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掲載日：2022年05月23日

就活選考

単発のアルバイトしかしていません。就活の面接で聞かれたら不安です。

4年制大学の看護3回生で就活中の者です。就活の件で今悩んでいます。

大学まで片道2時間以上かかり、新型コロナウイルス感染症の影響もあって授業や実習形態も不規則でアルバイトを単発のものしかしてきませんでした。しかし、就活の面接等でアルバイトで頑張ったことを聞かれる場合があると知り、とても不安に感じています。
私自身はサークルの代表を務めたり、実習・勉学に真剣に取り組んだり、英語やアロマの勉強を自主的に行ったりすることに大学生生活は重きをおいていました。そのため、学生時代頑張ったこと/苦労したことを聞かれれば、アルバイトではなくサークルや実習・自学のエピソードが大部分を占めます。これは他の学生と比べて、選考で不利でしょうか。自分で選んだ大学生活のあり方ですし、素直に自分がサークルと勉強に重きをおいて取り組んだことを言おうと思っていたのですが、不安でつらいです。このような特徴がある学生は採用側から見るとどんな風に見られるのだろうと自信をなくし、悩んだ末に自分がどのような人間なのか分からなくなりはじめ、自己PRの内容も定まりません。助けてください。

不利ではありません！自分が一番頑張った経験で十分です！

最近言われる「ガクチカ」でアルバイトのことを話すと言う部分は多いかもしれません。
まず、最初に言えるのは、病院さんがアルバイト経験を採用条件にしていることは無いと言うことです。多分、アルバイトの話を「ガクチカ」で話す人が多いため、アルバイトの話を聞かれるよとなっているだけかと思います。あなたの自分の考えに基づいた、サークルでの経験、実習や勉学に力を入れたことをアピールの材料に使っていただいて問題ありません。病院の採用担当者は、何をしたかではなく、「その経験から何を学び、何を成長させたのか」、その学びと成長は「今後の看護師人生でどのように役立つのか」を知りたいのです。ですから、アピールする経験は自分が本気で一番力を入れて頑張ったことで結構です。自分の頑張りに自信を持って、前述のポイントをしっかりと理解してアピールしてください。何の経験が好ましいと言うのはありませんが、今後の看護師人生に直結する実習は、とても魅力的な経験と思われます。悲観することなく、自信を持って頑張ってください。

PROFILE

就職・キャリア支援での学生支援歴20年以上のベテラン講師。
この数年は、医療領域の学生に特化して支援。趣味は音楽（シティポップやジャズ系）、カメラ（学生時代から）、最近はWEBセミナーの配信マン。国家資格キャリアコンサルタント、JCDA認定キャリア・デベロップメント・アドバイザー（CDA)　福岡県出身。