みつわ台総合病院

先輩情報

• 現在のお仕事について教えてください。
• 仕事のどんなところに難しさを感じますか。
• 仕事のどんなところにやりがいを感じますか。
• 入職を決めたポイントを教えてください。
• 今後の目標を教えてください。

現在のお仕事について教えてください。

内科病棟は高齢の患者さんや慢性疾患の方がメインです。内科病棟の看護では尿量を測ってむくみの変化を緻密に評価するのが特徴的だと思います。むくみがあると褥瘡になりやすいので、こまめな体位変換が大切だったりします。また、他職種と協力する場面も多く、食事介助の際にSTに嚥下機能を評価してもらったり、ADLが低い方の退院支援についてソーシャルワーカーと連携したりしています。

仕事のどんなところに難しさを感じますか。

退院支援が難しいですね。「自宅に帰りたい」という患者さん本人の想いとは裏腹に、病状や家庭の事情などで、それが叶えられないケースが多々あるからです。自立して生活できず、介助してくれる家族もいないとなると、ひとまず施設に入ってもらうほかない。そんななかでも、患者さんの経済状況も踏まえつつ、訪問介護やご自宅のバリアフリー化など、できるだけ希望を叶えられるような方法を知恵を絞って考えています。

仕事のどんなところにやりがいを感じますか。

患者さんの苦痛を和らげてあげられたときにやりがいを感じます。緩和ケアの患者さんもいるのですが、身体がむくんで動けなくなると苦痛も大きくなるので、薬を使うという選択肢だけでなく、テレビが見やすいように向きを変えてあげたり、水を飲ませてあげたり、いろいろと工夫しています。それによって苦痛が和らげば、一生懸命考えて行動して良かったなと思いますね。

入職を決めたポイントを教えてください。

いろいろな病院のホームページを見たときに、当院のホームページにだけ書いてあったことがあります。それは、「ケアする側が元気であることが大切」というものです。もちろん、寄り添う看護や高度な医療の提供など、どれも大事ですが、それを実践するにはケアする側が心身ともに健康であることが必要。実際に内科病棟では看護師間のコミュニケーションや声がけが活発で、元気な雰囲気のなかで仕事ができています。

今後の目標を教えてください。

プリセプターも務めているため、まずはプリセプティが自立できるようにサポートしていくことが当面の目標です。どんな些細なことも相談しやすいような環境を作ってあげたいな、と。「こんなこと聞いていいのかな」と遠慮してしまうこともあると思うので、こちらから積極的に声をかけるようにしています。歳も近いので自分が新人だった頃の気持ちを思い出しながら、プリセプティを支えていきたいと考えています。