国立国際医療研究センター病院

先輩情報

• 現在のお仕事について教えてください
• 今まで仕事をしてきた中で、特に印象に残っているエピソードや嬉しかったこと、苦労したことは何ですか？
• 貴院を志望した動機や入職を決めた理由は何ですか？
• 病棟の雰囲気について教えてください
• 新人教育プログラムの紹介について
• 学生の皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします

現在のお仕事について教えてください

私が所属している病棟は生活習慣病病棟であり、主な診療科は循環器内科、心臓血管外科です。心不全や心筋梗塞、大動脈疾患などで入院されている患者さんが多いです。
心臓カテーテル検査や治療で入院する患者さんも多く、検査・治療前後の体調管理がとても重要になります。
また、背景に生活習慣が関わっている疾患も多いため、多職種と連携して退院後を見据えた生活指導も実施しています。

今まで仕事をしてきた中で、特に印象に残っているエピソードや嬉しかったこと、苦労したことは何ですか？

印象に残っているエピソードは心電図モニターから不整脈を発見し、早期対応が出来たことです。心電図モニターの勉強を続けていて本当に良かったと感じました。
また、患者さんが退院していく姿を見るとこれからも頑張ろうと思います。
苦労したことは、急変の予兆を読み取ることです。あの時に自分が気がついていれば、急変を防ぐことが出来たかもしれないと思うこともあるため、少しでも何かおかしいと感じたら先輩に相談することを心掛けています。

貴院を志望した動機や入職を決めた理由は何ですか？

私は看護学生時代から急性期病院で働くことを希望していました。
当院は国立高度専門医療研究センターの中で唯一の総合病院として高度で幅広い医療を提供しているため、医療の第一線で働くことができると考え志望しました。
年間１１,０００件弱程度の都内トップクラスの救急搬送患者の受け入れを実施しており、多くの看護実践を学ぶことが出来ます。

病棟の雰囲気について教えてください

循環器病棟であるため、生命に直結する疾患の患者さんが多くいらっしゃり、一時も気を抜けない日々が続いています。患者さんの容体が急変することもあり、緊張感があります。
しかし、私の病棟の先輩は相談しやすい環境を作ってくれているため、チームで協力しながら患者の安全を守っていく雰囲気が作れていると思います。
多忙な日々ではありますが、厳しくも優しい先輩方の元で多くの看護技術を学べているためとても充実した日々を過ごせています。

新人教育プログラムの紹介について

当院ではすぐれたジェネラリストの育成のためにキャリアラダーによる看護実践能力の向上を目指しています。様々な集合研修が実施されているため、自分のキャリアに合わせた技術や知識を習得できます。また、新人看護師は年4回リフレクション研修があり自分の成長と課題に向き合うことができます。　
さらに、教育担当看護師長、副看護師長が定期的に病棟をラウンドしてくれるため、新人が成長できるように病院全体で見守る環境が出来ています。

学生の皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします

就職してからも学びが続くため、日々の業務と両立し大変なこともありますが、先輩や同期に恵まれ、充実した教育体制も整っているため当院で看護師になってよかったと思っています。
就職活動は、大変だと思いますが自分の看護観に合う病院を見つけてください。
国立国際医療研究センター病院で皆さんと一緒に「あたたかい看護」を提供できることを楽しみにしております。