしております!

エントリーとは
エントリーとは、その病院に対して今後の説明会情報や選考の情報が欲しいという旨の意志表示です。 情報を受け取れるように少しでも興味がある病院へは、エントリーをしておくことをお勧めします。 ※エントリーは説明会や選考を受けなければならないということではありません。

助産師特集

年間出産件数900件以上。多くの症例を通して経験値を高め、助産師として成長できる環境です。

先輩の手厚い指導のもと、自信をつけてから独り立ち

今まで20人の分娩に携わった。生まれた瞬間、泣き声が聞こえるとホッとします。

私が助産師を目指すようになったのは中学生の頃。兄弟や親戚など自分より年下の子どもと接することが楽しくて、赤ちゃんに関わる仕事がしたいと考えるようになったのがきっかけです。就職先として当院を選んだのは、年間900件以上という県内でも多くのお産実績に魅力を感じたこと。加えて、たくさんの経験を通し、助産師として成長できる環境が整っている点に惹かれました。今、私が勤務しているのは当院の周産期センター。産科外来・助産師外来・産科病棟・NICU・新生児科を備えた環境で、妊娠から出産、産後のケアまでトータルにおこない、お母さんと赤ちゃんをサポートします。また、周辺の助産院と連携し緊急時の受け入れ体制を整えるなど、地域の高度医療を担う中核病院としての役割も果たしており、さまざまな症例を通し助産師としての経験値を高められることも魅力です。当院の助産師は、まず看護師として1~2年、一般科に勤務します。基礎的な看護技術や現場での動き方をしっかり身に付けた上で、周産期センターに配属となります。私は入職後、看護師として整形外科で働きました。臨床現場で医師やスタッフと連携しながら患者さまと接した経験は、助産師である今の私の基礎を作ってくれたと思います。

周産期センターに移ってからは、産科病棟に勤務。妊婦さんや褥婦さんのケアから始め、半年ほど経つと先輩助産師が担当するお産に立ち会い、分娩サポートの経験数を増やしていきました。助産師として独り立ちする目安は、10例の分娩を担当すること。10例は目安なので、本人が自信を持てるまで長い目で見守り、わからないことがあれば先輩助産師が手厚く指導してくれます。また3例ごとにカンファレンスが開かれ、複数の先輩助産師から評価・アドバイスをいただきます。そこで出た課題を意識しながら次の一例一例に取り組むため、自分のペースで着実に成長していくことができます。私も、先輩から一例ごとにしっかり振り返りをしていただいたおかげで、次第に自信を持てるようになっていきました。そして、今年7月からは分娩介助の独り立ち。まだ先輩に相談しながらですが、自分が中心となってお産に関わる機会も増えています。

専門性を発揮しながら、心に寄り添うケア

当院の周産期センターは、分娩介助や産前産後のケアを助産師が中心になっておこなう院内助産の体制をとっています。出産に向けて入院するタイミングなども助産師が判断することが多く、妊婦さんのケアは入院直後から始まります。妊婦さんが病院にきてから一番近くで長時間一緒にいるのが、私たち助産師となります。徐々に関係性を築いていく中で、自分の要望やつらいことなどを気兼ねなく伝えられる。そのようなところが、妊婦さんにとっての院内助産のメリットではないでしょうか。

妊婦さんの中には、血圧の高い方、つわりがひどい方など、何らかの不調を抱えて不安が増している方もいらっしゃいます。医療的な処置が必要な場合は、もちろん医師に報告・相談をしますし、心のケアが必要なときは、気分転換になるような声かけを工夫しています。産婦さんにとって出産は大きな体験。安心して出産できる環境を整えるため、お母さんと助産師がお互いをよく分かり合えるように、コミュニケーションには特に気を配っています。また出産を終えた褥婦のケアも、私たちの大切な仕事です。お母さんの中には初めて育児を行う方もいるので、抱っこの仕方やおむつ交換など、育児の基本的なことからお伝えします。また授乳方法、ミルクの作り方などを指導しながら、赤ちゃんの全身状態の観察も行っています。

