東京臨海病院

  • 所在地:東京都
  • 病床数:400床
  • 看護師数:400名
二交代 三次救急 寮・住宅補助あり 資格支援あり 退職金制度あり 奨学金制度あり 託児所あり マイカー通勤OK

思いやりのある看護 ~感じる心を大切に~

働く環境

ICUを併設し、高度急性期医療にも取り組む東京臨海病院。病床数400の急性期総合病院で奮闘する看護師の皆さんに、働き方や看護体制について語っていただきました。

働き方改革を多角的に推進しています

患者さんに安心・安全で価値の高い医療を提供するためには、何よりもまず、私たち医療従事者が時間に余裕を持ち、ストレスを感じることなく、いきいきと働き続けられるよう職場環境を整えることが重要と考えます。2019年4月に働き方改革関連法が施行され、働くルールが変わりました。それを受け、職員が健康で豊かな生活を実現できるよう病院全体で、「働き方改革」に取り組んでいます。

その一つが、看護記録システムの変更です。当院は急性期病院であるため、日常的に緊急対応や、患者さんの生命にかかわる場面に直面することが多くあります。患者さんのケアを優先するため、どうしても看護記録は後回しになりがちで、業務終了後に記録をすることになり、必然的に超過勤務が増えて看護師の疲労は溜まるばかりでした。
これまでの叙述式看護記録は、実施した事項を考えながら文章化していたため、記録に時間がかかり内容の重複も多い状況でした。そこで、従来の問題思考型から構造化された患者状態適応型パスシステム(PCAPS)に変更したことで、リアルタイムに記録ができるようになり、観察項目が一定化し質が担保され、記録全体にかかる時間が大幅に短くなり超過勤務が3分の1に減りました。

もう一つ、私たちが「働き方改革」の一環として導入したのが、看護補助者JOBラダーです。これは、看護師が担っている業務の一部を看護補助者に行ってもらう取り組みで、看護補助者の実践能力を可視化して、看護チームの一員として業務を移譲するツールです。
これによるメリットは、大きく2つあります。1つ目は、看護師の業務が減り時間に余裕が生まれ、看護を必要とする患者さんに、より時間をかけることができ質の高い看護の実践に繋げること。2つ目は、看護師が医師の診療補助に積極的に関わり、医師の負担を減らすことです。

以上、東京臨海病院の「働き方改革」の取り組みの一部を紹介いたしました。皆さんが社会人として出発する職場選びはとても重要です。当院では看護師一人ひとりが持てる能力を十分に発揮し、自分らしく働きながら成長し続けられるよ、看護体制を手厚くするための人員を確保して、より良い看護を継続的に実践できるよう環境を整えています。

■高草木 伸子(看護部 看護部長)

<高草木さん>コロナ禍の大変な状況でも、迷わず就職活動に取り組んでください。

PCAPSには看護師の思考力を育てる効果も

<磯さん>医療界に注目が集まるなか、力を合わせて頑張っていきましょう。

当院が導入したPCAPS(ピーキャップス)は新しい概念なので、学生の皆さんには分かりづらいかもしれません。PCAPSとは、平たく言えばクリニカルパスが患者さんの状態に応じて変化していくものと捉えていただくと、分かりやすいかもしれませんね。患者さんの状態が急性期の重篤なものになれば、それに対応した看護を行います。そして、症状が軽くなってきたら中軽症フェイズの看護計画を実行するのです。

これまでのクリニカルパスでは、患者さんの状態が変わっても同じような看護で対応していました。しかしPCAPSを導入することで、患者さんの状態変化に合わせてフレキシブルな対応ができるようになりました。PCAPSには、目標とする患者状態、観察項目、看護項目などがセットされていて、大まかな標準計画として利用することができます。その上で、患者さんの状態を見ながら必要と思われる項目を追加し、一人ひとりの病状に合わせたケアができるようになっているのです。また、観察項目は医師も閲覧することができるので、不要と思われる観察項目の削除や、新たな観察項目追加の指示を医師が出しやすくなっています。

