- 所在地:山梨県
- 病床数:644床
- 看護師数:716名
インターンシップは、令和7年3月12日・19日に開催します。申し込み受付は、終了いたしました。
先輩情報
安心して話せる雰囲気作り、患者さんご家族に寄り添った看護
認定看護師 がん放射線療法看護 S.H
- 職歴(キャリア):1998年〜
- 出身校の所在地エリア:山梨県
- 出身校:山梨県立看護短期大学
- 所属診療科目:その他(眼科、耳鼻咽喉科など)
- これまでの経歴について教えてください
- 認定看護師を目指した理由は何ですか?
- 現在の仕事を教えてください
- あなたの仕事のどんなところにやりがいを感じますか?
- 仕事をするにあたって心がけていることは何ですか?
- 学生の皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします
- これまでの経歴について教えてください
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婦人科病棟で3年間、救命救急センターで7年間、消化器病棟で6年間勤務。平成26年から放射線外来に異動。平成30年に静岡県立静岡がんセンター認定看護師教育課程に入校。平成31年にがん放射線療法看護認定看護師を取得し、現在に至る。
- 認定看護師を目指した理由は何ですか?
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放射線療法は、がん治療3本柱の1つです。そして、局所治療のため体への侵襲が少ない「やさしい治療」であり、高齢化社会の中で放射線療法の需要は高まっています。しかし、放射線治療室で行われている治療のため治療室以外の看護師が直接関わることがなく興味や知識を持つ看護師が少ないのが現状です。病棟勤務の時の私もそのひとりでした。放射線治療に携わることになり、放射線治療を受ける患者さんは「放射線」という言葉から恐怖や不安を持っていることに気づきました。また、治療に伴う有害事象の悪化予防は患者さんのセルフケアに左右されます。いかに看護の視点でセルフケア支援ができるか、看護師の役割は重要であると感じました。放射線療法を受ける患者さんが安心して治療に臨めるよう、エビデンスに基づいた支援を行いたい、放射線療法看護の必要性を広め、専門的な知識をもった看護師を増やしたいと思い認定看護師を目指しました。
- 現在の仕事を教えてください
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放射線科を受診する患者さんの診察に同席し、医師との調整や意思決定支援、治療中の患者さんの有害事象悪化予防のための指導を行っています。また、患者さんにお渡しするパンフレットの作成や新しい知見に基づいた内容の修正などを行っています。年々、新しい治療や処置の導入が増えているため、マニュアル作りもタイムリーに行うよう努めています。スタッフからの相談や放射線療法に関わる学習会を行っています。
- あなたの仕事のどんなところにやりがいを感じますか?
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放射線治療に伴う有害事象は、線量分布図と呼ばれる治療の設計図を理解することでどこにどのような症状が出現するか予測することができます。予測される有害事象を悪化させないようにセルフケア支援ができるところは放射線治療の醍醐味だと思っています。また、放射線治療を受ける患者さんは、基本的には平日毎日治療のために来院します。外来通院の患者さんが多いので患者さんの生活の場に近い状況で、困っていることや患者さんの変化に気づき早めに対処できるところもやりがいにつながります。
- 仕事をするにあたって心がけていることは何ですか?
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「チーム医療」を心がけています。放射線療法の専門的な知識を生かしながら、患者さんの全人的な苦痛に対する支援を放射線治療室のスタッフや主科、他の専門職に相談しながらベストな介入ができるようにチームで取り組むことを心がけています。
- 学生の皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします
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県内で放射線治療を受けられる施設は、当院を含め4施設です。高齢化社会の中で、体への侵襲が少ない放射線治療の需要は高まることが予測されます。高齢で合併症をもった患者さんが増えていく中で放射線療法看護の役割は益々重要になっていくと思っています。放射線療法看護に限らず、自分が何に興味があるのか、何を目指したいのかを考え、トライしながら看護にやりがいを感じ、極めたい専門分野が見つけられると良いのかなと思います。
問い合わせ先
問い合わせ先・雇用法人名 | 地方独立行政法人山梨県立病院機構 法人本部事務局 総務課人事・給与担当 電話055-253-7111(代) |
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住所 |
400-8506 |
アクセス | 車(タクシー) JR甲府駅より約10分 バス(山梨交通) JR甲府駅 南口バスターミナル4番のりば 約15分 |
URL |