イムス三芳総合病院

先輩情報

• イムス三芳総合病院に入職を決めた理由は？
• 配属先に脳外科を選んだ理由と、現在のお仕事について教えてください。
• 看護師として日々心掛けていることは何ですか？
• 仕事のやりがい、印象に残っているエピソードを教えてください。
• 今後の目標と学生の皆さんにメッセージをお願いします。

イムス三芳総合病院に入職を決めた理由は？

イムス三芳総合病院の「ふたば研修」に魅力を感じました。入職後、配属までの2カ月間で全ての部署を周り自分が行きたい配属先を決めることができます。学生時代はコロナ禍で実習にほとんど行けなかったので、臨床経験が少ない中、自分の目で確かめて、自身に合った病棟を選べることに惹かれました。

配属後もフォローアップ研修などで、月1回は同期と集まって話せる場が設けられ、繋がりが持てることもとてもよかったです。

配属先に脳外科を選んだ理由と、現在のお仕事について教えてください。

色々な病棟を見たなかで、スタッフ同士の連携の良さを感じました。実習で脳外科の患者さんを看させて頂いたことがありますが、そのときは自分にできるかどうか、不安しかありませんでした。不得意だったことを得意にしていきたいという気持ちで脳外科を選びました。

脳外科では、血管内治療や手術目的で入院となった患者さんを受け持ち、術前・術後の看護をします。配属後はまず1人の患者さんを看るところからスタートし、夏頃から複数の患者さんを受け持つようになりました。具体的な仕事内容は患者さんの状態によって異なりますが、明日に手術を控えていれば、麻酔の説明、点滴が始まる時間、食事のことなどをお伝えし、動脈のマーキングや必要に応じて剃毛等を行います。当日は手術室へ送り出し、手術後はHCUから戻られてからのケアをしています。

病棟はとても雰囲気が良く、オンとオフの切り替えがしっかりできています。分からないことは先輩達が丁寧に教えてくださり、日頃からとてもよくしてくれるので安心して働けています。

看護師として日々心掛けていることは何ですか？

どんなに忙しくても、常に笑顔で、患者さんの前で忙しい雰囲気を出さないようにしています。ベッドサイドへ行くと、「忙しいのにごめんね」と言われることがあり、自分が気付かないところで患者さんに気を使わせてしまっているのではないかと感じます。ナースコールを控えてしまう患者さんもいると思うので、「遠慮せずに呼んでください」と声を掛けるようにしています。
他にも、バイタルサインを測りに行った時に、患者さんが深刻そうな顔をしていたので、何か不手際でもあったのかと思って声を掛けると、実は患者さんから私達に伝えたいことがあったということもありました。改めてスタッフからの声掛けは大事だと思い、自分から患者さんに声を掛けることを意識しています。

仕事のやりがい、印象に残っているエピソードを教えてください。

患者さんに「あなたが担当でよかった」と言って頂けることがやりがいです。感染症対策でガウンを着て接していたときは、マスクやフェイスシールドで顔が隠れて誰だか分からない状況でしたが、前に話をした内容で私だと分かってくださり、この言葉を掛けて頂いた時は嬉しかったです。

印象に残っているのは、脳疾患で入院した患者さんのことです。入院した時は食事も取れず、日中のほとんどをベッド上で安静に過ごしていた患者さんです。その患者さんが、いろいろなスタッフと関わりながら、2カ月かけてリハビリをしたかいがあって、自分で歩いてトイレへ行ったり、食事も全て一人で摂取できるようになり、入院する前の状態まで回復した姿を見たときは本当に感動しました。「歩けるようになってすごいですね」と声を掛けると、「みんなのおかげだよ」と照れ笑いされていたことが、ほのぼのと心に残っています。

今後の目標と学生の皆さんにメッセージをお願いします。

今は処置やケアを先輩のフォローのもとでやっていることが多いので、独り立ちできるようにしたいです。特に脳外科のアンギオ（血管造影）検査後の状態管理を学びたいと思っています。病棟で経験を積み、将来的には学生の頃から興味のあった手術室での看護をしたいと考えています。

就職活動で自分が行きたいと思う病院を見つけたら、迷わず入職試験を受けてください。私は当初、出身地の群馬県内で病院を探していましたが、たまたま当院の情報を見た時に、新人研修がすごく良さそうに感じて、どうしても諦め切れずに、思い切って入職試験を受けました。当院に入職してよかったと感じていますし、地元を離れたことも後悔していません。皆さんも、自分が後悔しない道を選んでほしいと思います。