- 所在地:東京都
- 病床数:990床
- 看護師数:965名
『救急医療は医療の原点』と考え、24時間体制で地域の患者さまに貢献。最新医療設備とスタッフのチームワークが、高い医療効果を上げています!
26卒向け病院説明会応募受付開始!(2025/03/14更新)
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Topics :
看護師のキャリア研究
「病院全体で育てる」「集合研修+少人数制研修のW教育」を育成指針としている日本大学医学部附属板橋病院の看護部。ここでは新人看護師、指導者に看護部の教育について話を伺いました。
研修はスキルアップの場であり同期と相談し合える機会
■丹羽 やま都さん/脳外科病棟スタッフ/2024年入職
私は、脳神経外科に勤務する新人看護師です。バイタルサイン測定や患者さんの状態を密に観察し、状態変化にいち早く気づけるようスキルを磨きながら仕事に取り組んでいます。正直なところ、まだ業務には慣れておらず、ドキドキしながら患者さんと向き合う毎日です。
脳神経外科には、言語障害がある患者さんや、日常生活に支援が必要な患者さんが多くいらっしゃいます。そんな患者さんたちのリハビリや治療をサポートして、回復されていく姿を目にすると、仕事のやりがいを感じます。入職後半年経った頃から、少しずつ自分でできることが増え、成長を実感するようになりました。患者さんやご家族からの感謝の言葉は、私にとって大きな励みです。
当院では、定期的に研修が行われており、私たち新人看護師を成長させてくれる貴重な機会となっています。業務中に聞きづらい疑問も、研修の場では気軽に質問できます。研修でしっかり学ぶことで、自信をもって患者さんに接することができるようになりますし、悩みを共有したり、ちょっとした不安を相談し合ったりすることもでき、同期との絆を深める交流の場になっています。
私にとって、同期の存在は大きな支えです。部署には4人の同期がいて、毎月プライベートで集まって近況を語り合うほど仲が良く、この交流は私が仕事をする上で大きな原動力になっています。今こんなに生き生きと働けているのは、同期がいるからこそだと思っています。
スキルアップに関しては、時間のある時にナーシングスキルを見て学習しています。当院ではスマートフォンを使用してナーシングスキルが学べる仕組みがあり、患者さんの前で戸惑わないよう事前に学習することができます。文字だけでは理解しづらいことも、動画では具体的な動きがイメージできるので、より的確なケアが行えるようになりました。
新人看護師にはプリセプターという専属で指導してくれる先輩がいます。私が患者さんとの対応で言葉に詰まって困っている時には、すぐに駆けつけて声をかけてくれますし、時間があれば「最近どう?」「不安なことはない?」と気遣ってくださいます。このような手厚い配慮をしてくれるプリセプターが身近にいることに、とても感謝しています。
高度先進医療に対応し、細やかな気配りができる明るく爽やかな看護師を育成。
研修を楽しくするために私たちも工夫を重ねています
集合&少人数制の充実した研修制度を用意。新人看護師も安心して基礎から学べます。
■櫻田 朱里さん/看護部 教育研修室 主任/2010年入職
当院では、新人看護師に対して「しっかりゆっくりW教育」と呼ばれる集合研修と少人数制研修を組み合わせたプログラムを企画しています。段階的な研修と、しっかりしたサポート体制で、新人看護師が安心して成長できる環境を整えています。
集合研修では知識と技術の概要を学びます。少人数制研修は、院内教育担当者1人に対して新人看護師2~3人の比率で、より実践的なスキルを磨くことに重点を置き研修を行っています。少人数制研修は集合研修で学んだ内容を活かし、多重課題への対応力を養うため、シナリオの中で具体的に考えることで、しっかりと知識や技術を身に付けることができます。
研修は学びの場であり、新人看護師たちのリフレッシュや情報共有の場にもなっています。同期が集まる研修は、他の病棟の新人看護師たちと交流する貴重な時間。お互いの経験や工夫、悩みを共有し合うことで、安心感も得られます。
研修を楽しく、そして有意義なものにするため、私たちも常に工夫を重ねています。「研修が楽しかった!」「また頑張れそう」といった声を聞くと嬉しいですね。仕事で落ち込んでいた新人看護師が元気を取り戻し「リフレッシュできました!」と言ってくれると、私たちにとっても励みになります。
研修を通して、単に知識や技術を身に付けるだけではなく、患者さんの気持ちに寄り添いながら考え、行動できる看護師の育成を目指しています。1年間の研修を終えた新人看護師たちが、自信に満ちた表情で患者さんと向き合う姿を見ると、この研修の意義を実感します。
