飯田市立病院

  • 所在地:長野県
  • 病床数:423床
  • 看護師数:474名
二交代 三次救急 寮・住宅補助あり 資格支援あり 退職金制度あり 奨学金制度あり 託児所あり マイカー通勤OK

あたたかな看護の実現を目指します

働く環境

高度急性期医療からがん連携、周産期医療まで、飯伊地域の医療を幅広く担う飯田市立病院。ここでは子育てと両立したキャリアの築き方や院内一丸での新人教育体制について伺いました。

地域医療を支える基幹病院で、患者さんの心に寄り添う

当院を選んだ一番の理由は、飯田市をはじめ南信州地域の医療を支える大きな総合病院だったこと。飯田生まれなので、近くに市立病院があることへの安心感は子どもの頃からありましたし、多くの指定を受ける地域の基幹病院で、幅広い分野の看護を学べることも魅力に感じました。2012年に入職してからは、当初思い描いていた通り、内科や歯科、放射線科などを広く経験。様々な診療科を回る中で、規模の大きさと共に、地域の広い世代から頼られる存在であることを実感しています。

現在は、主に消化器内科や総合内科系の入院を担当する6階西病棟に勤務しています。この病棟では悪性疾患の治療が半数以上を占めており、終末期のケアに関わることも少なくありません。今まで頑張ってきた治療ができなくなった辛さは、患者さんご自身が一番感じていらっしゃることですので、その気持ちにどう寄り添い、残された時間をどう充実させて過ごしていただくかは大きな課題です。特に今はコロナ禍で、ご家族ともなかなか会えない状況が続いています。その中で私たち看護師は、患者さんに一番近くで関わる存在として、どのように支えていくか。小さなことですが、1人ひとりに向き合って声をかけたり、話し相手になったり、気分が落ち込みがちな時に、少しでも頼ってもらえる存在になれたらと考えています。

当院では看護提供方式として固定チームナーシングを採用しています。ケアをしていく中で困ったことや迷ったことを、同じ病棟の先輩やチームの仲間とすぐに共有し相談できる環境は、実務面でも精神面でもとても心強いですし、助かっています。
私自身、入職して比較的早い段階から終末期ケアに携わってきましたが、人の命に関わることは、なかなか割り切れることではありません。退院支援の中では、自宅に帰りたいというご本人の気持ちとご家族の負担との両方を考えて悩むことも。そんな中、ある先輩から「辛いけれど、今は患者さんの人生のとても大事な時期だから、一緒に考えて良い時間にしていけたらいいね」と言われたことがあります。共に現場を見てきた先輩の言葉は胸に沁みましたし、自分も同じ気持ちで患者さんと向き合っていきたいと改めて感じました。チームの連携が強く、良い関係の中で悩みを打ち明けやすいことは、当院の働きやすさの大きな要因だと思います。

「チームで協力できる体制が強み」と塩澤さん。育児面で助けられることも多いそう。

プライベートと両立して長く働ける理想の職場

3歳未満対象の院内保育所「なかよし」では、一時預かりや育児相談にも対応

入職7年目に産休・育休を取得。1年2カ月のブランクを経て復職しました。産休に入る前はちょうど、当時できたばかりの地域包括ケア病棟で退院支援をメインに担当していた時期です。1対1で受け持っていた患者さんもいて、最初はどう仕事を引き継げばいいか悩みましたが、仕事のことも体調も、まわりの人たちがとても気に掛けてくれ、スムーズにお休みに入ることができました。お休み前は夜勤を一緒に担当してもらったり、代わってもらったり。育児経験のある先輩方が親身にアドバイスしてくれたのも心強かったです。

復職する時も、ブランク明けで元のように仕事をこなせるか、家庭と両立できるかなど、不安は多々ありましたが、周囲の理解が後押しになりました。はじめのうちは育児短時間制度を利用し、子どもも自分も環境に慣れるまで様子を見られたのも良かったです。その後、1日あたり2時間以内で勤務時間を短縮する「部分休業」制度に切り替え、家族との時間と両立しながら働いています。当院には、院内保育所があるので、復職当初から利用することは決めていました。年度途中からの入園も受け入れてもらえましたし、送り迎えの時間がかからず、出勤に合わせて一緒に家を出られるのは大きなポイント。保育士の方に仕事の内情を理解いただけている安心感もあります。娘は今2歳になりますが、保育所には同じ年のお子さんもいて、毎日楽しそうに通っていますよ。

