先輩に聞いた!面接・小論文・筆記試験の過去問集

面接・小論文・筆記試験で実際にどのようなテーマが出題されたのか、
先輩にアンケート調査を実施しました。
このページでは、よく聞かれる定番の質問例と回答のポイントを一部大公開!
出題の傾向を知り、今後の対策にお役立てください。

質問例01

強みは現場で輝く力、弱みは成長のチャンス!

この質問では、自分自身を客観的に理解できているかが問われています。長所(強み)は、「自分ではこう思う」だけでなく、周囲から褒められたことや評価された経験を伝えることで、より説得力が増します。例えば「実習で患者さんから安心すると言われた」「グループワークで協調性を評価された」など、具体的なエピソードを添えると印象に残ります。また、その強みを看護の現場でどのように活かせるかまで述べると、より効果的です。短所(弱み)は、単なる欠点を書くのではなく、「苦手だけれど意識して取り組んでいる」「やりすぎてしまう傾向を調整している」といった改善に向けた姿勢を示すことが大切です。自分の課題を受け止め、成長に繋げようとする前向きな姿勢が伝わると、採用側に好印象を与えることができます。

合わせて対策!
一緒に聞かれやすい質問

  • あなたの長所を活かし成果をあげた経験があれば教えてください
  • あなたは自分の短所と、どのように向き合ってきましたか

質問例02

“この病院で働きたい” が伝わる理由を語ろう!

この質問では、数多くの医療機関の中からなぜその病院を選んだのか、明確な理由をもって答えられるかが問われます。志望動機を考える際には、病院の理念や看護方針、地域での役割などを調べ、自分の看護観や目指す姿との共通点を見つけることが大切です。よくあるのが、「貴院では新人教育の体制が整っており、学びを深められると思い志望しました。」という、どの病院にも当てはまる内容になってしまう例です。これではあなたの思いや価値観が伝わりません。志望理由は、単に「成長したい場所」ではなく、「自分の看護観を活かし、病院の理念に沿って貢献できる職場」として選んだ根拠を伝えることが重要です。採用側は、あなたと病院とのミスマッチがなく、安心して長く働ける人かどうかを見ています。自分の言葉で「なぜこの病院なのか」を語れるよう、日頃から気になる病院の理念や取り組みに目を向けておきましょう。

合わせて対策!
一緒に聞かれやすい質問

  • 希望する診療科の魅力について教えてください
  • 病院の行動指針の中でより良いと思ったものについて教えてください

質問例03

言語化して理想の看護師に近づこう!

この質問では、看護師という仕事理解ができているか、そして将来どのように活躍していきたいのかという姿勢が問われています。「患者さんに寄り添う看護師になりたい」といった抽象的な表現だけではなく、どのような場面で、どのような関わりをしている看護師を目指しているのかを具体的に伝えましょう。看護の現場は、急性期・慢性期・回復期、病棟・外来・救命救急など、多様な役割があります。あなたが思い描く看護師像が、その病院の風土や役割とどのように合致しているのかを言語化することがポイントです。「どこでも良い」のではなく、「この環境だからこそ目指せる姿」と伝えることで、納得感が生まれます。採用者はあなたが現場でどのように成長し、どのような役割を果たしていくのかを知りたいと考えています。理想と志望先のつながりを明確に示すことで、あなたの活躍する姿が、より具体的に伝わります。

合わせて対策!
一緒に聞かれやすい質問

  • 入職して十年後にどんなことをしていたいですか
  • 働くうえでどのようなことを目指していきたいですか

質問例04

思い出そう!看護師を選んだ理由

この質問では、多くの職業の中からなぜ看護師を選んだのか、その背景や価値観を採用者が知りたいと考えています。「入院した際に看護師に支えてもらった」「家族が医療に関わっていた」などの経験はきっかけとしてよく見受けられます。しかし大切なのは、その経験のなかで何を感じ、どのような思いが芽生えたのかを自分の言葉で伝えることです。看護師は患者さんの身体だけでなく、生活や心にも寄り添い支えていく専門職です。単なる憧れや印象だけで終わるのではなく、看護という仕事を理解し、「自分もその一員として関わりたい」と考えた理由を具体的に示すことが求められます。また、その思いを通して自分がどのように成長したいか、どのように人に寄り添える看護師になりたいかまで伝えると、より説得力が増します。心が動いた瞬間を丁寧に振り返り、看護師への志をしっかり表現しましょう。

合わせて対策!
一緒に聞かれやすい質問

  • 入学前と入学後で看護師の仕事でギャップを感じることはありますか
  • 目標としたい人はいますか

質問例05

過去問集PDFダウンロードはこちら

こちらもCHECK!

笠原 智恵子(かさはら ちえこ)

看護師/社会福祉士/国家資格キャリアコンサルタント

看護師として急性期医療から終末期ケア、訪問看護ステーションの立ち上げまで多様な現場に従事。 「支える人を支える」を軸に、キャリアコンサルタントとして人材支援や厚生労働省委託事業に携わる。 現在は企業にて在宅療養支援を行いながら、看護学生のキャリア相談や小論文指導にも取り組む。 学生のまっすぐな想いに学びながら、成長を後押しする支援を続けている。

問題例01

看護する上で大切にしたいことや思いを具体的に伝えよう!

あなたの看護観はもちろん、その背景にある人柄や思いを含めて確認していると考えられます。看護師は、患者さんの気持ちに寄り添い、治療に立ち向かう姿を支える仕事です。そのため、医療的な知識やスキルだけでなく、患者さんや家族の気持ちを理解し、そっと寄り添える思いやりも大切です。①自分の看護に対する考え方、②その考えの基となる経験やエピソード、③これからどのような看護をしていきたいか――の3点を意識して、あなたらしさをアピールしましょう。

ワンポイントアドバイス

  • 具体例を必ず入れて、抽象的な表現だけにならないように注意!
  • 難しい表現や立派な言葉にこだわらず、自分の経験や思いを中心に書くのがコツ!