研修は1年を通して毎月実施しており、1年間の努力の集大成として修了証書を授与します。この証書は新人看護師たちのスキルアップの証となります。
また、ポートフォリオを活用した成長支援も行っています。入職時に配布されるポートフォリオファイルに、日々の振り返りや研修の記録を残していきます。私たち先輩看護師もコメントを書き込み、成長を確認し合える仕組みになっています。
院内教育担当者による細やかな少人数制研修
■壁谷 由衣さん/小児医療センター 主任/2010年入職
当院では、新人看護師にはプリセプターが付き、さらに支援リーダー、リーダー看護師、院内教育担当者、教育研修室がサポートし看護部全体が一丸となって新人看護師を育成しています。
当院で行われる少人数制研修は、厚生労働省が推奨する基礎看護技術をすべて修得するための研修です。この研修は年5回実施され、院内教育担当者と呼ばれる講師1人に対して新人2~3人という比率で行います。1日かけてじっくり学ぶ形式で、細やかな指導が行われるのが特徴です。各回には10ほどの項目があり、少人数なので安心して質問でき、実践的なスキルを効果的に身に付けられる機会となります。
この少人数制研修は、私が入職した年から始まりました。今では、院内教育担当者として新人看護師を教える側に立っています。少人数制研修のメリットは、病棟での実践と研修での学びを結びつけられることです。「こういう時はどうすればいいですか?」といった具体的な質問が多く寄せられ、新人看護師たちにとっては、既習内容の復習や新しい技術の修得の機会となっています。
研修を行う上で、私が特に気をつけているのは新人看護師への接し方です。育成においては「褒めて育てる」というアプローチを心がけています。注意すべき点や気になる点を指摘する際には、新人看護師が気にしすぎないように、和らげて伝えるよう意識しています。質問にうまく答えられない新人がいる場合は、答えを引き出せるような質問の仕方に変えてみて、緊張を解きほぐすための声かけも行っています。
また、業務が忙しくて事前学習ができていなかったり、初めて経験する技術に戸惑ったりする新人看護師もいるので、研修の雰囲気づくりも大切にしています。堅苦しさをなくし、明るく楽しく取り組めるように、時には業務とは関係のない話題を挟んだりしながら、和やかに研修を進めています。看護部の理念の【JHOS ナーシング】ができる看護師になってほしいと思っています。
話しやすい雰囲気で、研修効果も上がります。
1年目だけではなく、2年目以降もしっかり育成
当院の看護理念「人間味あふれる看護の実践 【JHOS ナーシング】」には、自信(J)と誇り(H)を持ち、思いやり(O)のある看護を実践し、患者さんとの信頼関係(S)を深めるという意味が込められています。スタッフ全員がこの目標を意識しながら日々の業務に取り組んでおり、新人看護師の育成にも深く反映されています。
2年目以降もクリニカルラダーという段階的な教育プログラムによって、長期的なキャリア形成を支援しています。長く働きながら、じっくりとスキルアップしたい人にとって、とても魅力的な環境です。
問い合わせ先
問い合わせ先・雇用法人名 | 学校法人日本大学 日本大学医学部附属板橋病院 庶務課人事担当 TEL:03-3972-8111 内線 3912・3914 Email: jinji.itabashi@nihon-u.ac.jp |
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住所 |
173-8610 |
アクセス | (1)池袋方面から 池袋駅西口4番バスのりば ▼ 国際興業バス 日大病院行き 池01、池05系統 約25分 ▼ 日本大学医学部附属板橋病院 池袋駅東口8、9番バスのりば ▼ 国際興業バス 大山経由 赤羽駅西口行き 赤51、赤97系統 大山経由 小茂根五丁目行き 池55系統 大山経由 光が丘駅行き 光02系統 いずれも約30分 ▼ 大山バス停 ▼ 徒歩約10分 ▼ 日本大学医学部附属板橋病院 (2)千川駅バスのりば 東京メトロ 千川駅 ▼ 国際興行バス 日大病院行き 池01、池05系統、またはタクシー 約10分・1,000円前後 ▼ 日本大学医学部附属板橋病院 (3)大山駅から 東武東上線 大山駅 ※大山駅前にバス・タクシー乗り場はありません ▼ 徒歩約20分 ▼ 日本大学医学部附属板橋病院 (4)赤羽方面から 赤羽駅西口4番バスのりば ▼ 国際興業バス 日大病院行き 赤57系統 約35分 ▼ 日本大学医学部附属板橋病院 |
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