大分県立病院

先輩情報

• 1）現在のお仕事について教えてください
• 2）今まで仕事をしてきた中で、特に印象に残っているエピソードや嬉しかったこと、苦労したことは何ですか
• 3）仕事のどんなところにやりがいを感じますか？
• 4）仕事をするにあたって心掛けていることは何ですか？
• 5）当院を志望した動機や入職を決めた理由は何ですか？
• 6）当面の目標を教えてください
• 7）将来の夢（仕事上・プライベート）を教えてください
• 8）学生の皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします
• 9）その他アピールしたいことなど、自由にご記入ください

1）現在のお仕事について教えてください

血液内科、脳神経内科、脳外科、眼科の患者さんの病棟です。内科、外科の混合病棟のため、手術や化学療法に伴う看護だけでなく、退院後の生活を見据えた退院調整や、日常生活動作のリハビリテーション等、様々な方面からの看護を行っています。

2）今まで仕事をしてきた中で、特に印象に残っているエピソードや嬉しかったこと、苦労したことは何ですか

脳外科手術後の患者さんは、ドレーンが留置されたり、落ち着きがなく興奮したりすることがあります。また、声かけ等の刺激に対する反応の変化が大事であるため、異動したばかりの頃は、自分の観察やケアが正しいのか不安で、先輩看護師に確認し、サポートしてもらいながら看護しました。手術直後はコミュニケーションが図れなかった患者さんが、リハビリテーションが開始になった際に「あの時は良くしてくれたな」と声をかけていただき、患者さんにとって良いケアができていたんだなと感じることができました。

3）仕事のどんなところにやりがいを感じますか？

急性期の患者さんは、疼痛や息苦しさ等の身体的症状だけでなく、不安といった精神的苦痛を伴っていることが多いです。苦痛そうな患者さんの姿を見ることもありますが、一人ひとりの状態を把握し、適切にアセスメントした上で、それに合った薬剤や生活援助、傾聴等の看護を行っています。ケアをしている時や患者さんが退院する時に笑顔で感謝の言葉をいただけると、看護できて良かったなと感じます。

4）仕事をするにあたって心掛けていることは何ですか？

脳外科や脳神経内科の患者さんの中には、失語症等の影響でコミュニケーションに支障を来たしたり、認知症の患者さんは説明内容を理解できない、説明しても忘れてしまい何度も同じことを繰り返してしまうことがあります。バイタルサインや疾患に対する観察はもちろんですが、表情や行動等、様々な客観的データからアセスメントし、ゆっくりと分かりやすい声かけや、患者さんの反応を確認しながらケアを行うように心がけています。

5）当院を志望した動機や入職を決めた理由は何ですか？

大学生の時、臨地実習や夏期休暇中のアルバイトなどで病院の様子を知ることができました。就職している大学の先輩から教育体制が整っていることを聞き、安心して入職できました。

6）当面の目標を教えてください

いろいろな疾患の治療やケアを学び、自身の看護技術や知識のスキルアップを続けていきたいです。

7）将来の夢（仕事上・プライベート）を教えてください

学生の頃は慢性期病院に興味がありましたが、重症度が高く、様々な疾患に対応している急性期病院だからこそ学べる看護のアセスメント能力や、知識・技術力がたくさんあります。今後も各専門分野の看護を深めながら、自信を持って看護を提供できるようにスキルアップを図り、自分が行いたい看護について考えていきたいです。

8）学生の皆さんにメッセージやアドバイスをお願いします

大分県立病院は、専門看護師や認定看護師等の資格を持った看護師が多くいます。当病棟では主に、認知症や褥瘡対策チーム、緩和ケアチームの介入が行われています。医師も交えて薬剤や処置が適切か話し合い、患者さんにとって最適なケアについて日々検討しています。研修も充実しているため、たくさんのことを学べます。

9）その他アピールしたいことなど、自由にご記入ください

新人の時は、実習では経験しない夜勤に大きな不安があると思いますが、それぞれのペースに合わせた勤務を配慮してくれます。体調管理を第一に頑張ってください。