中電病院【中国電力(株)】

先輩情報

• どのような仕事をしていますか？
• 仕事をするにあたり心がけていることは？
• つらかったけど、乗り越えた経験は？

どのような仕事をしていますか？

　私は，現在，急性期内科病棟で，心不全や糖尿病，肺炎や肝硬変など様々な疾患の患者さまを看護しています。先輩方からたくさん指導を受けながら，検査出しや採血など一人で実施できるようになるまでは緊張しますが，独り立ちできた時は大きな達成感を感じます。
　学生時代の実習とは異なり，ゆっくり患者さまの気持ちを傾聴する時間を取ることが難しく，最初はモヤモヤしていましたが，先輩方の患者さまに対するコミュニケーションを見ながら，限られた時間でも思いを引き出せる力を身に付けられるよう努力しています。そうした中で，患者さまから温かい言葉や感謝の気持ちを伝えて頂いたり，時には名前まで覚えてもらえると，患者さまとの関わりの中で信頼関係が構築されていることを実感し，看護師という仕事にとてもやりがいを感じます。

仕事をするにあたり心がけていることは？

　私は，できるだけ患者さまの気持ちをゆっくりと聴くことを心掛けています。
　高齢で急性期治療での苦痛も多く暗い気持ちと不安を抱えている方，寝たきりの方も多いので，毎日関わる看護師に暗い気持ちを零されることも少なくありません。そんな時は，個々の患者さまが置かれている状況等にも気を配りながら，できるだけ目線を合わせて話を聴くようにしています。
　時間の都合で長くそばにいることができないこともありますが，可能な限り時間を割き，他業務との調整をしながら時間をつくることで，患者さまの不安や孤独に寄り添い，看護科の理念である「人を大切にする看護」を実践できればと考えています。

つらかったけど、乗り越えた経験は？

　独り立ち後の夜勤で，業務に漏れや確認不足があり，インシデントが続いた時期がありました。自分自身の気持ちも非常に落ち込み，仕事に対してネガティブに考えてしまい，とても辛い思いを抱えていました。
　アソシエイトの先輩や経験年数の近い先輩方に相談してアドバイスを受けながら，今後どのように改善していけば良いかを考え，自分自身が確認しやすい様式のチェックリストの作成や報連相を徹底するなどの改善策・目標を立てて実行しました。
　意識して報連相を徹底する中で，アセスメントをして動くことを心掛けるようになり，自信を持って業務に取り組むことができるようになりましたが，今でもチェックリストや報連相は大切にしています。