栃木県立がんセンター

先輩情報

• がんセンターを志望した動機や、入職を決めた理由はなんですか
• 現在の仕事について教えてください
• どんなところに仕事のやりがいを感じていますか
• 仕事をするにあたって心掛けていることは何ですか
• 今まで仕事をしてきた中で印象に残っていることや、嬉しかったこと、良かったこと、苦労したことは何ですか
• 教育体制はどうですか
• 職場の雰囲気を教えてください
• 学生へのメッセージやアドバイスをお願いします

がんセンターを志望した動機や、入職を決めた理由はなんですか

家族ががんを患い、このことがきっかけでがんという病気に興味を持ちました。身体的にも精神的にも苦痛を抱える「がん」を患う患者さんに対し、自分なりの看護を行いたいと考えるようになりました。当センターはがんを専門にしており、ここでなら自分の学びたいがん看護を学べると感じ入職を決めました。また、学生時代の実習やインターンシップで病院内の雰囲気が良く、働きやすそうな環境であると感じたことも入職を決めた理由の１つです。

現在の仕事について教えてください

現在は日々勉強し、経験を重ね知識や技術を増やしている段階です。外科病棟であるため周術期の看護はもちろん、がん治療の代表でもある化学療法やその他多くの業務を行っています。がんにより苦痛を抱える患者さんは多く、少しでも苦痛を取り除き、その方らしく生きる方法を考え看護を提供しています。

どんなところに仕事のやりがいを感じていますか

患者さんの思いに寄り添い、必要な看護を考え実践し、喜んでくれたり明るい表情が見られた時、感謝された時にやりがいを感じます。辛い治療の中、身体的にも精神的にも苦痛を感じている患者さんの気持ちを汲み取り、自分にできる看護を実践することを心がけています。また日々学びがあり、業務もできることが増えることもやりがいの１つです。

仕事をするにあたって心掛けていることは何ですか

患者さんによって抱えている思いや症状は一人一人異なるため、その人の思いを汲み取り、その方に合った「個別性」のある看護を心がけています。看護師は、患者さんを最も近くで見守る存在であるため、今後も小さな変化に気が付き患者さんに寄り添った看護を提供していきたいです。

今まで仕事をしてきた中で印象に残っていることや、嬉しかったこと、良かったこと、苦労したことは何ですか

患者さんが「ありがとう」と言ってくれることです。身体的にも精神的にも苦痛を抱える患者さんに
対し自分に何ができるか考え実施した看護により、患者さんにとって少しの時間や効果であっても安
楽を与えることができた時は自分もとても嬉しく、頑張って良かったなと思えます。

教育体制はどうですか

適宜研修があり、先輩方に教えていただきながら知識や技術を学ぶことができています。技術の練習では研修の他に、病棟内でも練習の場面を作ってくれるので練習を重ね習得できる環境があります。また、新人１人にプリセプターが１人つき丁寧に指導を受け、質問や相談もしやすい環境です。

職場の雰囲気を教えてください

スタッフ全員が患者さん第一に考え、忙しいながらもみんなで声を掛け合い、1つのチームとして協力
し合いながら働いています。先輩にも相談しやすく、明るい雰囲気の中で働くことができています。

学生へのメッセージやアドバイスをお願いします

勉強や実習で忙しくて大変だと思いますが、学生時代に得た知識や技術は就職後も役に立つと実感しています。今頑張れば、就職してからもきっと自分のためになるので頑張ってください。
まずは国家試験に合格し、優しく熱心な先輩方ががんセンターで待ってるのでぜひ来てください。