東京医科大学八王子医療センター

  • 所在地:東京都
  • 病床数:610床
  • 看護師数:569名
制度待遇: 二交代 三次救急 寮・住宅補助あり 資格支援あり 退職金制度あり 託児所あり マイカー通勤OK

【夏期見学会&オンライン説明会受付中】#三次救急 #災害拠点病院

*説明会・採用試験について*(2024/09/27更新)

【オンライン説明会】
当センターの教育体制や病棟の雰囲気など詳しくお伝えいたします。
学生さん・既卒の方が対象となっております。
10月・12月の日程で受付中です!詳細をご確認のうえ、お気軽にお申込みください♪

【採用試験】
2025卒の方へ:10月以降、受験をお考えの方は当センター看護師採用担当までお問い合わせください。

エントリーとは
エントリーとは、その病院に対して今後の説明会情報や選考の情報が欲しいという旨の意志表示です。 情報を受け取れるように少しでも興味がある病院へは、エントリーをしておくことをお勧めします。 ※エントリーは説明会や選考を受けなければならないということではありません。

教育・研修

患者さんの変化を見逃さず「ナースコールを鳴らさない看護」をめざす。技術や知識だけではなく、患者さんを第一に考えられる看護師の育成のために、充実した新人教育システムを整えています!

プリセプターを中心に先輩看護師全員でサポート

東京医科大学八王子医療センターでは、プリセプターシップによる新人看護師教育を行っています。おおむね入職3〜4年目の先輩看護師が1年間マンツーマンでついて、看護技術や知識の習得はもちろんのこと、メンタル面のフォローも行います。看護師は患者さんや看護師間の他にも多職種とコミュニケーションを取ることが大事な仕事です。しかし、初めて社会に出た新人看護師は「どう接したらいいのかわからない」という壁にぶつかりやすいものです。そういった悩みも含めて相談できるのがプリセプターです。「この先輩が1年間、あなたをしっかりサポートしてくれますよ」と明確にするので、さまざまな不安や悩みが出てきても、ひとりで抱え込むことなく、気軽に相談できます。

私たちの日常の勤務は「固定チームデイパートナー制」をとっています。看護師が2人1組のペアになって、パートナーシップを発揮しながら協働で看護ケアを行う制度です。プリセプターの先輩看護師が新人看護師をサポートするのはもちろんですが、シフト勤務の関係上、常にプリセプターと一緒とは限りません。そのため当院では「振り返りシート」を活用しています。新人看護師の勤務の終わりに、その日を振り返りながら記入するようにしているので、次の勤務でついてくれる先輩が、その新人看護師に対して何をサポートすればいいのか、その人にはどういう課題があるのかをきちんと共有しています。基本的にはプリセプターシップで教育を行いますが、プリセプターひとりに新人の教育を任せるということではなく、部署全体で支えていこうという考え方が徹底し、実行しているのが当院の特徴だと思います。

看護師として独り立ちをし、自立した看護ができるかどうかはプリセプターがチェックリストに沿って確認して、最終的に部署の責任者である看護師長が判断します。日勤は夏頃、夜勤は秋頃に独り立ちできる看護師が多いですが、その時期が来たから独り立ちさせるということはなく、チェックリストの項目をすべてクリアした人からパートナーとして自立していただきます。個々の特性、スピードに合わせたサポートを行っていきます。

プリセプターは年齢の近い、頼れるお姉さん的存在。悩みや不安も気軽に相談できる。

フォローアップやストレスマネジメント研修も充実

当院では集合研修にも注力していて、内容の充実を図っています。集合研修は大きく分けて3つあります。看護の基本となる技術研修、フォローアップ研修、ストレスマネジメント研修です。

技術研修は全部で35項目あり、前半は看護技術が中心です。看護学校や大学の実習・演習で学んだことも含めて、一から学ぶことを大切にしています。後半では看護倫理や意思決定支援、社会資源の活用や認知症の方のケアなど、倫理観や看護観を育てられるような内容を多く取り入れています。技術研修といっても、技術の習得だけではなく、まずは患者さんの視点でケアを考えるということを大切にしています。

二つ目のフォローアップ研修は年3回実施していて、その主な目的は、自分の成長を承認する時間を持ってもらうことです。当院では社会人基礎力の育成をラダーのひとつに据えて重視しているので、ここで評価すると同時に「自分がどういう看護師になりたいか」を考える時間でもあります。この研修は院外でも実施していて、高尾山に行って散策したり、リフレッシュの機会も設け、同期の絆を深めたり、思い出に残る研修となっています。

