千葉県済生会習志野病院

先輩情報

• 仕事内容、複合病棟の特徴は
• 心がけていること、やりがいなどは
• 7年ぶりの急性期担当で、ブランクは心配でしたか
• オフは何をしていますか

仕事内容、複合病棟の特徴は

担当するのが外科、膀胱・前立腺がん、尿管結石、前立腺肥大、乳がんなど範囲が広く、勉強するべきことが多かったり、容体の観察ポイントがそれぞれ違ったりと、最初は大変でした。
手術後の麻酔からの覚醒の観察や合併症の早期発見などはどの科でも共通していますが、例えば泌尿器科なら食事は普通だけれど血尿を気にする、内臓の手術後なら食事のペースアップは慎重に、など注意点が違うのです。
関わる医師の数も多く、指示もさまざまです。必ずペアを組んで看護にあたるのでダブルチェックはもちろん、気になることはすぐに相談して確実な医療を行っています。

心がけていること、やりがいなどは

乳がんや大腸がんでは、ボディイメージの大きな変化に、患者さんが苦しむことがあります。
特にストーマは受け入れるのが難しい場合が多いのです。本人が管理方法を覚えないといけないのですが、決して急いだり無理強いすることはしません。「不安はありませんか」と常に声掛けし、良く観察して、気持ちに無理がなければ「見てみますか？」、次は「触ってみますか？」と本人の受容状況に合わせた手技獲得を目指します。
でも、患者さんを支える反面、私たちナースも患者さんから大きな喜びや励みをいただいているんですよ。車いすだった方が歩いて退院する時など、私も幸せな気持ちになります。

7年ぶりの急性期担当で、ブランクは心配でしたか

循環器外科で培った看護の知識が生かせると考え、老人福祉施設に転職し、7年間経験を積みました。しかし働くうちに心臓以外の疾患対応が沢山あることを痛感し、再度総合病院の急性期医療をやりたいと思うようになりました。
当院は教育研修システムが万全なので、ブランクに対する不安はありませんでした。座学がとても実践的なのです。
さまざまな事情でいっときキャリアを中断したとしても、当院なら教育研修制度に支えられ、自信を持って業務に復職できる環境です。

オフは何をしていますか

旅行が趣味で、海外も国内もよく行きます。当院は連休が本当に取得しやすくて、10日間くらいかけて、ゆったりと海外旅行ができたりします。遠慮がちに申請すると逆に「休暇をもっと長く取ったら？」と気遣ってもらえます。