東京臨海病院

  • 所在地:東京都
  • 病床数:400床
  • 看護師数:400名
二交代 三次救急 寮・住宅補助あり 資格支援あり 退職金制度あり 奨学金制度あり 託児所あり マイカー通勤OK

思いやりのある看護 ~感じる心を大切に~

働く環境

救急医療・がん治療に力を入れており、健康医学センターも併設している東京臨海病院。病床数400床の急性期総合病院で奮闘する看護師の皆さんに働き方や看護体制について語っていただきました

働き方改革を多角的に推進しています

当院は看護師がイキイキと働き続けられる魅力的な職場にすることを目指し、さまざまな業務改善プロジェクトを立ち上げています。2年前に導入したのが、患者状態適応型パスシステム(PCAPS)導入プロジェクトチームであり、導入や導入後の支援活動を推し進めてきました。これにより看護記録の負担が大きく軽減され、超過勤務が3分の1にまで減少し、この効率化によって生まれた時間を、今後は看護の良質化につなげていきたいと考えています。

医師の働き方改革の一助として特定行為を担える認定看護師の育成を強化するとともに、看護師業務軽減のため看護補助者の採用を手厚くし「看護助補助者ラダー」による実践力評価を導入し、看護師が看護に専念できる環境を提供。病棟案内などの入院オリエンテーションはタブレット端末を活用し、看護補助者でも担当できるようにしました。職種間で積極的にタスクシェアすることで、働き方改革を進めています。

コロナ禍で、臨床での実習を経験する機会が少ない新人看護師に対する、教育・研修計画の再検討も始めました。新人にとって最も大切なのは、環境に適応することです。まずは当院の雰囲気や入院患者のケアプロセスが理解できるよう、配属看護単位以外での研修を行うことを計画しています。

そのほか、せん妄や認知症の兆候がある高齢の患者さんの尊厳を護り、看護実践力を向上させるためリエゾンナースや認定看護師と知見を共有するD-Dプロジェクトチームの活動も継続中です。

急性期病院である当院は、入院期間の短い患者さんが大半です。短い時間のなかでも『思いやりのある看護』を実践することを理念としています。当院の目指す看護を実践するために、看護師には業務と看護の違いを理解し、想像力や感性を発揮し、患者さんに一番近い存在としての矜持を持って働いてほしいと思います。一人の患者さんの役に立てたという喜びややりがいが、看護の質の向上につながるはずです。そのような経験をたくさんしてほしいですね。

新人看護師も、患者さんにとっては立派な看護の専門家です。「患者さんを助けるための武器をしっかり身に付ける」というマインドで、働いてほしいですね。その気持ちさえあれば、日々与えられるアドバイスを耳とハートで受け止めながら、一人前の看護師へと成長できると思います。

■佐々木 誠子(看護部 看護部長)

<佐々木さん>看護実習生から就職先として選ばれる率も高い病院です。

PCAPSには看護師の思考力を育てる効果も

<磯さん>医療界に注目が集まるなか、力を合わせて頑張っていきましょう。

当院が導入したPCAPS(ピーキャップス)は新しい概念なので、学生の皆さんには分かりづらいかもしれません。PCAPSとは、平たく言えばクリニカルパスが患者さんの状態に応じて変化していくものと捉えていただくと、分かりやすいかもしれませんね。患者さんの状態が急性期の重篤なものになれば、それに対応した看護を行います。そして、症状が軽くなってきたら中軽症フェイズの看護計画を実行するのです。

これまでのクリニカルパスでは、患者さんの状態が変わっても同じような看護で対応していました。しかしPCAPSを導入することで、患者さんの状態変化に合わせてフレキシブルな対応ができるようになりました。PCAPSには、目標とする患者状態、観察項目、看護項目などがセットされていて、大まかな標準計画として利用することができます。その上で、患者さんの状態を見ながら必要と思われる項目を追加し、一人ひとりの病状に合わせたケアができるようになっているのです。また、観察項目は医師も閲覧することができるので、不要と思われる観察項目の削除や、新たな観察項目追加の指示を医師が出しやすくなっています。