三つ目のストレスマネジメント研修は5、6月と9、12月の年4回。臨床心理士と精神看護の専門看護師が担当します。新人看護師は社会人になるというだけでも大きな環境の変化があるところに、臨床の現場に出ることで、いわゆる“リアリティショック”が大きいのが5〜6月頃です。この時期に「こういうことが大変だけれど、乗り越えられますよ」としっかり話をすることで、理想と現実のギャップを最小限に食い止めるのです。新人看護師にも好評で、以前よりも回数を増やしています。また、今年度からは同期で話し合い、しっかり支え合える環境を作るように配慮しています。先輩たちはやさしく声をかけてくれますが、年の離れた先輩に声をかけられても、本音で話すことはなかなか難しいと思います。そこで、部署の違う同期で思ったことを自由に話し、いろいろなことに気づいたり、お互いを支え合う。1年間の研修を通して育んだ同期の絆がその後も支えになっていくと考えています。

配属部署での教育と並行し、集合研修も充実している。1年後の自身の成長が楽しみ。

個々の希望するキャリア形成を支援

2007年に入職し、ICUに配属となりました。臨床の現場で経験を積んで、クリニカルラダーシステムのレベル3以上になると、個々の自主性に基づいた学習が求められるようになります。8年目になった頃、私は、自分で勉強していても患者さんへの看護の質が向上している実感が持てずに悩んでいました。看護の質を上げるためにはどうすればいいかを調べて、最終的に「大学院に入って体系的に勉強し直す」という道を選択しました。この決断に対して、当時の師長も看護部長も応援してくれました。

大学院を修了してから、2018年には急性・重症患者看護専門看護師の資格を取り、現在は救命救急病棟に勤務しています。院内のICUと救命救急センターのICUでは入ってこられる患者さんの状態が違うので、それぞれに必要な知識や能力も異なります。専門看護師として、そういった知識や技術の教育も担当をしています。現在は病棟レベルでの看護ケア向上のための教育を考えていますが、最終的には病院全体の看護の質を上げるために、どういうシステムを導入していくか、どういう教育を行うかを考えていくことが大きな課題です。

専門看護師の資格取得には大学院を修了していることが条件になり、ハードルが高いのが実情です。私の場合、資格取得が目的で進学したわけではありませんが、可能性があるなら挑戦して、進学を応援してくれた当院に何かを還元したいという気持ちもありました。というのは、当院では、入学時の入学金や学費の援助があり、在学中も基本給が支給されたので、経済的な心配がなく、安心して勉強に打ち込めたからです。意欲はあっても臨床の現場にいると、いったん仕事を辞めて進学するということは勇気が要ります。その点で、当院のサポートは本当に有り難かったですね。

キャリアアップは資格を取ることがすべてではないと思います。プライベートとの両立もありますし、家庭を持つこともあるでしょう。私のように進学して資格を取るようなケースもあれば、子育てをしながら長く勤めたいという人もいると思います。そういう人には時短制度や院内保育園があります。看護師一人ひとりに合ったペース、目標に合わせたキャリア形成を応援してくれる。それが当院のキャリア支援の魅力だと思います。
(救命救急病棟2/瀧洋子さん 2007年入職)

国内で数少ない急性・重症患者看護専門看護師の資格を持つ瀧さん。

コミュニケーションとやさしさを忘れない看護師に

当院は三次救急医療機関です。そのため地域の最後の砦として、ドクターが提供する高度な医療に見合った看護師を育成することが重要だと考えています。基礎看護教育として「患者さんを中心に」を合言葉に、知識と看護技術、そしてやさしさを持って患者さんやその関係者とのコミュニケーションが取れるような看護師の育成をめざし、教育を実践しています。看護師は入職してからが勝負です。医療も看護も日々、進歩しています。落ち着いた環境でアップデートしていけるように、最大限のサポートを惜しみません。

問い合わせ先

問い合わせ先・雇用法人名 東京医科大学八王子医療センター
総務課 人事係 採用担当
Mail:be-nurse@tokyo-med.ac.jp
TEL:0120-150-225(平日9:00~17:00)
住所

193-0998
東京都八王子市館町1163 東京医科大学八王子医療センター

地図を確認する

アクセス JR中央線・京王線 高尾駅南口(3番乗り場)より京王バス、館ヶ丘団地行「医療センター」にて約7分
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