野江病院

先輩情報

• これまでの経歴について教えてください。
• 急性期病院の看護師として働く上でのやりがいを教えてください。
• 今まで仕事をしてきた中で、特に印象に残っているエピソードや嬉しかったこと、苦労したことは何ですか？
• （各役職）としてどのようなことを新人看護師に求めますか？
• （各役職）のやりがいを教えてください。
• 最後に看護学生にメッセージやアドバイスをお願いします！

これまでの経歴について教えてください。

2003年に入職。消化器外科病棟に配属となり、がん患者さんと関わる機会が多くなりました。抗がん剤治療の副作用で苦しむ姿を日々目の当たりにし、患者さんのために何か出来ることはないかと感じ、2011年がん化学療法看護認定看護師の資格を取得しました。現在は血液内科、呼吸器内科、耳鼻咽喉科の混合病棟と外来化学療法室を兼任し、副看護師長として、多職種と連携を図りながら日々がん患者さんの支援に努めています。

急性期病院の看護師として働く上でのやりがいを教えてください。

がんと告知され、治療に専念される患者さんの苦しみや悲しみに寄り添いながら、「いつもありがとう」「もっと生きたい、生きる目標ができた」と笑顔が見られた時に、看護師になって本当に良かったと感じます。患者さんにとって居心地の良い存在でいられるよう努力することがやりがいに繋がっています。また野江病院の魅力は、人間関係で嫌な思いをすることがなく、互いにフォローし合える体制ができていることです。仕事で迷うことがあっても助け合える仲間がいることが、長く続けていける秘訣だと感じています。

今まで仕事をしてきた中で、特に印象に残っているエピソードや嬉しかったこと、苦労したことは何ですか？

看護師歴19年目になりますが、看護師として第一線で働くことが出来ていることが何よりの誇りです。その時苦労と感じていたことも、いずれ実になります。出会ってきた数多くの患者さんが教えてくれました。失敗することは恥ではないということを。先輩から言われました。「あなたにきつく言うのは、看護師として成長できると確信しているから」と。その時の言葉は今でも鮮明で、頑張る意欲になっています。

（各役職）としてどのようなことを新人看護師に求めますか？

看護師として成長していく過程には個人差があります。焦らずに段階を踏んで「できること」を積み重ねていき、根拠ある看護行為につなげていってほしいです。患者さんの立場に立った思いやりのある看護を常に忘れず、一緒に働く仲間と共に前進してほしいと思います。

（各役職）のやりがいを教えてください。

新型コロナウイルス感染症の影響で不自由な生活環境を強いられるなか、全力で頑張ってくれているスタッフには感謝しかありません。物資なども制限される中で、少しでも働きやすい職場環境へ改善していくことが役割であり、スタッフが生き生きと働く姿をみることが、管理職としてのやりがいに繋がっています。日々のコミュニケーションに心がけ、不安と感じていることはないか、どんな表情で働いているのか、様々な角度からアプローチし安心して従事できるよう努めています。

最後に看護学生にメッセージやアドバイスをお願いします！

これから入職される皆さん、実習や教育環境が制限され大変な思いをされていることと思いますが、是非なりたい看護師像を実現していってください。一人ひとりが大切な人材です。ご活躍できるよう応援しています。野江病院の仲間になって頂けたら嬉しいです。