看護職の仕事図鑑

専門看護師・認定看護師

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【専門看護師】大学院修士課程で学び看護学を牽引する深い知見を備える
【認定看護師】追究すると決めた分野で看護を深掘りするスペシャリスト

「専門看護師」ってどんな仕事?

専門看護師のイメージ

日本看護協会が認定する資格制度で、13領域ある「専門看護分野」のいずれかにおいて高度な知識と技術を身に付け、保健医療福祉の発展や看護学の向上に貢献することが期待されています。求められる役割は幅広く、卓越した臨床看護を実践するほか、ケア提供者へのコンサルテーション、保健医療福祉関係者のコーディネーション、看護に関わる倫理的問題の解決、看護の向上を図るための教育活動や研究活動などが含まれます。まさに一般の看護師を教え導く「看護の先生」だといえるでしょう。
実務経験が通算5年以上(うち3年は専門看護分野の実務経験)あり、看護系大学院修士課程を修了し、日本看護系大学協議会が定める専門看護師教育課程基準の所定の単位を取得したうえで、認定審査をパスすれば資格を取得することができます。

実際に働いている専門看護師の声

Good

老人看護専門看護師として病院で働くかたわら、看護学部の助教として学生を指導しています。臨床と教育の現場を行き来する生活は、看護学を深めるうえで理想的だと思います。
(40歳、大学病院勤務)

他の病棟からコンサルテーションを頼まれたり、勉強会の講師や学会のパネリストとして呼んでもらったりする機会が増え、院内外で活躍できる喜びがあります。
(35歳、市中病院勤務)

No Good

漠然としたあこがれで挑戦するのはお勧めできません。身に付けた知識を使って成し遂げたい目標があることで、初めて意味を持つ資格だと思います。
(41歳、大学病院勤務)

「認定看護師」ってどんな仕事?

認定看護師のイメージ

日本看護協会が認定する資格制度で、21領域ある「認定看護分野」から選んだ特定の看護分野において、熟練した知識と技術を用いて高いレベルの看護を展開できる看護師の養成を目的としています。一般の看護師の模範となるような臨床業務を実践するほか、技術指導やコンサルテーションにも対応することが期待されており、まさに現場を引っ張る「看護の職人」として活躍しています。
実務経験が通算5年以上(うち3年は認定看護分野の実務経験)ある看護師が、認定看護師教育機関で6か月の課程を修了、さらに認定審査をパスすることにより資格を取得できます。
なお、日本看護協会は、認定看護師制度を再構築する方針を打ち出し、認定看護師教育に特定行為研修を組み込むこと、認定看護分野を再編することを表明しています。

実際に働いている認定看護師の声

Good

がん治療薬の長足の進歩に触発されて、がん化学療法認定看護師資格を取得。専門性の高い分野だけに、体系的に知識を習得できた価値は大きかったと感じています。
(39歳、大学病院勤務)

高齢者の多い病棟で働いており、早期から認知症看護認定看護師をめざしていました。患者さんへの望ましい関わり方を仲間と一緒に模索し、共有する日々は、やりがいでいっぱいです。
(32歳、市中病院勤務)

No Good

猛勉強してやっと認定看護師になりましたが、給料面ではほとんど変化なし。お金目当てで頑張ったわけではありませんが、ちょっと残念な気もします。
(36歳、市中病院勤務)

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