看護師になりたい理由とは?面接やエントリーシートで使える具体例を紹介!

看護師になりたい理由とは?面接やエントリーシートで使える具体例を紹介!

看護師を目指す理由は人それぞれですが、面接や履歴書・エントリーシートで志望動機として伝えるには、自分の想いを的確にまとめることが大切です。この記事では、看護師を目指す看護学生の方に向けて、看護師になりたい理由の考え方や伝え方、参考になる具体例を例文形式で紹介します。ぜひ、面接対策やエントリーシート作成の参考にしてください。

1.看護師になりたい理由はさまざま

現在看護学生であるみなさんが、「看護師を目指そう」と思ったきっかけは何でしょうか。

「昔から人を助けるのが好きだったから」「責任のある仕事がしたかったから」「身近な人が病気になったから」など、さまざまな理由があるでしょう。

また、「給料が良いから」「安定的に働けるから」という理由で看護師を目指している方も多いかもしれません。

このような志望動機は、就職の面接で問われることが多い内容です。なりたい理由を明確にすることは、将来の働き方ややりがいにもつながるため、自分の気持ちと向き合い、改めて看護師を志したときの感情を思い出してみましょう。

2.面接で看護師になりたい理由を伝える際のポイント

就職時の面接で看護師になりたい理由を聞かれた際、どのような点に注意して伝えれば良いのでしょうか。ここでは主なポイントを2点紹介します。

具体的な体験を交えて話す

面接で志望理由を答える際は、自分の気持ちだけでなく、それに至った背景や出来事を具体的に話すと説得力が増します。

例えば、「中学の職場体験で病院を訪れ、患者さんを支える看護師の仕事に興味をもちました」「家族が入院した際、看護師さんの励ましに勇気づけられたのがきっかけです」など、自分だけのエピソードを交えると、面接官にしっかり思いが伝わります。

体験を通して感じた魅力や学んだことを、自分の言葉でていねいに説明することが大切です。

1分程度で簡潔にまとめる

面接で志望動機を伝える際は、長く話しすぎず、1分程度で簡潔にまとめることが大切です。だらだらと話してしまうと、伝えたい内容がぼやけてしまい、面接官の印象に残りにくくなってしまいます。

まず、看護師になりたい理由や目指したきっかけを簡単に述べ、そのうえで将来どんな看護師になりたいかを続けると、まとまりやすく好印象です。

3.履歴書・エントリーシートで看護師になりたい理由を伝える際のポイント

志望先に提出する履歴書やエントリーシートには、ほとんどの場合、志望動機を記入する欄があります。文章で看護師になりたい理由を伝える際は、以下のポイントを意識しましょう。

結論→理由→目標の順番で書く

履歴書やエントリーシートに志望動機を記入する際は、「看護を志望することへの決意」(結論)→「看護師を目指したきっかけ」(理由)→「どんな看護師になりたいか」(目標)という順番で書くと読みやすい文章になります。

結論を後回しにして、いきなり細かい理由や将来の目標を記載すると、伝わりづらい文章になってしまうため注意が必要です。詳しい例文は、この後の項目で詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。

200~300字で簡潔にまとめる

面接と同様、履歴書やエントリーシートに志望動機を書く際は、できるだけ簡潔にまとめることが大切です。採用担当者は多くの応募書類に目を通す必要があるため、できるだけ負担をかけないよう1分程度で読める文章量が理想です。

文字数は200~300字を目安とし、履歴書やエントリーシートに書ききれない想いは、面接の場でしっかり補うようにしましょう。

4.看護師になりたい理由の具体例

ここからは、看護師になりたい理由の具体例を紹介します。履歴書やエントリーシートに記入する際はもちろん、面接の返答でも参考になる内容ですので、ぜひチェックしてください。

