- 所在地:愛知県
- 病床数:1080床
- 看護師数:1231名
【まずはエントリー!】- あなた色のナーシングストーリーを描くために -『愛(やさ)しく、温かく、安全な看護の実践を』
合説出展情報 :
先輩情報
ハイリスクな妊産婦の看護、 助産を実践するために、、
助産師 平松 千明
- 職歴(キャリア):2008年〜
- 出身校の所在地エリア:愛知県
- 所属診療科目:ICU/NICU/GCU/CCU
- 現在の仕事の内容と、 仕事を通して感じているやりがいを教えてください。
- キャリアを育む場として、 なぜ名大病院を選んだのですか?
- これから、どのような道を歩もうと考えていますか?
- 休日の過ごし方を教えてください!
- 現在の仕事の内容と、 仕事を通して感じているやりがいを教えてください。
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2019年4月からNICU(新生児集中治療室)・GCU(継続保育治療室)へ配属され、早産や出産後すぐに手術が必要な赤ちゃんへの看護を行っています。当然ながら赤ちゃんの身体はとても小さく、全てにおいて繊細なため、触れ方や処置の方法、周辺の環境整備など一つ一つに細やかな配慮が必要です。それだけにとても大変ですが、小さく産まれた赤ちゃんが少しずつ成長し、退院していく姿を見ることができるのはNICU・GCU看護の最大の魅力だと思っています。
また、赤ちゃんだけでなくご家族の看護も大切な仕事の一つです。想像以上に小さな姿で生まれてきた赤ちゃんを、すぐには我が子と認められないお母さんもいます。そうした場合は助産師として母性看護専門看護師として、母親のメンタルヘルスにも心をくばりながら新たな親子関係を築くサポートをしています。当初は悲しみや罪悪感で涙を流していたお母さんが次第に前向きになり、育児への自信を獲得していく姿を目にしたときは、何ものにも代えがたい喜びを感じます。 - キャリアを育む場として、 なぜ名大病院を選んだのですか?
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ハイリスクな妊産婦への看護・助産ができるようになりたいと考えたからです。身体的・精神的リスクを抱えた妊産婦の看護には、さまざまな知識やアセスメント力、技術が求められます。これらの力を身につけることは、リスクが伴う分娩だけでなく、正常な場合でもしっかり対応できる助産師になることができると思いました。
また、生まれる前の我が子に先天的な異常が判明したときに受ける衝撃は大きく、妊婦さん、ご家族の心のケアもできるようになりたいとも考えました。そうした私の思いをかなえる場として、ハイリスクな分娩に取り組んでいる名大病院に就職を決めました。
入職後に感じているのは、研修制度やバックアップ体制が整っていること、そして苦しいときは上司やスタッフみんなが励まし、声をかけてくれる距離の近さです。苦しい時の何気ない一言がうれしく、さまざまな人に見守られ、支えられていることを実感しました。JCIに承認され、病院のチーム力をさらに発揮する機会が多くなると思いますが、全体が一丸となって取り組む力が名大病院にはしっかり根付いていると思います。 - これから、どのような道を歩もうと考えていますか?
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2019年4月からNICU・GCUへ異動したため、総合周産期母子医療センターの産科とNICU・GCU両方の経験を積むことができています。総合周産期母子医療センターは、その名の通り母子双方の治療・看護を行う場。妊娠・出産・産後という流れの中で、私たち医療者には切れ目のない看護が求められます。そうした環境において私は、産科とNICU・GCUが今以上に連携し、母子やご家族への継続した看護を実現するために役に立ちたいと考えています。
また、看護教育にも興味を持っています。看護という学問は、研究への疑問が生じるのも研究の成果を反映するのも、臨床現場であると思っています。そのため、臨床現場で看護をしている者だからこそできる研究を行っていきたいです。さらに、より良い看護の発展には後進育成が欠かせないため、学生や新人スタッフに臨床現場の楽しさ、やりがいを伝えられるような教育活動に携わることも私の目標です。 - 休日の過ごし方を教えてください!
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茶道が趣味で、お茶のお稽古に行ったりお茶会へ出かけたりします。お茶と聞くと堅苦しい印象があるかもしれませんが、実際は日常生活に密着していて身近なものです。お茶の空間はとても静かで、日常の慌ただしさを忘れることができます。また、お茶会などで着物を着ると背筋が伸び、心地よい緊張感で仕事の大変さも忘れられます。これからも続けていきたい大切な趣味です。