病院の選び方

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私に向いている職場って?

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まずは、自分自身を知ることが大切!

就職先選びでまず直面するのが、「どんな分野が向いているのだろう」「どんな病院で働こう」ということではないでしょうか。マイナビの調査によると、入学前から自分が働きたい職場について考える学生が12.1%、また、82.5%の学生が最終学年の4月までに就職先について考え始めるという結果が出ており、これまでの実習や人生経験を通して自分が向いている分野がどんなところか考えていることがわかります。

実習やインターンシップが始まって毎日目にするのはリアルな看護の現場。学校での講義・演習と現場のギャップに戸惑うこともあるでしょう。そこではあなたが思い描いていた看護実践は行われているでしょうか?働きたい職場についてあなたの考えは変化したでしょうか?また、それまで漠然としていたものがより具体的・明確になってきた人もいるかもしれません。

看護師16年目にもなると、どんな病院が合っているのかといった相談を受けることも増えてきました。正解のない問いではありますが、自己分析をしてみるとその傾向が見えてくるかもしれません。

働きたい職場 学生生活を通して見極める!

自己分析をやってみよう!

1.自分についてじっくり考える

  • どんな性格でどんな強みを持っているか、また、課題は何か
  • 周りの友人から見た自分がどう映っているか聞く
    →印象に残っている場面・やりとりを具体的に聞いてみる
    →自分で気づかない点を明らかにする

2.これまでの実習や学生生活を振り返り、自分の価値観・看護観について考える

  • 部活・サークル・バイト・勉強など、取り組んだことを書き出す
    →その経験から自分がどう成長できたか考える
  • 実習で印象に残ったエピソードを書き出す
    →嬉しかった・楽しかったことだけでなく、つらかったことについても振り返り、そこから何を学んだか振り返る

3.最初に希望していた分野と今希望している分野について考える

  • 変わらない場合:なぜその考えが強化されたのか
  • 変わった場合:どんな経験をもとに変化したのか

自己分析で大切なことは「具体的に」考えること、考えぬいてみること。実習や学生生活での経験が皆さんを大きく成長させていることは間違いありません。友だち・臨床指導ナース・教員といった人からの影響を受けることもあると思います。

私は学生時代の病棟実習で、看護の力で患者さんのその後の人生を良い方向へ導くことができるやりがいを感じ、それまでまったく関心のなかった耳鼻科という領域で働いてみたいと思うようになったというエピソードがあります。結果的にそこで働くことはなかったのですが、それまでの考え方に影響を与えてくれたと思っています。

就活前にぜひ一度じっくりと“自分”について振り返る時間を持ち、“自分”を客観視してみませんか?

色々な人からの影響 自分自身とは?

他己分析もやってみよう

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インタビュアー

高山真由子(看護師・保健師・看護ジャーナリスト)

看護短大・大学編入学を経て、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了(ジャーナリズム修士)。病院、在宅、行政・学校・産業保健、教育機関、イベント救護など、幅広い臨床経験を持つ。並行して看護ライターとしての活動も広げ、ダンス留学、自転車ロードレース選手生活も経験。現在は医療系web編集者として、メディアの立場から看護の発展にたずさわる1児の母。

高山真由子(看護師・保健師・看護ジャーナリスト)