国立国際医療研究センター病院

先輩情報

• 現在のお仕事について教えてください
• 後輩指導で心がけていることは何ですか？
• 貴院を志望した動機や入職を決めた理由は何ですか？
• 病院の雰囲気について教えてください
• 新人教育プログラムの紹介について
• 学生の皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします！

現在のお仕事について教えてください

抗がん剤治療や造血幹細胞移植を受ける患者さんをケアしています。
また、がん看護専門看護師として、外来で患者さんの相談にのったり、患者サロンの運営にかかわったりしています。
入院中につらい治療を乗り越えた患者さんが、「旅行に行ってきたよ」「うちの夫ったらね、もう…！」と笑顔で話すのを見ると、つらい時期を患者さん・ご家族と一緒に歩めてよかったなと感じます。
誰かの人生をサポートできるって、本当に素敵！

後輩指導で心がけていることは何ですか？

ちょっと背伸びした目標設定を意識しています。
仕事にどのくらい価値を置くかは人によって異なりますが、どうせ働くのだから、仕事を通して自分の成長を感じてほしいと願っています。高すぎる目標は苦しいし、低すぎる目標はつまらない。
後輩たちが、今よりもちょっと成長した自分に出会えるように働きかけるには、こちらにも気合いと根性が必要ですが、後輩たちの人生が少しでも幸せなものになるように、頑張ります。

貴院を志望した動機や入職を決めた理由は何ですか？

私は今でこそがん看護を専門にしていますが、大学では微生物学の研究室で卒論を書き、感染症に興味があって当院を選びました。
就職してからとても大変で、一時は夢とか目標とか見失いましたが、新人で配属された外科病棟でがん患者さんの看護を必死になって勉強しているうちに、いつの間にかここまで来ました。
今は、働きながら大学院の博士後期課程に通っています。目の前のことを一生懸命やっていると道は開けると感じます。

病院の雰囲気について教えてください

看護師はもちろん、医師、薬剤師、栄養士、リハビリ科セラピスト、他の専門職も、患者さん・ご家族にとってより良い道を誰もが当たり前に追及している雰囲気があります。
医療は不完全で曖昧なもので、難しいケースがいくらでもあります。そういう時、患者さん・ご家族の希望に最大限応えるためどこまで頑張り切れるかは、プロとして大事だと思います。
プロ意識の高い仲間に囲まれていると、自分も自然とそうなっていきますね。

新人教育プログラムの紹介について

私が就職したのは約20年前なので、当時と今とでは教育プログラムがだいぶ違います。
年々充実したプログラムになっていると感じるので、これから就職する皆さんが少しうらやましいです。
私は教育委員で、教育プログラムの研修を企画・運営する立場ですが、看護部長、副看護部長、教育担当師長・副師長はじめ多くの人が、新人にとって何がベストかを考えて教育にあたっていると思います。けっこう自慢できます（笑）

学生の皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします！

友達と遊ぶ、学会や研修に参加する、色々な面でこの病院の立地は最高です（夜勤明けの昼飲みは開放感があります）。
自施設のことを良くいうのもアレですが、院内研修の制度、上司、同僚、福利厚生、様々な点で、当院はキャリアをスタートさせる場所としておススメです。
私は子どもはいませんが、ここ数年は産休に入るスタッフにベビー帽子を編んで、おばあちゃん気分を楽しんでいます。
一緒に楽しく働きましょう☆