また、このPCAPSの導入は、看護師の思考力を育てる上でもメリットが大きいと考えています。これまでのクリニカルパスでは、患者さんの状態が変化しても看護計画や観察項目が変わることはありませんでした。しかしPCAPSを導入することにより、患者さんの状態変化を正確に読み取って病気がどの段階にあるのかを理解し、それに合わせたケアを行うことができます。つまり、看護師は病気に合わせた対応を自ら考え実践していくことになるのです。

またPCAPSにおいては、観察項目の優先順位をマウス操作で簡単に入れ替えることができます。些細なことですが、これも実務の負担を減らす機能です。看護師は患者さんと接するなかで、どの観察項目を重視すべきかを自分で判断し、手早く優先順位をカスタマイズすることができるようになるのです。

■磯 雅子(看護部 看護師長)

2人1組で業務にあたることで効果的なOJTを実践

当院は、これまでチームナーシング制という看護提供方式で業務に取り組んできました。それに加えて、私たちの病棟は3年前にデイパートナーシップナーシングを導入しました。デイパートナーと呼ばれる協働相手と2人1組で仕事にあたるという仕組みです。

これにより、従来は1人で解決にあたってきた問題を2人で話し合いながら解決できるようになり、看護スタッフのストレス軽減につながっています。患者さんに施す看護の内容や計画、安全管理などの全てにおいてペアで考え方を共有します。ペアリングでは、経験豊富な看護師と経験の浅い看護師を組み合わせるようにすることで、スキルの継承にも役立っています。

また、常に2人がお互いを補完して看護にあたるため、1人では行き届かない部分をもう1人がカバーすることができます。そしてそれによって、全体として質の高い看護を実現することができます。単独で看護にあたった場合、どうしても経験や習熟度によって看護のレベルにばらつきが生じてしまうものですが、ベテランと若手を組ませれば、看護の水準を一定に保つことができるのです。

さらに、若手にとっては先輩が常に近くにいるのは非常に心強いものです。また、先輩と共に考えることが学びにつながり、OJTの場としても機能しています。そのため、当院は特定のOJT期間は設けておらず、日々の業務そのものが新人育成の場となっています。

社会の高齢化が進む近年は、多種多様な病態の方が病院を訪れるようになっています。同時に、看護師が携わる仕事の幅も、これまで以上に広がってきています。看護師たちは複雑化する複数の業務に同時進行で取り組まなければなりません。若手が効率的に仕事を進めるスキルを身に付けていく上で、先輩看護師の仕事を間近に見ることができるデイパートナーシップナーシングの仕組みは、大いに役立っていると思います。

■久保坂 朋美(看護部 主任)

<久保坂さん>新人ではなく仲間としてお迎えし、共に成長したいと思います。

看護学生のみなさんへメッセージ

病院は急性期・慢性期、内科・外科、機能区分や病床区分など、様々な特徴があります。その病院選びの際にはぜひ、自分の適性だけではなく、社会情勢も踏まえた多くの情報収集を行い、「自分はどういう病院に向いているのか」、「将来どういう看護師になりたいのか」を考えてみてください。さらに施設見学やインターンシップを経験して視野を広げ、幅広い選択肢から、人生初の看護師キャリアをスタートする病院を選んで欲しいですね。
<看護部長 高草木伸子>

病院基本情報

問い合わせ先 東京臨海病院 看護管理室
電話 03(5605)8811(代表)
住所

134-0086
東京都江戸川区臨海町1-4-2

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アクセス ●東京メトロ 東西線
「西葛西駅」より
 都営バス(西葛27)「臨海町二丁目団地前行」約10分「東京臨海病院前」下車
●東京メトロ 東西線
「葛西駅」より
 病院直通バス(京成バス)「東京臨海病院行」約12分
●JR京葉線
「葛西臨海公園駅」より
徒歩約20分

大型テーマパークはJR京葉線で一駅と近く、また、東京駅まで約15分と都心へのアクセスの良さも魅力のひとつです。
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