問題例02

命を預かる専門職としての姿勢を伝えよう!

安全への配慮、チームワークの意識、自己成長や学びの姿勢などを確認していると考えられます。看護の仕事は多岐にわたり、清拭・入浴・食事の介助などの生活支援から、採血・注射・与薬などの医療行為、さらに主治医や他科、家族との連携まで含まれます。小論文では、患者さんの治療を妨げず円滑に進めるために、専門職としてどのような姿勢で臨むかが伝わるといいでしょう。具体的なエピソードやそこから得た学びを交えて、職業人としての姿勢や考え方をしっかりと伝えましょう。

ワンポイントアドバイス

  • 一般的な意見や模範例に引っ張られないように注意!
  • 看護のやりがいや魅力を感じるポイントからエピソードを引き出すのがコツ!

問題例03

どのような場面で倫理観が求められるのかを考えよう!

個人情報の扱いや身体ケアに対する配慮の姿勢などを確認していると考えられます。看護師は、自宅住所、連絡先、家族構成といった個人情報だけでなく、病状や治療内容、予後といった機微情報にも接します。また、看護ケアをするために体に触れたり、場合によっては抑制を行ったりすることもあります。患者さんにとって非常にデリケートな環境だからこそ、安心して看護師に身を任せてもらえるような振る舞いが求められます。

ワンポイントアドバイス

  • 「倫理観は大切」だけでなく、どのような意識を持ち、配慮をするのか具体的に伝えるのがコツ!
  • 「意識していなかった→経験やエピソードからの学び→意識が変わった」という構成もアリ!

問題例04

患者さんに真っすぐ向き合う姿勢をアピールしよう!

患者さんに向き合う姿勢や意欲を確認していると考えられます。闘病中の患者さんは、さまざまな疾患や症状を抱えていることもあり、看護師の思い通りに物事が進むとは限りません。例えば、血圧を測定しようとした時、スムーズに腕を差し出してくれる人もいれば、無反応だったり抵抗したりする人もいます。そのような対応に苦慮する状況であっても、諦めずによりよい関係を築くために、どのような心がけや言動を意識しているかを伝えるといいでしょう。

ワンポイントアドバイス

  • 自己満足や勘違いに基づいたエピソードにならないように気を付けよう!
  • 看護実習などでの失敗をどう乗り越えたか、先輩看護師や実習担当の先生からもらったアドバイスを含めるのも効果的!

問題例05

過去問集PDFダウンロードはこちら

こちらもCHECK!

朝倉 奈津子(あさくら なつこ)

ライター/看護師・保健師

1984年生まれ。慶應義塾大学看護医療学部を卒業後、系列の大学病院呼吸器科に勤務。アロマテラピーを勉強するため退職し、資格取得後、産業保健師として企業勤務。その傍ら、結婚・出産を経て二児の育児にも奮闘。現在は、クリニックに勤めながらライター業務に携わる。AEAJ認定アロマセラピスト、アロマテラピーインストラクター。

問題例01

解答:

4

2019年(令和元年)の国民健康・栄養調査において、運動習慣のある者の割合は、20歳代で20.9%、30歳代で15.6%、40歳代で15.1%、50歳代で23.4%、60歳代で29.8%、70歳以上で39.1%となっています。

対策方法

国家試験に準じた問題を出題する病院が多いです。必修問題はいわゆる基礎的な問題です。授業をきちんと理解していれば心配ないので、日々の学習を大切にしましょう。ちなみに、国家試験の合格には80%以上の正答率が必須となります。

問題例02

解答:

4

  1. (×)塩化物イオン(Cl-)は、神経筋接合部における筋細胞の興奮には関与していません。
  2. (×)カリウムイオン(K+)は、神経細胞の再分極に関与しています。
  3. (×)カルシウムイオン(Ca2+)は、筋収縮の過程でアセチルコリンの放出に関わります。
  4. (○)神経筋接合部のアセチルコリン受容体にアセチルコリンが結合すると、ナトリウムチャネルが開口し、ナトリウムイオン(Na+)が筋細胞内に流入して脱分極を引き起こし、活動電位を発生させることで筋収縮が生じます。

対策方法

国家試験に準じた問題を出題する病院が多いです。一般問題では、各科目から出題されるため、出題範囲が広いです。苦手な科目があれば克服できるよう重点的に対策をしておきましょう。国家試験対策においては、やみくもに取り組むのではなく出題傾向を見極めて効率的に勉強を進める意識も大切です。

問題例03

解答:

4

  1. (×)入浴直後の皮膚は熱や水分の影響を受けているため、観察は平常時に行います。
  2. (×)照射部位への刺激は、冷湿布を含めて極力避けるべきです。
  3. (×)皮膚の状態は乾燥により悪化するため、照射部位を刺激しないよう留意しながらスキンケアを行います。
  4. (○)有害事象である放射線皮膚炎を予防するためにも、照射により敏感になった皮膚を強くこするなどの物理的刺激を与えないよう注意します。

対策方法

国家試験に準じた問題を出題する病院が多いです。状況設定問題では、単純に知識を問うのではなく、看護過程を理解したうえで判断する力や、課題を解決する力が問われます。いわゆる応用問題といえるでしょう。必修問題や一般問題と比べて設問文もかなり長い傾向にあるため、スピーディーに解答していく力が求められます。

問題例04

過去問集PDFダウンロードはこちら

こちらもCHECK!