虎の門病院

先輩情報

• 虎の門病院を選んだ理由を教えてください。
• 分院の紹介をしてください。
• 働いている部署はどんなところですか。
• 辛かったことをどうやって乗り越えましたか。
• 未来のとらナースにメッセージをお願いします！

虎の門病院を選んだ理由を教えてください。

理由は3つあります。
1つ目はプライマリ・ナーシングを実践していること、2つ目は教育体制が充実していること、3つ目は将来につながると感じたためです。
私は将来訪問看護師になりたいと思っています。急性期から終末期まで幅広く看られることやプライマリ・ナーシングで個別性を考える力を身につけられる思い、自分の理想の看護師像を目指せるのではないかと感じたため虎の門病院を選びました。
プライマリ・ナーシングについては、当院ではプライマリ・ナースを中心に、患者さん一人一人に合った看護計画をもとに患者さん中心の看護を提供していると感じています。教育コースも充実しているので、患者中心の看護を学びたいという人にはとても良い環境だと思います。

分院の紹介をしてください。

分院はみんなが挨拶するアットホームな雰囲気で、繰り返し入院される患者さんも多く患者さんと関係を築けるところがいい点だなと感じます。また、春には桜が満開になります。自然に囲まれている点やホタル観賞会、納涼祭、クリスマス会などの季節に合わせたイベントがあるのも分院の特徴です。

働いている部署はどんなところですか。

みんながお互いに助け合いながら、楽しく働いているなと感じています。先輩後輩に関わらず、困っていないか、手伝えることはないかいつも声をかけ合ったりしながら、忙しい中でもみんな笑顔で働いている時間が多いなと感じています。新人のサポートとしては一人ひとりにプリセプターがついてくれました。私が1年目のときは4年目の先輩がプリセプターとしてついてくださり、すぐに相談できる環境で、技術面だけでなく精神面でもたくさん助けてもらいました。私が、仕事が遅く悩んでいるときには「まずは速さよりも基礎を確実にすることが大事だよ」と声をかけてくれたり、救われることが多かったです。

辛かったことをどうやって乗り越えましたか。

勤務交代直後に自分が受け持っていた患者さんが亡くなってしまったことが辛かったです。ついさっきまで受け持っていた患者さんが亡くなってしまったことが悲しく、ショックでしたし、私のせいではないかと自分を責めたりもしました。その時勤務していた先輩や師長と振り返り、呼吸状態が不安定で、身体についているものを外そうとしていたことから、終末期のせん妄であったのではないかなど意見をもらいました。終末期の患者さんに対してのアセスメントが不足していたことや、どこに注目して観察する必要があったかなどの知識も不足していたことに気づくことができました。また、複数の患者さんを受け持つ多重業務の中で、自分では気づかないうちに冷静に対応することが難しかったことにも気づけました。
受け持ち看護師という責任はありますが、チームで患者さんを看ているため、自分が安全に看護を行える状況であるのかを整理し、時には助けを求めることも患者さんのために大切な仕事であることを学ぶことができました。

未来のとらナースにメッセージをお願いします！

病院はたくさんあり、それぞれの病院に特徴や理念があるため、どの病院が自分に合っているのか分からず、悩むことも多いと思います。これまで実習や看護について学んできて、自分の中で大切にしたいことがあるのではないかと思います。その目標をもって頑張れるように、自分の目指す看護師像に近づけると感じられる病院を選ぶことが大切だと思います。自分の考えや将来に合っていると感じた方や興味を持った方がいればぜひ一緒に働きたいなと思います。