大分大学医学部附属病院

先輩情報

• 現在のお仕事について教えてください
• 今までやってきた中で、特に印象に残っているエピソードや嬉しかったこと、苦労したことは何ですか？
• あなたの仕事のどんなところにやりがいを感じますか？
• 仕事をするにあたって心掛けていることは何ですか？
• 貴院を志望した動機や入職を決めた理由は何ですか？
• 当面の目標を教えてください
• 将来の夢（仕事上・プライベート）を教えてください
• 学生の皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします
• その他アピールしたいことなど、教えてください

現在のお仕事について教えてください

現在、皮膚科・形成外科で勤務しています。皮膚科・形成外科では術前術後の看護から、ステロイドの点滴を使った治療、抗癌剤治療、放射線治療を行う患者さんなど、様々な疾患の看護を行っています。退院後も創部の消毒やガーゼの交換など、継続して処置を行う必要がある患者さんが多く、入院時から退院後の生活を見据えた指導や支援の方法を考えて看護を提供しています。

今までやってきた中で、特に印象に残っているエピソードや嬉しかったこと、苦労したことは何ですか？

皮膚疾患の患者さんは、外見上目につきやすいこともあり、特に女性の場合はボディーイメージの変容が大きいことが考えられます。看護師が全身の軟膏処置を行うときに、「また新しい水疱ができていないかしら、あったら落ち込んでしまうのよね」と打ち明ける患者さんもいましたが、入院時の写真と比較して経過が良くなっていることを伝えたり、ステロイドが徐々に減量されていることを伝えると「本当？うれしい。教えてくれてありがとうございます。退院まで頑張れます。」との反応があり、うれしかったです。大変だったことは、COVID-19の影響でリリーフとして呼吸器病棟で働き、慣れない他科での患者さんを看護したことです。疾患や患者さんの重症度もこれまでとは異なる中で、先輩方に教えていただきながらそれぞれの患者さんの観察項目や初めて見る医療機器の扱い方などを経験でき、大変でしたがとても勉強になりました。

あなたの仕事のどんなところにやりがいを感じますか？

私が所属している皮膚科・形成外科では高齢の患者さんが多く入院しています。ADLが低下している患者さんに対して、患者さん自身でできることはセルフケア能力を活かし、できないことを支援する看護を実践できたときにやりがいを感じます。また、おむつ交換や食事介助などのケアを行ったときに、「ありがとう」という声をいただけると、自分が患者さんの役に立っていることを実感し、さらに頑張ろうという気持ちになります。

仕事をするにあたって心掛けていることは何ですか？

患者さんへの思いやりの心を忘れないことです。私たちが患者さんに対してケアを行ったあと、「ありがとう」という言葉をいただけることが多いです。患者さんが看護師に感謝を示してくれているように、患者さんがいるからこそ私たちも看護が提供できるため、ケアや点滴の更新などで患者さんを訪室した際には、私からも「ありがとうございます」と伝えるようにしています。

貴院を志望した動機や入職を決めた理由は何ですか？

もともと大分県出身であり、大分県唯一の特定機能病院として様々な疾患や治療についての知識と技術の習得ができると考えたからです。また、ローテーション研修によって自分の興味のある部署を経験できるなど、新人への研修制度が充実している点も魅力的と思い、志望しました。

当面の目標を教えてください

一人ひとりの患者さんに必要な情報や観察項目を素早くアセスメントし、その人に必要な看護が提供できる看護師になりたいです。

将来の夢（仕事上・プライベート）を教えてください

仕事では、まだまだ知識が未熟なので、日々学びを積み重ね、患者さんに信頼される看護師を目指します。仕事とプライベートの切り替えを上手に行いながら、どちらも充実した生活が送れるようにしたいです。

学生の皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします

授業や実習など毎日お疲れ様です。私も、学生時代は実習や日々の記録で大変でしたが、学生時代に勉強した病態や看護過程などは働き出してからも必ず活かされるので、今できることを精一杯頑張ってください！また、いろんな病院の説明会に参加してみて、「ここで働きたい！」というイメージをもつことも自分のモチベーションにつながると思います。

その他アピールしたいことなど、教えてください

大分大学医学部附属病院では、プリセプター制度やローテーション研修があり、新人への支援体制が手厚いです。ローテーション研修では、自分が興味のある部署を含めた2部署を経験することができ、そこて培った経験や知識を正式配置後も活かすことができます。プリセプターとは、働く上で困ったことがあれば悩みを共有したり、業務のフィードバックをいただいたりできるのでとても心強い存在になっています。また、同期が60人近くいるので、悩みを共有したり休みの日に一緒にリフレッシュできたりする仲間が多いことも大学病院の強みだと思います。