また、このPCAPSの導入は、看護師の思考力を育てる上でもメリットが大きいと考えています。これまでのクリニカルパスでは、患者さんの状態が変化しても看護計画や観察項目が変わることはありませんでした。しかしPCAPSを導入することにより、患者さんの状態変化を正確に読み取って病気がどの段階にあるのかを理解し、それに合わせたケアを行うことができます。つまり、看護師は病気に合わせた対応を自ら考え実践していくことになるのです。

またPCAPSにおいては、観察項目の優先順位をマウス操作で簡単に入れ替えることができます。些細なことですが、これも実務の負担を減らす機能です。看護師は患者さんと接するなかで、どの観察項目を重視すべきかを自分で判断し、手早く優先順位をカスタマイズすることができるようになるのです。

■磯 雅子(看護部 看護師長)

2人1組で業務にあたることで効果的なOJTを実践

当院は、これまでチームナーシング制という看護提供方式で業務に取り組んできました。それに加えて、私たちの病棟は3年前にデイパートナーシップナーシングを導入しました。デイパートナーと呼ばれる協働相手と2人1組で仕事にあたるという仕組みです。

これにより、従来は1人で解決にあたってきた問題を2人で話し合いながら解決できるようになり、看護スタッフのストレス軽減につながっています。患者さんに施す看護の内容や計画、安全管理などの全てにおいてペアで考え方を共有します。ペアリングでは、経験豊富な看護師と経験の浅い看護師を組み合わせるようにすることで、スキルの継承にも役立っています。

また、常に2人がお互いを補完して看護にあたるため、1人では行き届かない部分をもう1人がカバーすることができます。そしてそれによって、全体として質の高い看護を実現することができます。単独で看護にあたった場合、どうしても経験や習熟度によって看護のレベルにばらつきが生じてしまうものですが、ベテランと若手を組ませれば、看護の水準を一定に保つことができるのです。

さらに、若手にとっては先輩が常に近くにいるのは非常に心強いものです。また、先輩と共に考えることが学びにつながり、OJTの場としても機能しています。そのため、当院は特定のOJT期間は設けておらず、日々の業務そのものが新人育成の場となっています。

社会の高齢化が進む近年は、多種多様な病態の方が病院を訪れるようになっています。同時に、看護師が携わる仕事の幅も、これまで以上に広がってきています。看護師たちは複雑化する複数の業務に同時進行で取り組まなければなりません。若手が効率的に仕事を進めるスキルを身に付けていく上で、先輩看護師の仕事を間近に見ることができるデイパートナーシップナーシングの仕組みは、大いに役立っていると思います。

■久保坂 朋美(看護部 師長)

<久保坂さん>新人ではなく仲間としてお迎えし、共に成長したいと思います。

看護学生のみなさんへメッセージ

看護の提供方式には、その病院の思いが反映されます。施設見学やインターンシップでは、その病院がどのような看護を提供しているのかを把握して、自分の目指す看護師像と照らし合わせてみるといいでしょう。

医師と看護師は、知見や情報を共有しながら最適な医療を提供する対等なパートナーです。これから看護の世界に入る皆さんには、観察力や注意力を発揮して誰よりも患者さんを理解できる看護師、エビデンスに基づく意見を積極的に医師に伝えられる看護師を目指してほしいと思います。

<看護部長 佐々木 誠子>

問い合わせ先

問い合わせ先 東京臨海病院 看護管理室
電話 03(5605)8811(代表)
住所

134-0086
東京都江戸川区臨海町1-4-2

地図を確認する

アクセス ●東京メトロ 東西線
「西葛西駅」より
 都営バス(西葛27)「臨海町二丁目団地前行」約10分「東京臨海病院前」下車
●東京メトロ 東西線
「葛西駅」より
 病院直通バス(京成バス)「東京臨海病院行」約12分
●JR京葉線
「葛西臨海公園駅」より
徒歩約20分

大型テーマパークはJR京葉線で一駅と近く、また、東京駅まで約15分と都心へのアクセスの良さも魅力のひとつです。
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