自分が子育てする立場になって実感するのは、当院がワークライフバランスをしっかり取って、長く働ける職場であること。希望に応じて育児短時間制度や部分休業制度を利用できることはもちろん、1週間の勤務時間も、人によって週3日や週4日など、臨機応変に選ぶことができます。年間休日は昨年度実績123日で、有給休暇もお互いに融通し合って取りやすい環境。家族や子どもとの時間も大切にしながら、徐々にこれからの働き方やキャリアのことを考える余裕も出てきました。私はこれまで終末期の患者さんのケアを中心に手がけてきたので、より良い方向でサポートを続けていきたいですし、一度は急性期医療の現場も経験したいと思っています。その上で、幅広い技術や経験を身につけ、患者さんやご家族をしっかり支えていける存在になれたら嬉しいです。(病棟看護師/塩澤彩さん)

チーム全員のサポートで、段階的に成長できる

当院では、看護提供方式である固定チームナーシングと連動して、チームで新人さんを育てていくことを大切にしています。プリセプターシップも取る中で、担当プリセプターの役割は主に、臨床に入ってから最初の数日をマンツーマンで指導することと、その後のチーム全体による指導計画を作成すること。一番近い立場として悩み相談にも応じながら、チームに溶け込んでもらうための先導役となります。プリセプターを中心に、病棟の全員が新人を支えるという指導体制なので、困った時は安心して周囲の先輩を誰でも頼ってください。基本的に入職1~2年目は、クリニカルラダーの第一段階。先輩やチームメンバーの助言を受けながら、徐々に、ニーズをとらえる力やケアする力を養う時期です。早い段階から受け持ちの患者さんを担当することで、患者さんやご家族との関係づくりや看護技術の向上にも繋がります。

加えて、医師やコメディカルスタッフ、薬剤師、事務職といった、多職種のスタッフと一緒に学ぶ「新任者合同研修」を用意しています。院内の様々な医療チームについて知ると同時に、カルテ記載の方法や移乗のコツ、患者さんへの声かけなど基本的な実務を、ワークショップなどを通じて身につけていきます。2020年度は新型コロナウイルス感染症への対策のため、多くの人数が集まる実習やワークショップは避けてきましたが、コミュニケーション技術の講義を受けたり、間隔を取ったグループワークでフィジカルアセスメントを学んだり、工夫をして研修内容を充実させてきました。初年度から多職種のメンバーと顔を合わせ、同じ経験を積んでいける研修プログラムは、当院の大きな特徴です。将来、チーム医療を実践していく上でも、力になると思いますよ。

近年では、クリニカルラダーの中の看護倫理項目にも力を入れています。倫理という言葉だけでは「難しそう」と身構えてしまう人も多いですが、具体的な事例を用いて考えることで、現場での理解が深まっているように感じます。職員に向けたアンケートでは、「身近にも倫理問題があることを感じた」「もっと知りたい」という声も。特に師長や指導役クラスの職員から、積極的に現場の意識を変えようという動きが起こっているので、今後も看護部全体で取り組んでいくつもりです。(看護部付・教育担当副看護部長/杉山みどりさん)

JNAラダーに沿った看護教育と共に、多職種合同のワークショップも実施

地域を支えるために、働く人の環境をより良いものへ

私たちが大切にするのは、長く、成長しながら働き続けられる職場づくり。地域に先駆けてワークライフバランスの推進に取り組み、育児や介護などライフステージに応じて柔軟に利用できる制度を整えてきました。新人教育では集合研修と現場でのOJTを両輪に、チームで育てる体制を用意。十分な実習や施設見学が難しい社会情勢の中、不安を抱える学生さんも多いと思いますが、当院ではその分現場でしっかり支えていきます。理想の看護師キャリアに向けて、どうか今の学生生活を大事に過ごしてください。(副看護部長/近藤世音子)

病院基本情報

問い合わせ先 庶務課人事係 内線2320 前澤
住所

395-8502
長野県飯田市八幡町438番地

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アクセス お車 中央自動車道 飯田ICから7分
電車 JR飯田線 伊那八幡駅から徒歩 15分(約1km)
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