東京大学医学部附属病院

  • 所在地:東京都
  • 病床数:1226床
  • 看護師数:1400名
制度待遇: 二交代 三次救急 寮・住宅補助あり 資格支援あり 退職金制度あり 託児所あり

「みて、触れて、考える看護」

2026年度採用【病院見学会】【オンライン病院説明会】を開催します。(2025/01/27更新)

2025年1月より 
【病院見学会】11日程
【オンライン病院説明会】3日程

お申し込みは東大病院看護部ホームページから
https://www.h-todai-kango.jp/recruit/fair/

先輩看護師もお待ちしております。

エントリーとは
エントリーとは、その病院に対して今後の説明会情報や選考の情報が欲しいという旨の意志表示です。 情報を受け取れるように少しでも興味がある病院へは、エントリーをしておくことをお勧めします。 ※エントリーは説明会や選考を受けなければならないということではありません。

先輩情報

ICUで頑張っています

看護師 I.H

  • 職歴(キャリア):2022年〜
  • 出身校の所在地エリア:東京都
  • 出身校:日本赤十字看護大学
  • 所属診療科目:ICU/NICU/GCU/CCU
就職先として当院を選んだ理由は?

教育体制が充実していることと、高度急性期医療の中で周術期看護を学ぶことができると考えたからです。
私が大学生の時は、病院での臨地実習をすることがほとんどできませんでした。そのため、看護師として就職することに漠然とした強い不安があり、教育体制の整った病院に就職したいと考えていました。当院は、プリセプター・エルダー制度やラダー等の教育体制が整っており、安心して看護師として成長していくことができる環境なのではないかと考え、この病院を選びました。
また、当院は3次救急病院であるため、より重症な患者さんや周術期の患者さんが多くいらっしゃいます。私は実習で周術期の患者さんを受け持った経験があり、手術や治療を受けることが必ずしも病気等を良くするとは限らない、ということに衝撃を受けました。そこから、周術期看護に携わりたいと考えるようになりました。周術期の患者さんや重症患者さんが多くいる環境でも、安心できる教育体制のもとで、観察点やアセスメントなど学ぶことが多く自己の成長に繋がると考え、当院を志望しました。

就職前後の病院への印象の違いは、どのようなものがありますか?

就職前は、病院はとても緊張感のある場所で、厳しい環境の中で先輩に叱咤激励されながら実践に励んでいくという勝手なイメージがありました。東大病院へのイメージとしては、全国各地からスタッフが集まってくるという点で、意欲的、向上心のある方が多くいるのではないかという印象を持っていました。
就職してからは、プリセプター、エルダーだけでなく、病棟スタッフ全員の先輩や多職種からもフォローを受け、とても優しく包まれるようなのびのびとした環境だと思いました。1人で何か探していると「何か探してる?」と声をかけてくれたり、考え事をしていると「大丈夫?困ってる?」と気にかけて下さいます。意欲的な方が多いという点では、就職前とイメージは変わらず多い印象があります。部署の先輩方からは、疾患や看護アセスメント、専門的な知識を勉強会や日々の業務の中でたくさん教えていただいています。

新人教育体制について教えてください

私は、チーム医療において他の職種と対等に意見を交わすために、看護師として確かな知識・技術が必要だと考えています。この点において当院では入職1年目から3年目まで技術チェックリストを使用し、技術を身に着けられる仕組みがあります。また、新卒に対してはプリセプター・エルダー制度があり、技術はもちろん、病態や解剖生理など看護する上で必要な知識が得られるように1年間担当しサポートしてくださるという制度もあります。私は社会人の先輩として、ストレス解消法や社会人としてのマナーなど看護以外のことも相談に乗っていただきました。経験者の方に対してはチューター制度があり、病院・病棟のルールを教えてもらったり、精神面のフォローをしてもらったりしています。
 また、当院ではラダー制度を使用しており、1年目はラダー1の研修が年に3回開催されます。普段は違う病棟で働いている同期と、不安や成長を共有し、共に頑張っている仲間が他の病棟にもいると確認することができます。今年は精神科の看護師さんによるメンタルケアの講義も含まれており、グループワークで同期と精神的苦痛を感じたことや自分自身の苦悩などを共有することができ、大変だったのは自分1人ではなかったのだと安心できました。普段は自部署の同期とシフトが被った際に話すだけでしたが、この機会は他部署の同期とも話せるので、私にとってリフレッシュの場にもなっています。