困っている人の役に立ちたい

「苦しむ人を助けたい」「心細い人を勇気づけたい」など、「誰かのためになる仕事がしたい」という志望動機の具体例です。

  • 災害ボランティアで不安そうな高齢者に声をかけた際、安心した笑顔を見て力になりたいと感じた。
  • 体調不良の友人を介抱した際、ありがとうと言われた経験が忘れられなかった。
  • 小児病棟の看護師が子どもに優しく寄り添う姿を見て、自分もそんな存在になりたいと思った。

責任ある仕事がしたい

看護師の仕事内容は、ときに患者さんの命に関わることもあります。他の仕事では経験できないような、重い責任感に魅力を感じたことを志望理由とするときの具体例です。

  • アルバイトで後輩指導を任されたとき、責任ある立場で動くことで達成感を味わった。
  • 学生時代、野球部のマネージャーとして仲間の健康管理や応急処置に携わる機会があり、人の健康を守る責任の重さを実感した。
  • 災害時の医療現場をテレビで見て、看護師として状況判断し人を守る責任ある役割に憧れた。

専門的なスキルを身に付けたい

看護師の業務は「業務独占」と呼ばれ、看護師免許や医師免許など特別な資格をもつ方以外は行えない専門性の高い内容です。他の職業にはない、専門的なスキルを身に付けたくて看護師を志した場合の具体例です。

  • 身近な人が体調を崩したとき、正しい医療知識があればもっと支えられたと感じた。
  • 災害のニュースを見て、多くの人を助けられる専門知識を身につけたいと思った。
  • 長く人のために働き続けるため、専門的な知識と技術を身につけたいと考えた。

自分や家族の医療体験

自分や家族が医療機関のお世話になったことをきっかけに、看護師を志したという場合の具体例です。

  • 幼少期に大きな病気で入院した際、看護師の優しさと励ましに支えられた経験が忘れられない。
  • 祖母の入院中、看護師の細やかなケアを間近で見て、自分も人を支える存在になりたいと感じた。
  • 家族が手術を受けた際、不安そうな私たちに優しく声をかけ、ていねいに状況を説明してくれる看護師の姿に感動した。

身近な人物が看護師だった

両親や兄姉、親戚など、身近な人物が看護師の場合は、その姿に憧れを抱き、自分も同じ道を目指したいと感じる方も多いでしょう。身近に尊敬できる看護師がいることを、志望動機とする場合の具体例は次のとおりです。

  • 母が看護師として働く姿を幼い頃から見て、人の役に立つ仕事に憧れるようになった。
  • 姉が看護師で、医療現場の大変さとやりがいを教えてもらい、自分も挑戦したいと思った。
  • 親戚の看護師から話を聞き、自分も誰かを支える仕事がしたいと感じた。

安定した業界で長く働きたい

看護師は景気に左右されにくく、資格があれば全国どこでも働くことができます。また、「病院・介護施設・学校・企業・行政」など活躍の場が多いのも魅力です。

ただし、安定性だけを強調すると、あまり良くない印象を持たれる可能性もあるため、次のように伝えるのがおすすめです。

  • 高齢化が進む中、看護師は必要とされ続ける職業だと考えた。
  • 医療は社会に欠かせない分野であり、人の役に立ちながら長く働ける点に魅力を感じた。
  • 困っている人の力になりながら、自分の生活も安定させ、社会に役立つ仕事を続けたいと思った。

5.看護師になりたい理由を伝える際のNG例

看護師になりたい理由を伝える際は、避けるべき内容や表現があります。面接官や採用担当者に悪い印象を与えないよう、NG例をしっかり確認しておきましょう。

安定性や収入面のメリットを強調する

雇用や収入が安定していることは看護師の大きなメリットであり、それが志望動機になっているという方も少なくないでしょう。しかし、それを強調しすぎるのは好ましくありません。

なぜなら、看護師は患者さんの命や生活に関わる重い責任を担っており、仕事への高い意欲と適性が求められるからです。もしも、安定性や収入面のメリットだけを強調してしまうと、「看護師の仕事内容には魅力を感じていないのではないか」と感じさせてしまう恐れがあります。

