国立病院機構 関門医療センター

  • 所在地:山口県
  • 病床数:400床
  • 看護師数:420名
制度待遇: 三交代 三次救急 寮・住宅補助あり 資格支援あり 退職金制度あり マイカー通勤OK

「Innovation」「Community Link」「Learning&Training」 患者さま中心の『健康応援病院』

インターンシップ・見学会参加者募集中!(2025/05/15更新)

興味がある部署で看護体験しませんか。職場の雰囲気もわかると思います。下記日程でご都合が合わなければ、担当者までご連絡ください。
★インターンシップ  R7年6月6日(金)  7月28日(月)  7月29日(火) 8月18日(金) 
           R7年8月19日(土) 10月24日(金) 11月21日(金) 12月5日(金)  13時~15時

★見学会  R7年6月7日(土)  7月25日(金)  7月26日(土) 8月22日(金) 
      R7年8月23日(土) 10月25日(土) 11月22日(土) 12月6日(土)  10時~11時

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エントリーとは
エントリーとは、その病院に対して今後の説明会情報や選考の情報が欲しいという旨の意志表示です。 情報を受け取れるように少しでも興味がある病院へは、エントリーをしておくことをお勧めします。 ※エントリーは説明会や選考を受けなければならないということではありません。

先輩情報

看護師特定行為から見えてきたこと

看護師 高橋 従子

  • 職歴(キャリア):2016年〜
  • 出身校の所在地エリア:山口県
  • 出身校:山口大学医学部附属医療技術短期大学部
  • 所属診療科目:その他(眼科、耳鼻咽喉科など)
救急看護認定看護師(特定行為)として

 2015年10月より特定行為及び特定行為研修が開始されました。私は2019年秋に6か月の研修期間を終えて、2020年9月より当院で特定行為を実施しています。2021年、関門医療センターも特定行為研修機関として登録され、年に数名ずつの特定行為看護師を輩出しています。2025年現在、8名の特定行為看護師が当院で活動しています。
 これまで救急看護認定看護師として、クリティカルな治療を受けられる患者さんへ、医師が繁忙である時には処置が遅れ、『今なら呼吸器の設定の変更ができるのに』という思いがありました。現在は、医師の発行した手順書に沿って、特定行為の範囲を確認しながら呼吸器の設定変更、動脈血採血、橈骨動脈カテーテル留置などの行為を実施しています。
 呼吸器の設定はこれまで、わかったつもりで看護していました。特定行為研修期間中の医師、指導者の指導のおかげで改良の余地があることがわかりました。患者さんがいかに楽で、安全、早期に呼吸器を離脱し、元の生活に戻ることができるか。日々、看護を大切にクリティカルの現場だからこそできる、やるべき看護の発信をこれからもしていきたいと思っています。

特定看護師を目指した理由

2019年当時、救急看護認定看護師として12年が経過していました。認定看護師の養成課程は約1年間の研修を受け認定審査に合格し、5年毎の更新も必要です。救急看護を常にブラッシュアップしていくつもりでいました。しかし、医療は日進月歩であり、数年前にあたり前のことは現在には非常識な事があります。また、救急の現場で、緊急度の高い患者を前にすると、自分の判断がその人の人生を左右する経験を多くしてきました。
そうして10年が過ぎたころに、自分の看護や認定看護師としての活動がワンパターンになってきているのを感じたり、このままでいいのかを疑問に思うようになりました。
研修で再学習することが、自身のブラッシュアップに繋がり、もっと患者さんをよく看れるようになるのではないかと考えて、特定行為研修の参加を決めました。

特定看護師としての活動エピソード

『呼吸器の設定変更』という特定行為を実施するためには、患者の呼吸のアセスメントだけでは上手くいきません。呼吸するということが、全身状態すべてに影響しています。逆に全身状態が呼吸にも影響します。精神的、社会的な側面もかなり深くつながっているのです。
 呼吸器の離脱にむけて、設定を変更する度に、呼吸が速くなったり、血液ガスの結果が悪くなったりすることを経験します。医師であれば、薬剤の調整や呼吸器の設定をさらに高度なものに変更するなど、対応は様々かと思います。
 看護師としてどうアプローチできるか。看護師の強みにはベッドサイドに24時間いる唯一の職種である事があります。細かな患者の身体的な変化の観察とケアのタイミングの調整、ケアについてはタッチングやリラクゼーションを織り交ぜながら、調整する事ができます。
看護師が傍にいてくれるだけで、安心するという患者さんは多くおられます。呼吸器の設定を変更した後も呼吸の観察とともに、声掛けや気分転換を促すなどタイミングをずらさずに実施できる看護師はとても素敵だと思います。看護師の指導、相談の役割を持つ認定看護師として、ケアの質を評価し伝えられるようにしています。
 チーム医療のなかで看護師はまさに調整役です。薬剤師、理学療法士、栄養士、臨床工学士、様々なスペシャリストが専門性を発揮したり、逆に、いいとわかっている事も医師の指示を待っていることもあります。ただ待つのではなく発信するべきだと促し、多くの職種の知恵をしぼり患者さんの治療、ケアにあたっています。その思いが一つになった時のパワーは患者さんに伝わって、良い結果を生みます。他職種の調整には難渋することも多いですが、すべてが患者さんに繋がっていると思い、日々努力しています。

学生さんへメッセージ

看護師人生は長く、平坦な道ばかりじゃないかもしれません。ですが、必ず自分が頑張った分、患者さんの幸せを感じる瞬間や、それを分かち合う仲間に出会えます。

問い合わせ先

問い合わせ先・雇用法人名 〒752-8510
山口県下関市長府外浦町1番1号
独立行政法人国立病院機構 関門医療センター
管理課 庶務係長 宛
TEL:083-241-1199
住所

752-8510
山口県下関市長府外浦町1-1 関門医療センター

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アクセス kanmonkangoshi@kanmon-mc2.hosp.go.jp

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