就職してからの体験談を教えてください

私は第一ICUという部署で勤務しています。ここは院内でも重症度の高い患者さんが多くいる部署です。私は一度9月ごろに、重症度の高い患者さんが多くいる環境での緊張感や、先輩のフォローがあるとは言え、自分が受け持って状態を悪化させてしまわないかという不安が重なり、精神的な辛さを感じたことがあります。その時は、一番歳の近いプリセプターの先輩に何度か相談に乗ってもらい、自分の思いを聞いてもらう等の精神的サポートを受け、徐々に不安が軽減されていきました。技術や看護アセスメント等を教えてくださる病棟の先輩の他にも、プリセプター・エルダーが明確になっていることで、精神的にも頼っていい先輩がいるということは、私にとって安心できることになっています。

不安だったことや部署での支援を教えてください

実習ができていないことで、患者さんと話せないのではないか、バイタルサインすらまともに取ることができない私には何ができるのか、という不安がありました。加えて、重症度の高いICUに配属になり、見たことのない機械や点滴の量に、はじめはここでやっていける気がしませんでした。
しかし、私の部署では配属後から2週間の部署研修期間、2週間のシャドーイング期間がありました。部署研修では、プリセプター・エルダーが自部署で多いケアの説明、ポイント、実践を一緒に教えてくれたり、実際に使用する物品がどこにあるのか、患者さんにどのように実践しているのかを見せてくれたりしました。2週間のシャドーイングでは、部署の先輩にくっついてひたすらついて行き、1日の中で何を行なっているのか、何を考えながら看護を行っているのか等を教えてもらいました。バイタル測定など、できることは見守ってもらいながら行い、少しずつ部屋の中に入っていき、雰囲気に慣れて行きました。この合計4週間の準備期間があったからこそ、強い不安がありましたが、ICUの雰囲気に慣れ、なんとかやっていけそうと思うことができたのではないかと考えています。
この後は受け持ちがスタートしていくのですが、必ず始めはフォローがついて指導してくれます。今でも重症度や受け持ち人数に応じて、完全フォロー、フリーフォロー、リーダーフォローとフォローの程度を合わせてつけてくれています。相談したいことやわからないことをすぐに先輩に話せるため、部署配属時に比べて不安は大きく軽減されました。

福利厚生の活用について教えてください

東大図書館や御殿下体育館などが無料や安く利用できます。学生の頃使用していた書籍や看護雑誌など豊富な種類と自習用の机があるため、私は時折図書館で自己学習や研修課題に必要な文献を探すなどしています。

学生の皆さんへメッセージをお願いします

コロナで大変な時期かと思いますが、お体に気をつけて下さい。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

問い合わせ先

問い合わせ先・雇用法人名 国立大学法人東京大学医学部附属病院 看護部
電話番号:03-5800-6520
メールアドレス:todainurse-inquiry@umin.ac.jp
住所

113-8655
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学医学部附属病院

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アクセス ◆ 電車最寄り駅

・ 東京メトロ丸の内線「本郷三丁目」駅 2番出口より徒歩約10分
・ 都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目」駅 5番出口より徒歩約10分
・ 東京メトロ千代田線「湯島」駅 1番出口より徒歩約15分
・ 東京メトロ千代田線「根津」駅 2番出口より徒歩約15分
・ 東京メトロ南北線「東大前」駅 1番出口より徒歩約20分
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