そのため、安定性や収入面が志望動機という場合は、次のような表現に言い換えて仕事への意欲をアピールするのがおすすめです。

  • 安定した環境で学び続けたい
  • 必要とされる存在として、長く社会に貢献し続けたい
  • 努力を評価してもらえる環境に魅力を感じた
  • 安定した環境は、働く意欲や学び続ける原動力になる

誤解されやすい志望動機は、ストレートに伝えるのではなく、その背景にある責任の重さややりがいに焦点を当ててまとめると良いでしょう。

テンプレートをそのまま使用する

看護師になりたい理由を伝える際、テンプレートをそのまま使うのはおすすめできません。テンプレートは誰にでも当てはまる内容であることが多く、熱意が伝わらないうえ、印象に残りにくくなってしまうからです。

大切なのは、看護師という仕事に惹かれた具体的な理由を、自分の経験や価値観と結びつけて言葉にすることです。テンプレートや例文はあくまでも参考とし、心の通った自分だけの言葉で語ることを意識しましょう。

自分の弱みを伝える

例えば、「気の弱さを克服するため看護師を目指しました」「コミュニケーションが苦手なので明るい看護師に憧れています」など、自分の弱みを強調しすぎると、マイナスな印象を与えてしまう可能性があるため注意が必要です。

志望動機は「何を学びたいか」「どう貢献したいか」を前向きに伝えることが大切です。もしも、面接で「弱み」を聞かれた場合は、「それをどう乗り越えたいか」「今どう努力しているか」まで伝えると、前向きな印象に変えることができます。

6.看護師になりたい理由を明確にするには

看護師の志望動機は人それぞれですが、中には「何となく看護師を目指している」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、「特に理由はない」と思っていても、実際はきっかけや思いを忘れているだけかもしれません。

そこで、ここでは看護師になりたい理由があいまいになってしまった方へ向けて、志望動機を明確にするための方法を3つ紹介します。

看護師という職業を意識したときの気持ちを思い出す

例えば、「幼い頃に病院で優しく寄り添ってくれた看護師がいた」「家族の介護を看護師がサポートしてくれた」「テレビドラマで患者と向き合う看護師の姿に心を動かされた」など、自分が看護師に出会ったときの気持ちを思い出してみましょう。

看護学生である皆さんの心の奥には、初めて看護師という職業を意識したときの気持ちが残っているはずです。そうした経験を思い出すことで、自分らしい志望動機に気付ける可能性があります。

看護師のどこに魅力を感じるのかを考える

志望動機に迷ったときは、自分が看護の仕事のどこに魅力を感じるのかを考えてみましょう。

例えば「患者さんが回復していく姿をそばで見守れること」「患者さんの不安な気持ちに寄り添えること」「患者さんの健康や生活を支えられること」など、人によって心が動く瞬間は異なります。

病院での実習や身近な人の看病経験などを振り返り、どんな場面でやりがいや喜びを感じたかを探してみると良いでしょう。

将来、どんな看護師になりたいかをイメージする

志望動機が思い浮かばない場合は、これから自分が目指したい看護師像を考えてみるのも一つの方法です。

例えば「患者さん一人ひとりの気持ちに寄り添える看護師」「どんな状況でも冷静に判断して仲間から信頼される看護師」など、自分がなりたい姿をイメージすることで、その姿に近づきたいと感じた理由やきっかけを思い出しやすくなります。

未来の自分を想像することは、今の思いを整理することにもつながります。

7.まとめ

看護師になりたい理由は、一人ひとり異なります。大切なのは、自分の経験や想いを振り返り、相手に伝わる言葉で表現することです。志望動機に迷ったときは、本記事で紹介した例文を参考にしながら、自分らしい言葉を探してみましょう。

なお、志望動機は本格的な就職活動をスタートさせる前に準備しておく必要があります。また、スムーズな就職活動を行うには最新の情報を集めることが必要です。

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