学校法人 関西医科大学（附属病院・総合医療センター・香里病院）

先輩情報

• 現在のお仕事について教えてください。
• 今まで仕事をしてきた中で、特に印象に残っているエピソードや嬉しかったこと、苦労したことは何ですか？
• 学生時代に感じた、他の病院との違いや印象に残っていることについて教えてください。
• 当院や配属病棟のPRポイントを教えてください。
• 学生の皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします。

現在のお仕事について教えてください。

私が所属する病棟は、整形外科とリウマチ・膠原病内科の混合病棟です。特定機能病院である当院には、多くの基礎疾患を抱え、病態の複雑な患者さんがたくさん入院されています。急性期の不安定な状態を乗り越えるためには、周術期看護や様々な疾患に関する知識と患者さんのニーズを汲み取る力が求められます。また、整形外科ではALDを拡大できるように、リウマチ・膠原病内科では、ALD低下や関節拘縮を予防するために医師やセラピストと協力して看護しています。その他にも、MSW看護助手、薬剤師、栄養士などの多職種で患者さんを支えています。

今まで仕事をしてきた中で、特に印象に残っているエピソードや嬉しかったこと、苦労したことは何ですか？

臥床している時間が長い患者さんを車椅子で当院6階の庭園に連れて行った時に、患者さんが「ありがとう、久しぶりにお外に出れて気持ちよかった」と笑顔で言ってくださり、家族さんからも「あなたみたいな優しい看護師さんに看てもらえて良かったわ」という言葉をいただいて、とても嬉しかったです。

学生時代に感じた、他の病院との違いや印象に残っていることについて教えてください。

学生時代はコロナ禍でもあったため十分に患者さんと関わる機会がありませんでしたが、現在は入院から退院まで関わる事ができています。患者さんの回復過程をＭＳＷや医師、セラピスト、薬剤師、栄養士、外来看護師、ケアマネジャーなどの多職種で連携し、支援できていることが印象的です。

当院や配属病棟のPRポイントを教えてください。

外科と内科の混合病棟なので周術期看護だけでなく、内科的な治療や様々な疾患について学習できます。私の所属する病棟の看護師や医師、看護助手は明るく元気でとても楽しい雰囲気です。少しずつ独り立ちできるようサポート体制が充実しており、医師が疾患や治療についての勉強会を開いてくれるため疾患への理解を深めることができます。また、院内ではクリニカルラダー研修以外に専門・認定看護師による勉強会がある為、自分の病棟ではあまり体験することのできない看護ケアについて学ぶこともできます。

学生の皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします。

大学病院で看護するためには日々勉強が必要で大変なこともありますが、手術や治療を乗り越えて元気に退院していく患者さんを見ているととてもやりがいを感じます。国家試験や実習など大変なことがたくさんあると思いますが、皆さんと一緒に看護できることを楽しみにしています。