大切なのは、一人ひとりの心に寄り添うこと。特に、お産が初めてという方にとっては、退院後の生活に対しても不安なことが多いはずです。なるべく不安や困りごとを解消した状態で退院していただけるよう、スタッフ間で情報共有をしながらきめ細かくサポートするようにしています。特に心配な方には、退院後に電話をして様子を聞くこともあります。明るい声で対応してくださったり、落ち着いて赤ちゃんとの生活を楽しんでいる様子がうかがえると、とても嬉しい気持ちになります。

産科外来・助産師外来・産科病棟・NICU・新生児科を備えた周産期センター

チームの一員として、心の通う分娩サポートを

一例一例、先輩とともに振り返り課題を発見。手厚い指導を次につなげます。

私はこれまで、20人の赤ちゃんの誕生に助産師として関わってきました。生まれた瞬間に大きな泣き声が聞こえると、嬉しい気持ちと同時に「元気だ。よかった!」と安心することができます。お産の状況は、人によって全く異なります。分娩兆候が現れた産婦さんの体の変化をよく観察し進み具合を予測しながら、その都度何が必要なのかをよく考えて、適切なケアにつなげることを心掛けています。対応が難しいのは、思うように分娩が進行しない場合、陣痛の痛みに耐える時間が長くなってくると、産婦さんのモチベーションが徐々に下がってきてしまいます。そのようなときは、少しでも気分が楽になり、前向きな気持ちになれるように声をかけます。気を付けているのは、安易に「頑張れ」と言わないこと。その言葉を聞くと、一人で頑張らなければならないと、突き放されたような気分になる産婦さんもいるからです。だから「今の呼吸はよかったですよ」「赤ちゃん、すごく元気ですよ!」など前向きになれそうな具体的な情報を伝え、少しでも励ましにつなげるように寄り添った対応をおこなっています。

私たち助産師は、産婦さんのご家族も含めた出産チームの一員。みんなと心を通わせながら分娩をサポートし、赤ちゃんが元気に生まれてきたときは心から嬉しく、お母さんから「ありがとうございます」と言っていただくと、「また頑張ろう!」と思えます。生まれたばかりの我が子を愛おしそうに抱っこしているお母さんの姿は、本当に幸せそのもの。そんな瞬間に立ち会うことができ、自分も幸せな気持ちになれるのがこの仕事の良いところです。

今の私の課題は、的確な判断力をつけること。医師に報告すべきかどうかの見極めは難しく、判断に迷うことも多々あり、その都度周りの先輩に相談しています。一例一例を大切にしながらしっかりと振り返り、次の分娩に活かす。その繰り返しで経験値を高めていき、現場で適切に動ける助産師になることを目指します。また、これから入ってくる後輩たちともコミュニケーションを深めて、より良いサポートで成長を促せる存在になりたいです。

後輩へのメッセージ

当院の周産期センターの魅力のひとつが、手厚い教育体制。自分で自信が持てるようになるまで先輩がフィードバックや指導を丁寧におこなってくれるため、しっかりスキルを身に付けてから助産師として独り立ちできるのが特徴です。また「おめでとうございます」という声が飛び交う産科は、病院の中でも特別な場所。働いているとすごく前向きになれますし、一人の女性として自分の人生につながるような学びや気付きも得られます。私も、先輩にしていただいたように皆さんをサポートしますから、一緒に頑張りましょう!

問い合わせ先

問い合わせ先・雇用法人名 飯田市立病院
庶務課人事係
TEL:0265-21-1255
住所

395-8502
長野県飯田市八幡町438番地

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アクセス お車 中央自動車道 飯田ICから7分
電車 JR飯田線 伊那八幡駅から徒歩 15分(約1km)
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